大阪港振興協会の定時総会で、川本清会長が冒頭あいさつに立ち、新型コロナウイルス感染拡大が影響した1年を振り返った。大阪港の2020年外貿コンテナ取扱量が前年比3%減の206万TEU…続き
「今回の新会社設立で、タンクコンテナ事業の本格的な拡大に乗り出したい」。そう話すのは、日本コンセプトとの間で新会社を設立した商船三井の桜田治執行役員。従来は商船三井ロジスティクスを…続き
総合海洋政策本部参与会議はこのほど同本部長である菅義偉内閣総理大臣に宛てた意見書をまとめた。参与会議の田中明彦座長は「意見書は、海洋を巡る情勢の大きな変化やカーボンニュートラルに当…続き
6月25日付で就任した日本船主協会の池田潤一郎会長(商船三井会長)。ちょうど同じ日はIMO(国際海事機関)の「船員の日」で、「コロナ下でも食料品や日用品、エネルギーが不足することな…続き
米国東岸・サバンナ港の今年5月のコンテナ取扱量は、前年同月比41.9%増の47万8620TEUで、過去2番目の多さだった。ジョージア州港湾局(GPA)では前例のない貨物増に対応する…続き
シンガポールの2大造船所が統合協議を開始した。センブコープマリンのW・S・ウォン社長は「この業界は、グリーン経済への移行に伴い急激に変化し、複雑になっています。この状況下では、統合…続き
「長距離フェリー航路は1968年、最初に阪九フェリーが就航し、その後も立て続けに新しい航路ができたのですが、オイルショックなどもあり新しい航路の開設が止まっていました。今回新設した…続き
粉体塗装を採用した、環境対応型ストームバルブの展開を図る松尾バルブ工業。新型バルブも開発予定で、松尾直樹社長は「デザインの部分も変えたいです。ありふれたバルブの形を、何か違うものに…続き
「期中のスープラマックス市況は大西洋水域が高値となっていました。幅広い貨物の輸送需要がありますが、特に中国への穀物、西アフリカからのマンガン鉱石などが影響しました」とオンラインの2…続き
自律航行技術を搭載した水上モビリティやマリンレジャーの革新を目指すMarine X。開発した自律航行システムを搭載予定のAIクルーザー“X40”は「既成概念にとらわれずに機能性やデ…続き
海洋教育推進プロジェクトの会合で、日本船主協会の取り組みを紹介した森重俊也理事長。「新型コロナウイルスの影響を受け、昨年から船内見学会などを本腰を入れて開催できない状況ですが、でき…続き
先日、グリーンファイナンスを活用してLNG焚き超大型コンテナ船の発注を決めたハパックロイド。同社のマーク・フレッセCFOは「海運は相対的に環境負荷が小さく、また温室効果ガスの削減で…続き
およそ10年ぶりの高値水準で推移する現在のドライバルク市況に対して、海運ブームが始まった2003年頃に似ているという声も上がり始めている。日本郵船でドライバルク輸送本部長を務めた三…続き
日本中小型造船工業会は、日本財団の助成を受けて、アルミ溶接技術者の育成事業を予定している。「アルミ高速艇などを手掛ける小さな造船所では独自に溶接技能者の技能向上が難しいところもある…続き
「日本船主の要求も満たすようさまざまな取り組みを進めていますが、そのひとつが水ブラストです」と話すのは上海華潤大東船務工程(HRDD)のピーター・リー取締役営業担当。サンドブラスト…続き
歯磨き用品などを手掛けるサンスターは、災害が起きると被災地で誤嚥性肺炎の発生を低下させるために衛生用品を送っている。「阪神大震災のときは何もできなかったのです」と振り返るのは荒木協…続き
新燃料に対応した船員教育について、日本郵船の小山智之専務は「当社はガスを輸送する船の経験がある船員が多く、一部のLNG船にはガスを燃料として用いる機関もあるので、スムーズにLNG燃…続き
「ワクチン接種が進んできたことで、これまでの“モノ”から“サービス”へと消費対象が変わってきたと肌感覚で感じています」。そう話すのは、ロサンゼルス市港湾局の森本政司アシスタントダイ…続き
日本郵船が2019年9月に開始した「NYKデジタルアカデミー」の学長を務める石澤直孝氏はこれまで成果について「ビジネスリーダーとしてのリテラシーや、ビジネスにおいて共感性が非常に大…続き
「環境が厳しいだけに、今日の総会でも各社からいろいろな意見が出ました」と日本中小型造船工業会の越智勝彦会長。目下の課題は鋼材の価格高騰と供給問題。「皆さんも話していましたが、造船の…続き