「査定当局と厳しい折衝がありましたが、おおむね満足のいく結果を出せたと評価しています」。2022年度予算案の決定に当たりこう総括するのは国土交通省の髙橋一郎海事局長。「今年度の補正…続き
阪神港セミナーで阪神国際港湾会社の外園賢治社長は、現在について「国際貿易、コンテナ定期航路を取り巻く環境は、これまで経験したことのない変化、大きな混乱が見られ、先行き不透明です。多…続き
「われわれが果たしている責任を強く認識する契機になりました」。コロナに翻弄された2021年のコンテナ市況を振り返り、そう話すのはSITCジャパンの張立潔社長だ。「普段であれば空気と…続き
「近年は中国の荷主国としての台頭が目覚ましいですが、当社がアジアに進出して以来、日本がアジア最重要顧客であるという認識は全く変わっていません」と、今年移転した虎ノ門の新オフィスで話…続き
今年は日本造船業にとって大きな変動の年だった。M&Aなどで体制を整えたところに、新造船受注が回復し、新燃料船の発注も始まった。「日本の造船業が再成長へのスタートを切ろうというタイミ…続き
ロンドン証券取引所で新規上場(IPO)してから半年が経過した香港のハンディバルカー船社テイラー・マリタイム。IPOによる資金調達で積極的に日本建造の中古船を取得し、船隊規模は引き渡…続き
世界が脱炭素へと進む中で化石燃料への投資不足が懸念される一方、アラブ首長国連邦のアブダビ国営石油会社(ADNOC)は、2030年までに原油生産能力を増強しガス自給率を上げるため、掘…続き
新燃料エンジン開発に挑む意義について、「カーボンニュートラルやゼロエミッションに貢献するエンジンをできるだけ早いタイミングで市場投入していくことが、日本の造船業、ないし海運業に貢献…続き
北関東のゲートウェー港湾となる茨城港・常陸那珂港区。昨年のコンテナ取扱量は、航路の拡充や京浜港の混雑回避などを背景として過去最高を更新した。茨城ポートオーソリティの木村正人取締役は…続き
「1社ではできないことを実現するために“マリンドウズ”という箱に一緒に入っていただける仲間集めをしようと思いました」と話すのは、企業からの出資を通じた資金調達を進めているマリンドウ…続き
大分市内と大分空港を結ぶホーバークラフトを英国の造船所に今年発注した大分県。広瀬勝貞県知事は「高速船は空港から離れた場所に新たに港を整備する必要があるが、既存施設が利用できるホーバ…続き
来年2月から、カナダ・バンクーバーでの勤務を開始するベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンの宮崎博正社長。「ジャパンの社長を兼任したまま、グループの北米での事業拡大に取り組みます…続き
日本船主協会の池田潤一郎会長は新型コロナウイルスのオミクロン株による物流混乱への影響について、「現時点では格別オミクロン株によって状況が大きく変わっているということは私はないと思い…続き
「脱炭素化で船舶が複合的なシステムになり、今までと違う世界になります。アンモニアや電池など何にでも対応できるようになっていないといけない」と三和ドックの寺西秀太社長。修繕業も新燃料…続き
名門大洋フェリーは新造船“フェリーきょうと”を就航させた。山本哲也常務執行役員は、特長として車両甲板とパブリックスペースが同じフロアにあって平面で移動できることを紹介。「マイカーか…続き
海上保安庁は毎年、報道関係者と職員のアンケートを基に10大ニュースを選定している。「取り巻く出来事は多岐にわたりました」と話す奥島高弘長官。第一位となったのが、瀬戸内海で小型船が沈…続き
海技教育機構の練習帆船“日本丸”(2代目)が神戸港に100回目の寄港を果たした。岸壁で行われた記念セレモニーで、眞鍋吉範船長は「心温まるセレモニーを開催してもらい、また入港時には神…続き
「新造船は総トン数1万トン型に大型化しました。喜ばしい限りです」。傷1つないグレーの船体を見て「ピカピカですね」と嬉しそうに微笑むのは、南星海運ジャパンの山内喜人部長だ。このほど自…続き
川崎汽船が9日にオンラインで開催した個人投資家向け会社説明会で、鳥山幸夫代表取締役専務執行役員CFOが現在検討中の新たな経営計画について説明。「現在当社では『未来創成プロジェクト』…続き
名村造船所が、これまで伊万里に置いていた調達部門の拠点を広げている。「伊万里を中心にして、東京と大阪にも出先を置いて情報収集に努めています」と力武光男専務。取引先のメーカーと面談す…続き