「現時点で、海上輸送の混乱解消に向け、明るい見通しを示しにくい、というのが現状です」。先日、顧客向けウェビナーを通じてコンテナ輸送の現況を紹介したマースクの高野賢営業本部長はそう話…続き
ケミカル船の船隊整備を継続的に行っているフェアフィールド・ジャパン。吉居正男社長は「現在東京で保有・管理する船は12隻ですが、来年末までに6隻、さらに最大で6隻が新たに加わり、倍増…続き
石油メジャーもゼロエミッション目標を掲げる中、海洋開発市場はどうなるのだろうか。「脱炭素トレンドの一方で、大水深の油田開発の新規案件開発には根強い意欲を感じています」と三井海洋開発…続き
新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした、世界的な空コンテナ不足、サプライチェーンの混乱について「現在の状況は1年前よりもはるかに深刻です」と語るスウェーデン・イエーテボリ(ゴーテ…続き
コロナ禍で1年延期された「EURO2020」が11日に開幕した。サッカーファンというBIMCO(ボルチック国際海運協議会)のピーター・サンドチーフシッピングアナリストは「EURO2…続き
6月末に三菱化工機の社長に就任予定の田中利一取締役。2021年3月期決算の説明に立ち、新型コロナウイルスの影響と対策について、「国内は顧客との直接の面談が難しい局面がありましたが、…続き
「東京港は物流機能のみならず、生活空間や憩いの場などが一体化した都市型総合港湾となっていますが、海上公園はその一翼を担います」と話すのは、東京港埠頭会社の服部浩社長。「足元では新型…続き
「ドライバルク市況はおよそ10年ぶりに良いスタートを切りました。マーケットの先行きについても楽観視しています。新造発注が低水準に抑えられているため、船腹の伸びは限定的です。需要面で…続き
新型コロナウイルス感染拡大の影響が続いて緊急事態宣言が再延長され、クルーズ客船の運航再開はまだ見通せない状況だ。再開にあたってのポイントとして、大阪府立大学の池田良穂名誉教授は、「…続き
IMO(国際海事機関)の第76回海洋環境保護委員会(MEPC)が開幕する。就航船への温暖化ガス規制の採択がかかるが、「議論の焦点は、やはりCII(就航船の燃費格付け)制度」と斎藤英…続き
「日本の製紙会社の木材チップの調達先は、広葉樹が豪州、チリ、南アフリカ、針葉樹が米国、豪州などの中長距離ソースが多かったのですが、最近はベトナムが増えています」と日本製紙連合会の前…続き
神戸市は100%出資の新会社「神戸ウォーターフロント開発機構」を設立した。ベイエリアでは多くの再開発事業が進められているが、それぞれ連携を図って調和を持たせたまちづくりを整えること…続き
液化CO2輸送の事業化を進める商船三井。リトアニアで液化CO2輸出インフラ構築と水素生産の事業性の検討を開始した。中野宏幸常務執行役員は「リトアニアは環境先進国の1つ。国のサポート…続き
このほど韓国は、政府開発援助(ODA)の一環で海洋科学研究に関する機器をインドネシアに供与することを決めた。今回の供与額は約11億ウォンで、3次元水深測量や改定値総探査などが可能な…続き
「体を動かすことが好きなので、なるべく走るようにしています。元々中学と高校が陸上部で、長距離走をやっていたわけではありませんが、長距離を走ることは苦ではないので社会人になってからも…続き
「去年の水準と比べると、今では信じられないほど価格が上がってしまいました」。現在、世界中で不足感が強まる海上コンテナバン価格について、EFインターナショナルの中尾治美代表取締役はそ…続き
さまざまな人事制度改革を進めている川崎重工業。「ねらいは、モチベーションが高く、環境も与えられている『活躍社員』と呼ばれる社員の比率を上げることです」と橋本康彦社長。「グローバルで…続き
乾汽船は2020年度の業績説明会をオンラインで開催した。22年度までの3カ年の中期経営計画「BEYOND 120」で掲げた最終年度の利益目標を今年度に1年前倒しで達成できる見通しを…続き
「昇らない太陽はないと言いますが、ポストコロナの時代にはクルーズを楽しんでもらえる状況が来ると考えています」と話すのは東京都港湾局の古谷ひろみ局長。東京港では昨年、新たな客船ターミ…続き
5月にドイツで開催された、第12回国民海事会議。同国のアンゲラ・メルケル首相がスピーチし、新型コロナウイルス感染拡大の現状について「残念ながら、海事分野も大きな困難にぶつかっている…続き