海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2025年10月10日

リラ・グローバル、中古船中心に保有42隻、省エネ改造、日本市場を成長の軸に

 中東ドバイに本社を置く船舶保有会社リラ・グローバル(Lila Global)は中古船への投資を中心に船隊を42隻に拡大した。日本市場を成長戦略の軸に据え、日本の船主からのVLCC続き

2025年10月10日

《連載》マーケットを読む!⑲<自動車船>、マリントレーダー 徳田斉周社長/長野伸彦取締役自動車船グループ部長/篠原祥自動車船グループ副部長、用船先未定の新造発注残が40隻強

 ― 自動車船の用船マーケットのこの1年の動きは。  「用船料は昨年前半ごろにピークを迎え、その後徐々に下がってきている。ただ、最近は下げ幅が緩やかになっている。一方で、これまで続き

2025年10月10日

《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う②、エクセノヤマミズ 大本博司 氏、人員体制と資金が必要

 FFAの取引で大切なのは、自分が持っている現物ポジションのリスクをきちんと把握することだ。ロングやショートのポジションがどれくらいあるのか、時価評価がどう動いているのか、どの程度続き

2025年10月10日

飯野海運とイイノマリン、運航船の重大事故想定し対応訓練

 飯野海運は8日に同社グループ船舶管理会社イイノマリンサービスと合同で、重大事故を想定した対応訓練を実施した。9日発表した。飯野海運が所有・運航し、イイノマリンが船舶管理を行う大型続き

2025年10月9日

《連載》マーケットを読む!⑱<VLCC、プロダクト船>、商船三井 渡辺大輔カーボンソリューション事業群タンカー事業第一ユニット長、新造船増も、長期的に供給タイト

 ― VLCC市況の今年これまでの振り返りを伺いたい。  「総じて堅調だった。年初に米国の制裁措置により船腹需給が引き締まったことや、6月に中東情勢の緊張に伴うホルムズ海峡の通航続き

2025年10月9日

ケミカル船社VLK、1万2000重量トン型で船隊拡充へ、27~28年竣工で追加発注を検討

 シンガポールに本社を置くケミカル船社VLKトレーダースは、東南アジア域内の安定輸送を基盤に8000~1万2000重量トン型を軸とした新造船での船隊整備を推進している。発注残は20続き

2025年10月9日

シップブローカーズ協会セミナー、出光興産・武田氏が講演、中国石炭輸入は年3億トンペース

 日本シップブローカーズ協会(JSBA)は7日、都内で「一般炭需給・市況動向について」と題したセミナーを開催した。出光興産の石炭・環境事業部需給・調達課担当マネジャーの武田昌也氏が続き

2025年10月9日

ENI、モザンビークのコーラルノースFLNGをFID

 イタリアのエネルギー企業ENIはこのほど、アフリカ・モザンビークの「コーラル・ノースFLNG」の最終投資決定(FID)を実施したと発表した。同国北部のロブマ盆地のエリア4で浮体式続き

2025年10月8日

商船三井、海洋事業メニューを拡大・深化、FPSOや原油移送のCTVで

 商船三井は海洋石油開発などを支援する事業の幅を広げている。海洋事業への参入当初から手掛ける浮体式生産・貯蔵・積出設備(FPSO)は三井海洋開発(MODEC)への出資で一段と強化。続き

2025年10月8日

《連載》マーケットを読む!⑰<VLGC・VLAC・LCO2船>、川崎汽船 七尾丈太液化ガスグループ長、拡大するマーケットと市況構造に注目

 ― 大型LPG船(VLGC)市況をどうみているか。  「今年は需給バランスが懸念されていたが、堅調に推移してきた。紅海情勢の悪化によるトンマイルの延伸やパナマ運河の混雑を背景に続き

2025年10月8日

《シリーズ》ニッポン海運の海外拠点【シンガポール】、ECLシンガポール、地域密着体制で成長、グローバル市場の開拓目指す

 自動車船・在来船運航船社イースタン・カーライナー(ECL)のシンガポール現地法人、ECLシンガポール<ECL(SINGAPORE) PTE LTD、以下ECLSP>は、東南アジア続き

2025年10月8日

JERA、バングラデシュに事業拠点

 発電大手JERAは7日、バングラデシュ・ダッカに事業拠点「JERAバングラデシュ」を新設し、本格的に営業を開始したと発表した。同国で電力需要の伸びが予想され、脱炭素に向けて引き続続き

2025年10月7日

《連載》マーケットを読む!⑯<プロダクト船>、NYKバルクシップアジア・大隈正紀マネージングダイレクター、発注残6割が中国建造、影響注視

 ― 今年これまでのプロダクト船市況をどう見ているか。  「MR型プロダクト船の足元までの日建て平均用船料は約2万ドルとなっている。地政学的リスクによる市況への影響は全体隻数が多続き

2025年10月7日

米エクセルレート、イラクに浮体式LNG施設開発へ

 米国のエクセルレート・エナジーは1日、イラク政府から浮体式LNG輸入ターミナルの開発について受注書(アワードレター)を受領したと発表した。予備的な段階のもので、ターミナルの本格的続き

2025年10月6日

《シリーズ》ニッポン海運の海外拠点【シンガポール】、共栄タンカー・シンガポール、LPG船拡充、拠点機能強化へ

 共栄タンカーのシンガポール現地法人、共栄タンカー・シンガポール(KYOEI TANKER SINGAPORE PTE. LTD.)は、LPG船事業を軸に海外ビジネスの拡大を進めて続き

2025年10月6日

《連載》マーケットを読む!⑮<ケープサイズ>、川崎汽船 三上武志執行役員、ギニア鉱が中・印の国内鉱などを代替

 ― 今年これまでのケープサイズ市況をどう見ているか。  「今年は米トランプ政権の政策による影響が懸念される中でスタートした。ただケープサイズで言えば関税の影響は限定的で、これま続き

2025年10月6日

国内洋上風力、秋田・福岡の2区域が有望区域に、準備区域では3区域整理無料

 国土交通省と経済産業省は3日、再エネ海域利用法に基づく促進区域の指定に向け、「秋田県秋田市沖」と「福岡県響灘沖」の2区域を「有望区域」に、「千葉県旭市沖」、「長崎県五島市南沖(浮続き

2025年10月6日

ストルト、純利益4%減の2億9000万ドル、ケミカル船運賃下落

 ノルウェーの海運グループ、ストルトニールセンの2024年12月~25年8月期決算は、純利益が前年同期比4%減の2億9061万ドルとなった。売上高は4%減の20億8840万ドル、営続き

2025年10月6日

8月の自動車輸出、1.3%増、2カ月ぶりプラス、欧州向け大幅増

 日本自動車工業会の集計による2025年8月の自動車輸出台数(KD車を含む新車)は前年同月比1.3%増の29万7951台で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。欧州向けが大幅に増加した続き

2025年10月6日

東洋建設と東京大学、次世代海洋建設技術で連携講座、センシングとAI活用

 東洋建設は1日、東京大学大学院工学系研究科と共同で社会連携講座「次世代海洋建設技術の創出」を開設した。同日に発表した。海洋建設における施工と維持管理のスマート化・DX化を目的とし続き