「今回の運賃交渉で、BAFのフローティング化は必須と捉えています」。そう話すのはA・P・モラー/マースクの西山徹北東アジア地区最高経営責任者だ。「海外では1月更改が多く、SOx規制…続き
「昨年末に石井啓一・国土交通大臣とベトナムのプロペラ工場で、日本で研修を終えたベトナム人技能工が活躍する様子を見学しました」と話す国土交通省の水嶋智海事局長。「石井大臣は技能工の方…続き
「われわれは持っているということです」。神奈川県の黒岩祐治知事が、横浜船主会と横浜港運協会の賀詞交換会のあいさつで、決勝と準決勝2試合が横浜で行われる2019年ラグビーワールドカッ…続き
今年の造船業の見通しについて「受注環境も少し明るくはなってきましたが、まだまだ厳しそうですね」と北日本造船の東徹社長は話す。環境規則の開始を前にして、マーケットの見通しはつきにくい…続き
「ドローンなどの先端技術を船舶検査に活用することで、検査時間の短縮化や検査官の省力化が期待できます。検査時間が短くなれば船舶の不稼働日数を減らせるため、海運会社にとっての経済的なメ…続き
兵庫県港運関係14団体の賀詞交歓会の中締めで、神戸海運貨物取扱業組合の須藤明彦理事長があいさつに立った。昨年の台風により神戸港が大きな被害を受けたことに触れて、「復興に向けて大きく…続き
「コンテナ船型には流行のようなものがあるのかもしれません」と日本郵船調査グループの山田喜之グループ長。同社が昨年公表した「世界のコンテナ輸送と就航状況(2018年版)」によると、1…続き
「バラスト水処理装置の米国沿岸警備隊(USCG)承認取得までに7~8億円程度かかりました」と、パナシアジャパンの李ミンゴル代表取締役社長は同承認取得の苦労を語る。パナシアはUSCG…続き
13年間務めた社長を昨年末を持って退任した東神インターナショナルの丸山博史会長。「邦船社の社長をはじめとする役員の皆さんも、私よりも若い方が大半になってきました。当社も私より一回り…続き
「船は問題が起きてしまうと話題に上りやすいですが、逆に一番順調な船の船名は目立ちません」と三菱鉱石輸送の鈴木一行社長。そこで同社は昨年、自社の管理船で年間パフォーマンスが最も高かっ…続き
「横浜港運協会会員店社にとって1月4日は、日曜でも月曜でもとにかく会うために賀詞交換会を行っています」と話すのは横浜港運協会の藤木幸夫会長。「横浜港の休みは元旦1日のみで、仕事自体…続き
「平成の30年間を振り返ると、未曾有の好況に沸いた時期もありましたが、総じて円高・長期不況による厳しい経営環境でした。日本船主協会・日本造船工業会の会員各社はこれらを必死で乗り越え…続き
「円高は気になりますが、燃料油価格が下がっているのは良い材料です」と話すのは商船三井の芦田昭充名誉顧問。2019年は米中貿易摩擦などにより世界経済に不透明感が漂う始まりとなったが、…続き
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の千葉光太郎社長は年頭あいさつで「この戦いに生き残っていくためにも、五感を最大限に研ぎ澄まし、置かれている状況を正確に認識した上で、常に最適な対…続き
今年の近海船マーケットを、「貿易摩擦の拡大で中国景況感の悪化が懸念されますが、一方で貿易摩擦の影響による迂回輸送や代替輸送の増加などで運賃の上昇は間違いないのではないでしょうか」と…続き
関西の経済団体や大阪府市による新年互礼会で、大阪商工会議所の尾崎裕会頭があいさつに立ち、2025年国際博覧会(万博)の大阪開催が決まったことを受けて、「街を通る人は楽しそうに歩いて…続き
「長期安定収益の確保を目標とし、でき得る形で選択と集中を図りながら事業展開していきます」と川崎汽船の油槽船事業の方針を話すのは大川智之執行役員。今年創立100周年を迎える同社は、油…続き
「昨年末いろいろなことがありましたが、1つだけ言わなければいけないのが、神戸製鋼がラグビーで日本一になったことです。本当にうれしい出来事ですね」と基幹労連の神田健一委員長。傘下労組…続き
「今年は当社が自動車輸送に本格的に取り組み始めてからちょうど50年の節目でした」と話す、川崎汽船の横山信之執行役員。同社は1968年にトヨタ自動車初のカー・バルカー(自動車・ばら積…続き
硫黄分0.5%以下の燃料油(適合油)に関しては、「バンカーサプライヤーから供給される際の燃料油の質が問題になります」と高崎講二九州大学名誉教授。今の販売システムでは必ずバンカーサプ…続き