「LNG船の採算にも一通りめどがついて、商船事業のネガティブ要素は消し切ったと思っています」と話す三菱重工業の木村和明副社長。強化を図るフェリーやRORO船、官公庁船などの高密度艤…続き
神戸大学海事科学部の練習船“深江丸”は、学生の教育実習だけではなく、「データを取得するために研究航海したり実験したりしています」と語るのは渕真輝准教授。最近は他大学の学生が乗船する…続き
日本郵船が先週開催した定時株主総会で、内藤忠顕社長は企業のトップとして重視していること語った。「株主はもちろんお客様、取引先、社会、従業員が大事ですが、その利害は必ずしもいつも一致…続き
海洋開発市場の低迷で厳しい環境にあったシンガポールのセンブコープ・マリンだが「長いトンネルを抜け、回復の兆しが現れています」とハッサン・マリカン会長。「まだ競争は厳しいですが、この…続き
横浜で開かれた試験輸送・初出荷セレモニーで「既に中国発欧州向けの鉄道サービスを手掛けていますが、日本で船積みされたコンテナをそのまま中国で鉄道に積み替え欧州まで運ぶことは、これまで…続き
三井E&Sマシナリーが単一機種によるディーゼル機関の累計生産1億馬力を達成した。堤広行玉野機械工場長は「デンマークのB&W社(現在のMANディーゼル&ターボ)のライセンスを得て製造…続き
ドイツ船主で船舶管理業大手であるシュルテ・グループのイアン・ビベレッジCEOは今年1月から船舶管理会社ベルンハルト・シュルテ・シップマネジメントのCEOも兼務することになった。「東…続き
日本船舶電装協会が開催した総会後の懇親会で、国土交通省の宮武宜史大臣官房技術審議官があいさつ。50周年を迎えた協会について「50年前は日本の造船業が世界一になっていましたが、電装品…続き
“MOK/SPEED”―。商船三井近海の名刺に今月末以降、新たなロゴが刻まれることになりそうだ。「鋼材オペレーターとしての地位さえ守っていればいい、という意識は変えていかなければな…続き
「今年8月23日で創立70周年を迎えます」と話すのは日本港運協会の久保昌三会長。「過去を振り返ると、その時々の課題を日港協、労働組合、海運、荷主、行政を含めた枠組みの中で解決し、港…続き
英国がEU(欧州連合)から脱退する“ブレクジット”が着々と近づいている。「海事産業には貿易だけでなく、保険や金融などさまざまな影響が予想されています」とIHS社のニコラ・グッド・エ…続き
「優秀な人材にこの業界に来て頂くためにはどうすればよいか、もっとみんなで考えなければなりません。そのためにはやりがいがあってチャレンジングであることが大事です」と海事業界の技術系の…続き
「再編で船社数が減った結果、顧客からも船社に対する考え方は変わってきていると感じる」。そう話すのはエバーグリーン・マリン・コーポレーションの張正鏞董事長。「サプライチェーンにおける…続き
「私が生まれ育った玉野市のように、かつては造船城下町と呼ばれた地方都市が日本各地にありました」と日本造船協力事業者団体連合会の前田和彦会長。現在は多くの地方都市で高齢化と人口減少が…続き
「規模が大きいことが常に良いとは限らないし、小さいことが常に劣っているとも限らない」。そう話すのは、ヤンミン・マリン・トランスポートの謝志堅董事長だ。コンテナ船社の再編と競合他社の…続き
「登山が好きで、学生時代はザイルをかついで1人でよく登っていました」と若き日の趣味を振り返るのは、日本郵船の須田雅志経営委員。結婚以来ご家族から危ないと心配され中断しているが、「時…続き
「自動車物流グループ長時代は担当柄ほとんど海外出張に出ていましたが、今は国内出張が月に1、2回程度ですので、旅芸人を脱却してだいぶ地に足がついてきました。ただ、自動車船のグループ長…続き
日立造船と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、次世代浮体式洋上風力発電システムのバージ型浮体を堺工場で完成させ公開した。日立造船の藤田孝風力発電事業統括部長は「当社は…続き
ギリシャの海事展ポシドニアでは、開会式の首相のスピーチが20分以上にわたりギリシャ語だけだったことが話題に。「私も出席していましたが、参りました。全然わからん」と笑う日本船舶輸出組…続き
「今まで培ってきたビジネスが技術をベースに、環境やハイテクノロジーの新領域に挑戦していきます」と関西ペイント石野博代表取締役社長CEO。同社は先月、創業100周年を迎えた。石野社長…続き