「NO!」。コンテナ船は2万TEU型より大きくなりうるか、との質問に対し、A・P・モラー/マースクのソレン・スコウCEOは即答した。「2万TEU型船はジャンボジェットと同じ。コスト…続き
「今年4月の入社式は、初めてグループ合同で開くんです」とサノヤスホールディングスの上田孝社長。これまでホールディングス傘下の一部企業は個別に入社式を行っていたが、今年は一本化し、水…続き
名刺交換の折、「うちの名刺は地球環境を考え、原材料に木材ではなく石(石灰石)を使ったものを使用しています」と明かすのは、京浜を中心に港運関連事業を手掛け、展示会輸送に強みを持つ石川…続き
日本船舶技術研究協会が開催した脱炭素化セミナーで、国際海運GHGゼロエミッションプロジェクトのプロジェクトマネージャーを務める日本海事協会(NK)の坂下広明副会長が、「IMO(国際…続き
洋上風力発電を促進する新しい法律の運用方法を議論する、経済産業省と国土交通省の審議会の委員会の座長を務めた足利大学の牛山泉理事長。中間とりまとめを受けて「洋上風力発電の促進は再生可…続き
日本港運協会の久保昌三会長は、「港湾荷役の遠隔操作化や自働化は、今後の就労人口の減少などを踏まえると避けては通れないが、導入には時間がかかるだろう」と述べる。「自働化や遠隔操作化は…続き
「記事で紹介いただいた直後、寄付や募金が増えました。海事業界の方々の温かみを改めて感じ、心から感謝しています」としみじみ話すのは、日本郵船の太田千秋製鉄原料グループ長。奥さまが犬の…続き
海賊対処の多国籍部隊である第151連合任務部隊で司令官を務めた経歴を持つ、防衛省統合幕僚監部の福田達也防衛計画部副部長。「私が派遣されたのは一昨年ですが、それまで過去15年間1件も…続き
先日、東京大学で「コンテナ輸送の過去・現在・未来」と題して講演した国際協力機構の古市正彦国際協力専門員は、「世界経済のGDPは過去20年間で4倍になりました。クルーグマンやドラッカ…続き
「資源大手の安全基準が厳しくなっていて、ドライバルク部門のオーナー、オペレーターの誰もが苦労されているのではないでしょうか」と同部門の現況を語るNSユナイテッド海運の矢口新常務。続…続き
「船舶の性能はあくまで実海域での性能」と話す今治造船の藤田均専務。「当社は自社建造船に船陸間通信システム『IBSS(アイビス)』を搭載して、実海域の性能のデータを収集してきました。…続き
「今はドレージ不足がサプライチェーンの大きな問題になっていますが、危険物倉庫の不足具合もそれと同じくらい問題なのでは」。丸一海運の逸崎健司執行役員東京統括部長はそう話す。同社は4年…続き
日本郵船はMTI、日本海洋科学と共同で船舶の着岸操船時の岸壁接触の危険性を可視化する支援システムを開発した。日本郵船の桑原悟船長は、着岸操船へのリスク評価は画期的な一方で「このよう…続き
営業本部長を務めるかたわら、家庭菜園を愛好する“サイエン”ティストの顔も持つ三井E&S造船の林慎一取締役。「トマトやナスなど本来なら苗作りを始めていなければいけない野菜があるのです…続き
商船三井は、電力向け一般炭輸送事業を手掛ける石炭船部の名称を4月1日付で変更する。「新しい名称は石炭・エネルギープロジェクト部、“石エネ”です」と話す担当役員の鍬田博文執行役員。「…続き
「ケミカル船も新造船の商談は、さっぱりですね。完全に止まっていますよ」と福岡造船の田中敬二社長。一時期までケミカル船は比較的発注が多かったが、商談が停滞している。「他の船種と同じよ…続き
神戸港のトランシップ・トライアル事業として、国際定期フェリー“新鑑真”とJR貨物を組み合わせて、上海から神戸港経由で関東まで輸送する試みが行われた。フェリー運航会社の総代理店である…続き
「約20万㎡の敷地を大阪市から借り受けていますが、これでも狭く感じます」。こう話すのは大阪港で石炭などのばら貨物や石油製品・化学品といった液体貨物の貯蔵事業などを展開する櫻島埠頭の…続き
釧路商工会議所の会頭などを務める三ツ輪運輸の栗林定正社長は、都内開催の釧路港セミナーで「昨年の夏、関東は記録的な暑さが続いておりましたが、その時の釧路はと言いますと、冷涼な気候が続…続き
「近年は中国造船所の建造船も性能が向上したと言われますが、見えにくい部分には粗さがあり、メンテナンス性で差が出るとも聞きます」と話すのは名村造船所の間渕重文取締役。「例えば、定期検…続き