「今年度から大型液化水素運搬船に本格的に軸足を移し、経営資源も傾斜配分しています」と川崎重工業の今村圭吾常務。「ただ開発難度が非常に高く、1社では難しいところもあります。可能な範囲…続き
「米ドル会計のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の持分法損益を円換算で取り込む過程で相当大きな効果があるなど、円安が進めば進むほど当社の見掛け上の円ベースの利益は膨ら…続き
「アジアは経済成長により、過去20年間で電力需要を200%増加させましたが、それは化石燃料に支えられたものでした」とレポートで述べた英調査会社ウッドマッケンジーのギャヴィン・トンプ…続き
新型コロナウイルス感染拡大により、生活様式が大きく変化してから2年強が経過した。日本港運協会の久保昌三会長は、「コロナによって会議などのやりとりがほとんどウェブに切り替わりました。…続き
「現会長のヨープ・ローデンブルグは2年前に息子にCEOを譲りましたが、まだまだ仕事では現役です」と、クレーン大手のハウスマン・イクイップメント、APACコマーシャル・ダイレクターの…続き
米国のインターナショナル・シーウェイズは昨年、合併により船隊が拡大した。同社ロイス・ザブロッキー社長兼CEOは船隊へのスクラバー設置について「すでにVLCC全10隻に設置済みです。…続き
2020~22年度の経営計画「プロジェクトChange」を実施するIHI。22年度は成長事業の創出への投資を増加する計画で、アンモニアバリューチェーン事業などへの投資を実施する。ア…続き
「船長は海陸問わず、船舶の安全運航全体の管理統括という役割が近年はより求められるようになってきています」と語るのは日本船長協会の葛西弘樹会長。船のハイテク化に伴い「船員に要求される…続き
今期に最終年度となる中期経営計画の進捗状況について、日本郵船の丸山徹執行役員は「利益・財務目標は2021年度に大きく上回る実績となりました」と話す。運賃安定型事業の積み上げも「大き…続き
「環境に対する技術や防衛に対する技術、舶用機器に対する技術は、幸い、われわれ総合重工業メーカーにまだ残っています」と三菱造船の北村徹社長。「ただ、技術は使わないとすぐ陳腐化します。…続き
商船三井が神戸市に持つ「神戸商船三井ビル」が竣工100周年を迎えた。記念誌「青い海と100年」を神戸市に寄贈する贈呈式で、桜田治常務執行役員はビルのある旧居留地地区について、「国際…続き
「スタートからしばらくはボギーが続きましたが、今はパーになりました」と丸紅の長谷隆行船舶部長。ノルウェーのクラブネスと共に2020年に開始したパナマックス運航プールについてで、21…続き
「無事に処女航海を終えられ、安堵しています」。井本商運の新造船“のがみ”が横浜港に初入港したのに合わせ、井本隆之社長はそう言って笑みを浮かべる。“のがみ”は670TEU積みと内航コ…続き
神戸大学が新造した多機能練習船“海神丸”のお披露目式が開催され、末松信介文部科学大臣はビデオメッセージで、「“海神丸”が出航し、海の総合大学としてスタートを切ります。活用されること…続き
2017年度から1年ごとに経営計画を更新するローリングプランを策定し運用してきた商船三井。「10年後のありたい姿として、2027年度の目標値を定めて更新してきました。ローリングプラ…続き
「当社内には『アーリー・オーダー・リラックス・デリバリー(EOR)』という言葉があります。できるだけ早く頼んでゆとりをもって運ぶという意味の造語です」と乾汽船の乾康之社長。「われわ…続き
「日本造船業のプレゼンスをいかに高めていくかが非常に重要。それが人材リソース確保にもつながると思います」とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の千葉光太郎社長。昨年には海事産業強化…続き
「日本の船主とは非常に良い関係を保っていますが、特に昨年はバラスト水処理装置のレトフロフィットを含めて、多くの案件を手掛けました」と話すのは、レモントワ造船所のダウィド・ピャスコフ…続き
経済安全保障推進法案の審議で造船業に対する認識を問われた小林鷹之経済安保担当大臣。「わが国は食料やエネルギーなど重要物資を輸入に頼っており、そうした中で造船業は海上輸送、海洋開発、…続き
「当社のドライバルク部門の中のトランパー事業が独立して不定期船グループが発足してから4年経ち、独立したトランパー事業としてやっていける目途が立ってきました」と話す日本郵船の濵崎晃一…続き