「日本が島国である限り、内航海運が健全な形で発展し、日本に必要な荷物を運び続けることが不可欠なのだと痛感します」と話す、早稲田大学法学学術院の河野真理子教授。「一方、現在新型コロナ…続き
「こんなマーケットは今まで見たことがない。初めてではないでしょうか」。現在のコンテナ船マーケットについて、驚きをもってそう話すのはオーシャン・ネットワーク・エクスプレス・ジャパンの…続き
特殊船の建造を得意とする三浦造船所では、北海道紋別市向けの流氷観光砕氷船“ガリンコ号Ⅲ”を現在建造中だ。アルキメディアン・スクリューというドリル状の砕氷ローターを搭載した船で、「今…続き
東日本大震災で被災した気仙沼の漁船造船所4社が共同で立ち上げたみらい造船に、新たにケーヤードが合併することになった。「このたび準備が整い、8月7日に合併契約を結びました」とみらい造…続き
「保守的なシナリオの下でこれだけの利益と自己資本を達成できる体質になれば、再び新型コロナウイルス級の危機が来ても屋台骨が揺らぐことなくしっかりと事業を継続できる会社になることができ…続き
「主要な海事労働団体や組合が求めていた乗組員の交代の促進や船員をキーワーカーと認めることで12カ国の合意を得るほど深刻な事態となっています」と話すのは、船舶管理業大手のトーム・グル…続き
新日本海フェリーが京都舞鶴港に就航して50周年を迎えたことを記念して、京都府の西脇隆俊知事は同社の入谷泰生社長に感謝状を贈呈した。懇談の場で西脇知事は「高校の修学旅行のとき、小樽か…続き
「最近、『Siri』(スマホのアシスタント機能)を使った音声入力に習熟しました」と話すのは商船三井の橋本剛副社長。なんでも、朝のジョギング中に転倒して手首を骨折してしまったとのこと…続き
「過去10年で最も良い業績を残すことができた。イスラエル船社ZIMのエリ・グリックマンCEOは、自社の第2四半期業績についてそう話す。第2四半期の業績は、過去10年での記録を更新し…続き
川崎汽船と仏航空機メーカー大手エアバスの子会社エアシーズ社は、風力を船舶の推進力に利用する自動カイトシステム「Seawing(シーウィング)」の設計基本承認(AIP)を日本海事協会…続き
「新型コロナウイルス感染症の拡大は、真のグローバリズムは何かというという問いを投げかけました」と神戸大学の武田廣学長。今後求められるのは、「単に国境を超えるという意味でのグローバリ…続き
今年7月のシアトル港・タコマ港のコンテナ取扱量は、前年同月比17.2%減と大きく減少した。両港を運営するノースウエスト・シーポート・アライアンス(NWSA)のジョン・ウルフCEOは…続き
「観光業は政府の成長戦略の1つであり、地域経済や雇用にも影響が大きい。コロナ禍を乗り切って、観光産業をどう残していくかが課題です」と話すのは7月に就任した蒲生篤実観光庁長官。クルー…続き
「私個人としては、クライアントと直接会う機会が持てないことが、今回の新型コロナウイルスの影響の中では他の何よりも大きな問題です」とサムスン重工業の金慶爀(キム・ギョンヒョク)造船海…続き
イーグルバルク・シッピングのゲイリー・ボーゲルCEOは2020年第2四半期決算のオンライン説明の冒頭あいさつし、船員の交代について「新型コロナウイルス感染拡大で、大きな障害がありま…続き
日本郵船はこのほど、大型ばら積み船が津軽海峡で旅客船と衝突する事故が発生したという想定で重大事故対応訓練を実施した。新型コロナウイルス問題を受けて在宅勤務が導入されるなかで行われた…続き
6月就航のRORO船“豊洋丸”が内航船省エネルギー格付制度で最高評価の5つ星を取得した内海造船。「水槽試験は年間10回以上実施しています。出費は大きいですが、省エネはお客さんからも…続き
「日本の造船業が国際競争の中で生き残っていくためには、生産効率の大幅な向上と、さらなる企業連携が必要だと認識しています」と話す、海上技術安全研究所国際連携センターの宮崎恵子副センタ…続き
神戸港湾教育訓練協会が先日、臨時総会を開催して清算に関する決算報告を行い承認した。佐伯邦治会長に感想を尋ねると、協会の設立当時について触れた。国内で初めてコンテナ船の荷役が神戸港摩…続き
これまでのリモートワークを振り返り、「意外にできたと思う一方、まだしっくりいかないところあるので、100点満点中70~80点というところです」とNYKバルク・プロジェクトの野瀬素之…続き