北関東のゲートウェー港湾となる茨城港・常陸那珂港区。昨年のコンテナ取扱量は、航路の拡充や京浜港の混雑回避などを背景として過去最高を更新した。茨城ポートオーソリティの木村正人取締役は…続き
「1社ではできないことを実現するために“マリンドウズ”という箱に一緒に入っていただける仲間集めをしようと思いました」と話すのは、企業からの出資を通じた資金調達を進めているマリンドウ…続き
大分市内と大分空港を結ぶホーバークラフトを英国の造船所に今年発注した大分県。広瀬勝貞県知事は「高速船は空港から離れた場所に新たに港を整備する必要があるが、既存施設が利用できるホーバ…続き
来年2月から、カナダ・バンクーバーでの勤務を開始するベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンの宮崎博正社長。「ジャパンの社長を兼任したまま、グループの北米での事業拡大に取り組みます…続き
日本船主協会の池田潤一郎会長は新型コロナウイルスのオミクロン株による物流混乱への影響について、「現時点では格別オミクロン株によって状況が大きく変わっているということは私はないと思い…続き
「脱炭素化で船舶が複合的なシステムになり、今までと違う世界になります。アンモニアや電池など何にでも対応できるようになっていないといけない」と三和ドックの寺西秀太社長。修繕業も新燃料…続き
名門大洋フェリーは新造船“フェリーきょうと”を就航させた。山本哲也常務執行役員は、特長として車両甲板とパブリックスペースが同じフロアにあって平面で移動できることを紹介。「マイカーか…続き
海上保安庁は毎年、報道関係者と職員のアンケートを基に10大ニュースを選定している。「取り巻く出来事は多岐にわたりました」と話す奥島高弘長官。第一位となったのが、瀬戸内海で小型船が沈…続き
海技教育機構の練習帆船“日本丸”(2代目)が神戸港に100回目の寄港を果たした。岸壁で行われた記念セレモニーで、眞鍋吉範船長は「心温まるセレモニーを開催してもらい、また入港時には神…続き
「新造船は総トン数1万トン型に大型化しました。喜ばしい限りです」。傷1つないグレーの船体を見て「ピカピカですね」と嬉しそうに微笑むのは、南星海運ジャパンの山内喜人部長だ。このほど自…続き
川崎汽船が9日にオンラインで開催した個人投資家向け会社説明会で、鳥山幸夫代表取締役専務執行役員CFOが現在検討中の新たな経営計画について説明。「現在当社では『未来創成プロジェクト』…続き
名村造船所が、これまで伊万里に置いていた調達部門の拠点を広げている。「伊万里を中心にして、東京と大阪にも出先を置いて情報収集に努めています」と力武光男専務。取引先のメーカーと面談す…続き
このほどロシア極東、ウラジオストクの貨物ターミナルの取得契約を締結したロシア船社FESCO。2024年に近代化した後は年間40万トン以上の穀物荷役能力を持つ港となり、ロシアからアジ…続き
NSユナイテッド内航海運の石灰石運搬船に、天然ガス専焼エンジンとバッテリーによるハイブリッド推進システムを初受注した川崎重工業。舶用推進ディビジョン長の甲斐芳典執行役員は、「天然ガ…続き
「1年を振り返ると、年明け早々に緊急事態宣言が発出され、国民生活や企業活動に大きな影響がありました。こうした中で物流業界の皆さまには、エッセンシャルサービスとして暮らしと経済活動を…続き
小型LPG船を運航する船社ステルス・ガスのハリー・バフィアス社長兼CEOは小型の加圧式LPG船のスクラップについて言及。同船種では全体の30%以上が船齢20年以上の高齢船であるとし…続き
「カーボンニュートラルに向けた取り組みは海洋開発分野でも例外ではありません」。こう話すのは、オイルメジャーなどによるコンソーシアム「ディープスター」とグリーンテクノロジーをテーマと…続き
日本の造船所の新造船受注に相当する輸出船契約は11月末時点で年間1500万総トン目前となっている。「今年は年度ベースでも4~11月の累計でも1000万総トンを既に超えており、これほ…続き
「長くコンテナ船マーケットを見てきて、市況が上がることも下がることもあったものの、これほどの需給ひっ迫は経験したことがありません」。オーシャン・ネットワーク・エクスプレス・ジャパン…続き
「アンモニア燃料船の建造は技術的に可能ですが、実用化に向けてキーになるのは代替燃料の供給インフラで、これは海運会社や造船所にはコントロールできない領域です」と語るのは商船三井のチー…続き