「あの時は大変だったんです」と振り返るのは岡本鉄工の岡本圭司社長。あの時とは1995年に発生した阪神大震災のこと。神戸市内に本社工場を構える同社は海に近いところに位置しており、被害…続き
「会長に就任してからスタッフに対して言っているのは、顧客の側から来てくれるような、選ばれる船級協会になろう、ということです」と韓国船級(KR)の李洞哲(イ・ヒュンチュル)会長。「そ…続き
「地政学的緊張、規制の変更、より環境に優しい慣行への推進といった状況は、エネルギーや海事産業が直面する複雑な課題を浮き彫りにしています」とは、マレーシア・マリン&ヘビー・エンジニア…続き
JERAは豪州スカボローガス田の権益取得を発表した。このガス田のガス性状はCO2含有率が0.1%未満と非常に低い。「環境負荷の小さいLNGを確保することが可能です」とLCFバリュー…続き
大阪港と愛媛県東予港の間で就航する四国開発フェリーの“おれんじ えひめ”で一般向け見学会が開催された。佐伯伸志取締役大阪支店長は「親しみを持ってもらうためオレンジフェリーを通称とし…続き
「トラック事業者が『翌日配送』を売り出したのは1990年代半ばの辺りと思われます」と話すのは流通経済大学流通情報学部の矢野裕児教授。「企業がモーダルシフトを実施する上で、輸送コスト…続き
本紙の連載「海事分野の弁護士」にご登場頂いた小川総合法律事務所の中村紀夫弁護士と廣中太一弁護士は、同事務所の特徴を「小川洋一弁護士(故人)が船に乗っていたこともあって、歴史的に海難…続き
商船三井などが共同運営するフィリピンの商船大学「MOL・マグサイサイ・マリタイム・アカデミー(MMMA)」を案内してくれたのは、同校のアドバイザーを務める引間俊雄氏。校内では商船三…続き
IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果ガス)削減戦略改訂について解説した日本海事協会(NK)の三宅竜二専門研究員。「製造時などの排出量の多い燃料を船が使うことをIMOが認めるのは…続き
国土交通省海事局の佐藤克文船員政策課長は第9回海技振興フォーラムで、船員の健康確保に向けた取り組みの1つとしてメンタルヘルス対策を挙げ、「単に健康診断を行うだけでなくストレス度合い…続き
ナカシマプロペラはこのほど、エンジニアリング本部内にデジタルプロダクト開発室を開設した。同社は現在、推進装置のモニタリングシステムなどのデジタル関連の製品・サービスの研究開発を進め…続き
港湾貨物運送事業労働災害防止協会の藤木幸太会長は、「港湾人にとって最も大切なのが安全です。安全を抜きにして語ることはできません」と強調する。「港湾の現場から労働災害を無くしていくた…続き
日本中小型造船工業会は脱炭素化を見据えて異分野企業から知見を学ぶためのコンソーシアム活動を続けており、今回はメタノールに関する特別講演を実施。岩本泉専務理事は「業界でも注目度が大変…続き
「日本の強みや特徴というものを考えた時、船主業として日本船主の存在が独立して営まれている国はギリシャか日本ぐらいで、世界ではそれほどあるわけではありません」と第33回海事立国フォー…続き
商船三井さんふらわあの松本淳執行役員は同社が運航するフェリーについて、「発着地の関西や九州はもちろん、瀬戸内海を通るので中四国の方々にもよく知っていただいていますが、旅客船のイメー…続き
「貿易業界の人材不足と地方の仕事不足という大きなミスマッチを埋めるのは、フルリモートという働き方だと思います」と語るのは、このほど設立された新会社HPS CONNECTの櫻井美雪社…続き
世界経済フォーラム総会で講演した韓国ハンファの金東官(キム・ドングァン)副会長。「当社は既存の業界の枠組みに挑戦し、イノベーションを先導して海運脱炭素化への道を切り開きます」と、海…続き
ワレニウス・ウィルヘルムセンのラッセ・クリストファーセンCEOは、23年第4四半期決算のオンライン説明会で、自動車船マーケットの見通しについて「この部門に大きな新造発注残があること…続き
連載「海事分野の弁護士」にご登場頂いた臼井総合法律事務所の臼井義眞弁護士。46年の長く幅広いキャリアの中で海事分野の思い出として大手損害保険会社の海事部門の顧問時代に、「担当者の方…続き
「人材確保は常なる課題。やることは時代に沿って変わってきていますが、魅力を高めて、発信し、処遇や職場環境を改善すること、こうした基本は大きくは変わりません」と国土交通省海事局の田村…続き