海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2025年3月24日

ノルデン、バルカー4隻・MR1隻を売却

 デンマークの不定期船大手ノルデンは20日、バルカー4隻とMRタンカー1隻を売却したと発表した。バルカーのうちパナマックス2隻、ハンディマックス1隻の計3隻は買船オプション行使によ続き

2025年3月24日

飯野、周南市のブルーエコノミー創出を支援

 飯野海運は山口県周南市が展開する「豊かな海を育むブルーエコノミープロジェクト」への支援を決定し、企業版ふるさと納税制度を活用して同市へ寄付を行った。21日発表した。  飯野海運続き

2025年3月24日

飯野海運、TNFDフォーラムなど参画

 飯野海運は、3月に自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムに参画し、「TNFD Adopter」に登録した。21日発表した。  同社は2025年度中にTNFD提続き

2025年3月21日

《連載》タンカー発注動向③<LPG船>、VLGC、27年に竣工ピークを更新

 英国の船舶情報サービス大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界のLPG船の発注残は3月時点で大型LPG船(VLGC、大型アンモニア運搬船<VLAC>を含む)が119隻、中型続き

2025年3月21日

商船三井、バイオLNG燃料を自動車船で使用、邦船社の外航船で初

 商船三井は19日、同社が運航するLNG燃料自動車船“CELESTE ACE”が今月16日にベルギーのゼーブルージュ港でタイタン・サプライ社(オランダ)からバイオLNG燃料約500続き

2025年3月21日

ユナイテッド・マリタイムの24年通期業績、338万ドルの最終赤字に転落

 ギリシャ系バルカー船社シーナジー・マリタイム・ホールディングスの子会社ユナイテッド・マリタイム・コーポレーションの2024年通期(1~12月)業績は、売上高が前年比26%増の45続き

2025年3月21日

トヨフジ海運、里海活動が環境省の自然共生サイト認定

 トヨタ自動車グループの海運・物流会社のトヨフジ海運(愛知県東海市、武市栄司社長)は18日、新庄漁業協同組合(和歌山県田辺市)と共に和歌山県田辺湾(サイト名:南紀田辺新庄の里海)で続き

2025年3月19日

《連載》バルカーの環境対応策<下>、風力推進装置、邦船各社で積極的な導入進む、ノウハウの確立に注力

 既存技術の急速な進歩によってドライバルク分野で積極的な導入が進んでいるのが風力推進装置だ。省エネ付加物と組み合わせることで温室効果ガス(GHG)排出量・燃費削減効果を高めることも続き

2025年3月19日

《連載》タンカー発注動向②<原油船>、スエズマックス、今後4年で18%拡大

 英国の船舶情報サービス大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界の原油船の発注残は3月時点でVLCCが94隻、スエズマックスが106隻、アフラマックスが52隻ある。解撤隻数を続き

2025年3月19日

ダミコの24年通期、純利益1億8850万ドルで好調

 プロダクト船社ダミコ・インターナショナル・シッピングの2024年通期決算は純利益が前年比2%減の1億8848万ドルとなった。減益となったが、過去最高益を記録した昨年に迫る好業績と続き

2025年3月19日

自動車船、用船料がピーク時の半分に下落

 自動車船の用船料が下落基調で推移している。市場関係者は「現在は自動車船の用船の成約自体が少ないため、あくまで我々が考える現在の気配値」と断ったうえで、「足元の6500台積み前後の続き

2025年3月19日

商船三井、液化エタン船追加2隻で長契、サイアム向け計5隻、28年竣工

 商船三井はグループ会社を通じてタイ素材最大手サイアム・セメント・グループの完全子会社、SCGケミカルズと新造液化エタン専用船(VLEC)2隻の長期用船契約を17日に締結した。18続き

2025年3月19日

共栄タンカー、11年建造のMR型プロダクト船売却、シンガポール現法の保有船

 共栄タンカーは18日、同社連結子会社、共栄タンカー・シンガポール(KYOEI TANKER SINGAPORE PTE. LTD.)が同日開催の取締役会で、保有するMR型プロダク続き

2025年3月19日

ホーグオーライナーズ、7850台積み自動車船のPO行使

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズは12日、用船中の7850台積み自動車船“HOEGH COPENHAGEN”(2010年大宇造船海洋建造続き

2025年3月19日

九州経済産業局、洋上風力関連産業マップを作成無料

 九州経済産業局は13日、「九州洋上風力関連産業サプライチェーンマップ」(https://www.kyushu.meti.go.jp/report/2503/250313_2_4.続き

2025年3月18日

《連載》タンカー発注動向①、タンカー主要船型、24年は前年比4割増

 タンカーの各分野で新造発注が加速した2023年に続き、24年も活気に満ちた発注活動が続いた。一部を除きほとんどのタンカー主要船型で23年の発注数を上回り、その数は23年比で4割増続き

2025年3月18日

《連載》バルカーの環境対応策<中>、足元のGHG削減、バイオ燃料で、既存船の環境対応、省エネ付加物活用も

 船価高や船台不足などで新造船の船腹供給量が限られる中、既存バルカーの温室効果ガス(GHG)削減策として各社が注力しているのがバイオ燃料の導入と省エネ付加物の採用だ。バイオ燃料はゼ続き

2025年3月18日

海外タンカー船社の24年業績、減益散見も堅調な業績

 海外の主要タンカー船社の2024年通期決算は、各分野の多くの船社で堅調な業績となった。24年下半期は運賃の低下が目立ち、それが好調だった23年と比べて減益につながった船社もあった続き

2025年3月18日

国交省/経産省、秋田八峰・能代洋上風力の計画認定、ENEOSグループ会社などが開発無料

 国土交通省と経済産業省は14日、秋田県八峰町・能代市沖の洋上風力発電事業の公募専用計画を認定したと発表した。同区域は2024年3月にENEOSリニューアブル・エナジーとイベルドロ続き

2025年3月17日

《連載》バルカーの環境対応策<上>、代替燃料、船型に応じ多様化する選択肢、足元では実現可能性重視

 ドライバルク分野を含む海運業界が脱炭素、温室効果ガス(GHG)排出量ゼロを目指す上で、環境対応の主軸となっているのは重油からの燃料転換だ。当初、代替燃料はブリッジソリューションと続き