島嶼国インドネシアは、新造船の潜在マーケットとして長らく期待されてきたが、なかなか実現していない。「今後2000隻の新造船の建造が必要とも試算していますが、実現するうえではまだ課題…続き
「舶用エンジンに求められるのは高いエネルギー効率です」と新潟原動機の矢矧浩二社長。同社は自前によるディーゼルエンジンの生産を開始してから来年で100年を迎える。同氏は「ものづくりに…続き
「海洋開発などの分野で新たなイノベーションを起こすときにポイントとなるのは“異分野の融合”です」。こう話すのは日本財団の海野光行常務理事。技術開発を推進するためにオイルメジャーが組…続き
商船三井の川野正輝名古屋支店長は今年4月に就任した。今年はコンテナ船営業の人員がオーシャン・ネットワーク・エクスプレスに移行したこともあり、新たな形で支店の役割を見出そうとしている…続き
2025年の国際博覧会(万博)の開催地が11月に決まるが、候補地による招致合戦がかなり激しくなっているようだ。大阪への誘致を進めている関西経済連合会の松本正義会長は会見で「楽観は一…続き
「大型化によって昨年の取扱量は好調でしたが、今年も引き続き堅調に推移しています」と話すのは、オーシャントランスの飯田一雄常務取締役。同社は2016年に運航フェリー4隻を新造船にリプ…続き
実海域性能評価やビッグデータ共同活用のオープンプラットフォームなど、海事クラスターの共同研究プロジェクトが広がっている。「当社も積極的に参加して、研究の一翼を担っています」とサノヤ…続き
「贅肉をすべて落とし、これからが本当のスタートです」と話すのは、三光汽船の管財人に就任して以来経営再建の舵をとってきた田端仁一社長。合理化が完了し、市況が上向きつつある中で今後は人…続き
中国・揚子江船業との合弁事業を決めた三井E&S造船。「先方は日本に研修生も派遣したり以前から日本の造船との連携を考えており、日本の大手と組むのが長年の夢だったそうです」と古賀哲郎社…続き
新エネルギーとして注目される水素。その国際輸送の実証事業が進行中だ。次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合の遠藤英樹理事長は「水素社会の実現に向けて重要なプロジェクトになります」…続き
オーシャン・ネットワーク・エクスプレス・ジャパンは先週、邦船社として初めて“日本の食品”輸出EXPOに出展した。「アクティブCAコンテナなどを始め、日本発着のリーファー輸送サービス…続き
「今年の新造船マーケットは年初の期待とはほど遠い状況で、非常に厳しいです」と話すサノヤス造船の渡辺義則専務。「海運市況は緩やかな回復基調にありますが、年初にはもう少し大きな上昇を期…続き
船舶の建造や運航の現場にIoT(モノのインターネット)を取り入れる動きが盛んだが、「一方で船舶の検査・測度はまだ手つかずの分野でした」と話すのは、国土交通省海事局の沖本憲司検査測度…続き
「今日の段階では、台風がどう進路をとるかまだわからないな」と、パソコンで表示された天気図から顔をあげるのは堺泉北埠頭会社の中田憲正社長。訪れたのは台風の発生直後のころ。気象予報士の…続き
日本内航海運組合総連合会の加藤由紀夫理事長は、9月28日の日生地区海運親睦セミナーで講演するため初めて岡山県を訪れ、「母方の曽祖父が備前市の伊部に住んでいたことがあり、その話を久本…続き
「将来的には中古買船や新造発注などで自社船を保有し、運航規模を徐々に拡大していきたいと考えています」。こう意気込むのはNSユナイテッド海運のシンガポール子会社、NSユナイテッド・バ…続き
「インライン式と呼ばれる真っすぐな筒状のスクラバーを生産しているメーカーは世界でも数社しかいません」とデンマークのSOxスクラバーメーカーであるピュアテックのアンダース・N・ジェン…続き
川崎汽船の浅川敦氏は昨年10月名古屋支店長に就任した。これにより、現在は関西支店長との兼任となり、関西と名古屋を行き来している。名古屋への赴任は3回目。「若手のころに赴任した20年…続き
世界に大手と呼ばれる船舶管理会社は複数存在するが、その中でもVシップスを擁するVグループはプライベート・エクイティー(PE)が出資しているのが特徴。PEが船舶管理会社を保有するメリ…続き
「信託銀行は船舶、不動産、株式といったアセットを扱うビジネスで、これらの目利きが競争力だと考えています」と話すのは、三井住友信託銀行の尾中浩一常務執行役員。同行は国内船主約100社…続き