海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2025年6月19日

商船三井、LCO2船開発・保有の合弁会社設立、ペトロナスグループと

 商船三井は17日、マレーシアのペトロナス傘下ペトロナスCCSベンチャーズ(PCCSV)とMISCの2社と、液化二酸化炭素輸送船(LCO2船)の開発・保有を目的とした船主合弁会社を続き

2025年6月19日

三井海洋開発、テラドローンと共同研究開発契約を更新、海洋PF検査ドローンを改良

 三井海洋開発は17日、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)における原油貯蔵タンク内部の非破壊検査を目的としたTerra UTドローンに関する共同研究開発契約の更新につ続き

2025年6月19日

ホーグオートライナーズ、27年夏にグリーンアンモニア実用化、御前崎で次世代自動車船命名式

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズは18日、静岡県御前崎港でLNGなど多元燃料の9100台積み自動車船「オーロラクラス」第5船の命名式を開催した。同社からレイフ・続き

2025年6月18日

ダイアナ・シッピング、10年製パナマ1180万ドルで売却

 ニューヨーク証券取引所に上場するギリシャ系ドライバルク船主ダイアナ・シッピングは16日、2010年建造の7万5700重量トン型パナマックス・バルカー“SELINA”を第三者に約1続き

2025年6月18日

川崎汽船、液化CO2船とFSIU共同開発で覚書、インソンと、欧州CCS案件目指し

 川崎汽船は17日、ロンドンを拠点とする子会社“K”LINE ENERGY SHIPPING(UK)(KLES社)と海洋サービス事業者のインソン・プロダクションが、浮体式液化CO2続き

2025年6月18日

【中東緊迫】VLCC市況、中東―極東、WS65に続伸、中東情勢の悪化が影響

 中東―中国航路のVLCCスポット運賃市況が続伸している。市場関係者によると、16日付でWS(ワールドスケール)65.3となり、前日比で約12ポイント上昇した。低硫黄油(VLSFO続き

2025年6月18日

大同メタル工業、風車すべり軸受用試験機の運用開始、NEDO洋上風力事業で

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、グリーンイノベーション(GI)基金事業「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトの一環で、大同メタル工業が取り組む「風車主続き

2025年6月17日

乾汽船・乾康之社長に聞く、今年中に船隊整備で指針

 ハンディバルカー船社乾汽船の乾康之社長は、船隊整備の指針を定めることを今年最大のテーマだと言う。乾社長は本紙のインタビューで、船腹調達の選択肢として燃費性能の高い重油焚き船の新造続き

2025年6月17日

香港カラベル、パシフィックベイスンの筆頭株主に、保有比率13.22%

 船舶管理業大手フリート・マネージメントを擁する香港のカラベル・グループは13日までに、子会社を通じた香港のハンディバルカー運航大手パシフィックベイスンへの出資比率を13.22%に続き

2025年6月17日

【中東緊迫】VLCC市況、中東―極東、10ポイント上昇、中東情勢の緊迫化で

 中東―中国航路のVLCCスポット運賃市況が上昇している。市場関係者によると、13日付でWS(ワールドスケール)53.85となり、前日比で約10ポイント上昇した。イスラエルが13日続き

2025年6月16日

《シリーズ》ニッポン海運の海外拠点【ノルウェー】、商船三井、グループ会社・出資先は11社、脱炭素・支援船で事業開発

 商船三井はノルウェーに11社のグループ会社などを展開している。その業容はノルウェーの海事産業と相似形で、海洋石油ガス開発(オイル&ガス)、洋上風力発電、脱炭素分野にわたる。北欧の続き

2025年6月16日

バルカー損失は過去10年で20隻、事故での死者89人、インターカーゴ報告

 国際乾貨物船主協会(インターカーゴ)はこのほど、2015~2024年の10年間の事故によるばら積み貨物船の損失・死傷報告書を公表した。1万重量トンを超えるバルカーの損失隻数と事故続き

2025年6月16日

中国5月輸入、鉄鉱石3.8%減・石炭17.7%減、原油0.8%減

 中国税関総署が発表した今年5月の主要品目別輸入量は、鉄鉱石が前年同月比3.8%減の9813万トンだった。石炭は17.7%減の3604万トン。原油は0.8%減の4660万トン、天然続き

2025年6月16日

BIMCO、海運契約の“USTR条項”策定へ、不確実性に対応

 ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は5日、米国に寄港する中国関連船舶に入港料を課すという米国通商代表部(USTR)の措置通知に起因する契約上の不確実性への対応を目的とした業界続き

2025年6月16日

【米国関税問題】自動車船、追加関税2カ月、荷動き影響なし、さらなる関税引き上げ懸念

 米国トランプ政権が4月3日に全ての輸入自動車に対する25%の追加関税を発動してから2カ月以上が経過したが、これまでのところ完成車の海上荷動きへの影響はほとんどみられない。ただ、自続き

2025年6月16日

《資料》国内製紙会社のチップ専用船隊(2024年末時点)

2025年6月13日

乾汽船、船齢25年船の定期ドック検討、「ご長寿お達者のシンボルに」

 乾汽船が、来年度自社船で最高齢の船齢25年を迎える2001年建造の3万1900重量トン型ハンディサイズ・バルカー“KEN GOH”の定期ドック入りを検討している。同社で取り組んで続き

2025年6月13日

JERA、米から年最大550万トンのLNG新規調達、複数隻の長期用船も検討

 JERAは12日、米国から新たに年間最大550万トンのLNGを調達することを決定したと発表した。米LNG生産者4社と売買契約や基本合意をそれぞれ締結した。輸入開始時期は契約ごとに続き

2025年6月12日

《連載》投資難の時代を切り拓く、NSユナイテッド海運・山中一馬社長、リスク管理と継続投資を両立

 NSユナイテッド海運は、リスク管理を適切に行いながら継続的な発注を行っていく考えだ。山中一馬社長は「先々を見越した時に、船価が高値圏から急激に下がっていく可能性はかなり低い。コス続き

2025年6月12日

24年末の国内製紙チップ船隊、新造船無く横ばいの61隻

 日本製紙連合会が集計した2024年末時点の国内製紙会社の木材チップ専用船隊(長期契約と期間1年程度までの短期契約)は前年末比横ばいの61隻だった。24年は既存船1隻が返船された一続き