「中国造船所の大量受注の状況に対して日本がどう対応していくか、その1つが技術だと考えています」と賀詞交歓会であいさつした国土交通省の宮武宜史海事局長。日本の船舶産業として2030年…続き
「海事都市が今治の核であることは間違いないありません。ただ、同じものが集まると、強くなる一方で、思考や行動はかなり許容範囲が狭くなってしまう。海事産業の当たり前や常識に染まってしま…続き
日本内航海運組合総連合会の栗林宏𠮷会長は内航5組合の賀詞交歓会で昨年を「景気回復の本格化には至らず、厳しい1年でした。物価高はわれわれが使う燃料油や各種の船舶経費にも波及しており、…続き
大阪メトロの新駅「夢洲駅」が19日に開業した。「この駅を上がるとそこは万博会場です。まさに胸をわくわくしつつ、これから万博に行くんだという思いで降り立つのがこの『夢洲駅』です」と話…続き
「“さんふらわあ かむい”の営業航海開始便は数分で売り切れました」と語るのは、商船三井さんふらわあの牛奥博俊社長。大洗港でのお披露目会には300人ほどが参加した。同船は深夜便に就航…続き
「日本の工業と愛知県を支えているのは名古屋港です」と話すのは、愛知県の大村秀章知事。昨年に名古屋港管理組合が水素燃料電池換装型荷役機械の導入に対する補助金制度を設置したことや、自身…続き
国内で沖修理事業を展開する各社は技術者の確保等難しい環境が続いている。「金銭的な面も含め国外でメンテナンスする船主、メーカーさんが多いと思いますが、技術力保持、向上のためにはぜひ国…続き
今年は欧州で燃料規制FuelEUマリタイムが始まるほか、国際海事機関(IMO)でも脱炭素への新規制が合意される見込み。「いずれも脱炭素燃料への移行に主眼を置いた新規制ですが、足元の…続き
「私がこの業界に入った頃はインターネットが登場する中で、ブローカーは要らなくなると言われていました」と振り返った、日本シップブローカーズ協会の長嶋弘幸理事長。「しかしあれから30年…続き
ホーグオートライナーズが整備を進める9100台積み環境先進自動車船「オーロラクラス」は、昨年8月の1番船竣工から今月4隻体制になる見通し。「オーロラクラスが就航するにつれて日本のお…続き
業界では人材確保・育成が喫緊の課題だ。神戸製鋼所の櫻井俊哉鋳鍛鋼ユニット長は「国土交通省からの助成金を得て、複合自動加工機の導入で省人化を図るとともに、工場での作業環境改善に向け、…続き
中・小型のLPG船を中心に船隊整備を進める共栄タンカーのシンガポール現地法人、共栄タンカー・シンガポール。「シンガポールの近頃の物価高騰は驚くほどです」と語る田中一星マネージングダ…続き
2023年から24年にかけて派遣海賊対処行動水上部隊の指揮官を務めた海上自衛隊の外川久人氏。拠点となるジブチは酷暑で有名だが、「われわれが現地で活動していた時期はジブチの冬に当たり…続き
タンカーブローカー有志による合同の新年賀詞交歓会が今年も年始に開催された。今回21回目となり恒例の会となった。2026年の次回幹事を務めるジェイタンカースの加藤隆弘社長が中締めのあ…続き
「今年われわれが皆さまにお願いしなければならない点は何と言っても国際海事機関(IMO)のGHG削減対策です」と日本舶用工業会との賀詞交歓会であいさつに立った日本中小型造船工業会の田…続き
宮下宗一郎青森県知事は会見で洋上風力について、「ただ産業がやってきて、ものが立って終わりだと地域の発展に貢献しません。せっかく大きな産業が来るのであれば、雇用を生み出して、しっかり…続き
「コロナ前後で私たちの意識や行動、ライフスタイルは大きく変わりました。紀元前を『B.C.(Before Christ)』、紀元後を『A.D.(Anno Domini)』と言いますが…続き
「コロナ禍で自粛していた旗開き新年会を5年ぶりに開催でき、大変うれしく思います」と語るのは、全日本海員組合関東地方支部の旗開き新年会であいさつに立った松浦満晴組合長。喫緊の課題は船…続き
「業界のトレンドは、3Dビジュアライゼーションや現実の状況を模倣した仮想環境などの先進技術を取り入れた、より没入感のあるリアルなシミュレーションです」とは、海運会社向けのシミュレー…続き
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)グループのオランダ法人IMBVが昨年設立50周年を迎えた。「これほど浮き沈みのあるこの業界で、50年も継続できたことは感慨深いです」と関川俊史社…続き