「バラスト水処理装置の米国沿岸警備隊(USCG)承認取得までに7~8億円程度かかりました」と、パナシアジャパンの李ミンゴル代表取締役社長は同承認取得の苦労を語る。パナシアはUSCG…続き
13年間務めた社長を昨年末を持って退任した東神インターナショナルの丸山博史会長。「邦船社の社長をはじめとする役員の皆さんも、私よりも若い方が大半になってきました。当社も私より一回り…続き
「船は問題が起きてしまうと話題に上りやすいですが、逆に一番順調な船の船名は目立ちません」と三菱鉱石輸送の鈴木一行社長。そこで同社は昨年、自社の管理船で年間パフォーマンスが最も高かっ…続き
「横浜港運協会会員店社にとって1月4日は、日曜でも月曜でもとにかく会うために賀詞交換会を行っています」と話すのは横浜港運協会の藤木幸夫会長。「横浜港の休みは元旦1日のみで、仕事自体…続き
「平成の30年間を振り返ると、未曾有の好況に沸いた時期もありましたが、総じて円高・長期不況による厳しい経営環境でした。日本船主協会・日本造船工業会の会員各社はこれらを必死で乗り越え…続き
「円高は気になりますが、燃料油価格が下がっているのは良い材料です」と話すのは商船三井の芦田昭充名誉顧問。2019年は米中貿易摩擦などにより世界経済に不透明感が漂う始まりとなったが、…続き
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の千葉光太郎社長は年頭あいさつで「この戦いに生き残っていくためにも、五感を最大限に研ぎ澄まし、置かれている状況を正確に認識した上で、常に最適な対…続き
今年の近海船マーケットを、「貿易摩擦の拡大で中国景況感の悪化が懸念されますが、一方で貿易摩擦の影響による迂回輸送や代替輸送の増加などで運賃の上昇は間違いないのではないでしょうか」と…続き
関西の経済団体や大阪府市による新年互礼会で、大阪商工会議所の尾崎裕会頭があいさつに立ち、2025年国際博覧会(万博)の大阪開催が決まったことを受けて、「街を通る人は楽しそうに歩いて…続き
「長期安定収益の確保を目標とし、でき得る形で選択と集中を図りながら事業展開していきます」と川崎汽船の油槽船事業の方針を話すのは大川智之執行役員。今年創立100周年を迎える同社は、油…続き
「昨年末いろいろなことがありましたが、1つだけ言わなければいけないのが、神戸製鋼がラグビーで日本一になったことです。本当にうれしい出来事ですね」と基幹労連の神田健一委員長。傘下労組…続き
「今年は当社が自動車輸送に本格的に取り組み始めてからちょうど50年の節目でした」と話す、川崎汽船の横山信之執行役員。同社は1968年にトヨタ自動車初のカー・バルカー(自動車・ばら積…続き
硫黄分0.5%以下の燃料油(適合油)に関しては、「バンカーサプライヤーから供給される際の燃料油の質が問題になります」と高崎講二九州大学名誉教授。今の販売システムでは必ずバンカーサプ…続き
今年8月、韓国・釜山港湾公社の新社長となった南奇燦氏。「トランシップ貨物を増やしていくためには、利用者の要求に柔軟に応える体制が必要です。釜山港はこの要求に対し最も有効的に対応して…続き
「先日、欧州港湾へ情報化の取り組みの調査に行きましたが、改めて日本でも港湾の電子化に臨んでいきたいと思いました」と話すのは、慶應義塾大学の神成淳司教授。「世界的にデータの獲得競争が…続き
「初代帆船“日本丸”は54年の長きにわたり、旧航海訓練所の練習船として船員養成のための実習訓練を担ってきました。1984年の引退後は横浜港のシンボルとして、市民の皆様に親しまれてい…続き
「大学に入ったらアメリカンフットボールを一緒にやろうぜ。予備校時代の仲間とそう話していました」。NYKバルク・プロジェクトの津野泰明執行役員はこの言葉どおり、大学時代は体育会アメリ…続き
今年に入り、日本コンセプトとの間でタンクコンテナ事業の強化に向けた資本業務提携を締結した商船三井。港湾・ロジスティクス事業部の桜田治部長は「物流関連ではさまざまな分野でシナジーが多…続き
「まだ竣工前なので少し気が早いですが、事務所の入口に建造中の3万8000立方㍍型LPG船の模型を飾っています」と名村造船所の間渕重文取締役。同社の東京事務所に展示されているのは、約…続き
「海運の重要性を広く人々に理解してもらうことは、国際競争力の強化や税制の改善、優秀な人材の確保という観点で大切なことです」と定例記者会見で述べた日本船主協会の武藤光一会長。「船協で…続き