世界のタンカー船隊は高齢化が進むが、高齢船には制裁対象国の輸送に従事するダークフリートとして活躍の場が残る。タンカー船社のインターナショナル・シーウェイズのロイス・ザブロッキー社長…続き
「人材確保・育成の取り組みとして進水式・工場見学会を継続的に実施していますが、さらに工夫を重ねて、若者の心に届く情報発信の仕方を考えています」と日本中小型造船工業会の岩本泉専務理事…続き
環境省は洋上風力発電のモニタリングの検討会で第1回会合を開催。座長に選ばれた法政大学の田中充名誉教授は「洋上風力のアセスメントは制度面の改正や見直しは進んでいますが、環境面の知見が…続き
誠海事は同社で初めてとなる新造バンカー船“紬”を関係者にお披露目した。紫色の船体について、松本誠社長は「社員が和を意識したデザインを考えてこの色に決まりました。こんなに鮮やかなカラ…続き
危険物倉庫大手の築港が13日、創業100周年を迎えた。瀬戸口仁三郎社長は「いまは危険物が多いですが、最初は油の取り扱いからでした」と話す。当時、潤滑油や燃料油などはすべて輸入。船積…続き
海事都市の首長との会合に出席した愛媛県選出の山本順三参議院議員。「私は今治の出身で、海事産業、特に造船が厳しい状況になると町が真っ暗になってしまうことを体験してきました。海事産業を…続き
ウォーターフロント協会はみなとまちづくりで地域活性化などの成果を得た事例で中心的役割を担った人を「みなとまちづくりマイスター」に認定している。みなとまちづくりマイスター選定委員会の…続き
TMI総合法律事務所の海事プラクティス・グループは、新たな試みとしてシンガポールオフィスに海事弁護士を常駐させた。同グループを率いる長田旬平弁護士は「別件でシンガポールに出張した際…続き
「佐伯市は人口6万6000人、面積903k㎡の街で、面積は九州でナンバー1の市町村となります」と話すのは佐伯市の田中利明市長。海や山の豊かな自然に囲まれた同市では農林水産業とともに…続き
4〜6月期業績説明会でケープサイズ・バルカーの船隊整備について「新造価格は日本では7500万ドル以上で推移しており、現時点では到底無理です。当面は金利が高いため、手を付けたくありま…続き
「日本はアジアで最も東に位置しており、特に北米・中南米に向けたコンテナ船の寄港地として非常に有利な位置にあります。より多くのアジアのコンテナ貨物が日本の港湾を経由することでネットワ…続き
日本の漁業市場が縮小傾向にある中、「デジタル分野の新進気鋭の若手がデジタル技術を駆使して市場に参入してきています」と古野電気の古野幸男社長。「私を含め、業界に通じた人間は成熟した市…続き
プロダクト船社ダミコ・インターナショナル・シッピングは決算発表の中で4~6月期のスポット船の日建て用船料換算収益が四半期のレートとして過去最高を示したと明かした。カルロス・ディ・モ…続き
造船所は人材採用が大きな課題。「当社は九州の高校からの採用が多かったのですが、九州はいまは半導体産業の採用と、囲い込みもあり、難しくなってきています」と内海造船の寺尾弘志社長。採用…続き
造船業をはじめとする海事産業を基幹産業とする自治体の首長が参加する「海事産業の未来を共創する全国市区町村長の会」はこのほど都内で国会議員との会合を開催。代表世話人の徳永繁樹今治市長…続き
北海道松前沖の協議会はこのほど、洋上風力促進区域への指定に合意した。松前町の若佐智弘町長は協議会で、「地域振興策は今後、公募事業者から具体的な提案をいただくことになりますが、漁業振…続き
「当クラブは年間を通じさまざまなイベントがありますが、今年は東京、さらには台湾とアジアでもイベントが予定されています」とブリタニヤ・ヨーロッパ日本支店の井田充彦代表。昨年は東京事務…続き
海上交通システム研究会がEV(電気自動車)搭載の自動車船火災事故をテーマに神戸で会合を開催した。同会のシニアアドバイザーを務める岡本洋氏が講演。今年97歳と紹介されて、「耳が遠くな…続き
液化二酸化炭素(LCO2)運搬船“えくすくぅる”でシップ・オブ・ザ・イヤー「技術特別賞」を受賞した山友汽船。「私事ですが、私は昭和48年に航海士として山下新日本汽船に入社し、石炭と…続き
2025年3月期業績予想を上方修正した商船三井。紅海の航行開始時期の前提を後ろ倒しにしたほか、下期の為替前提を1ドル=140円から150円へと円安方向に見直した。濱崎和也取締役専務…続き