2024年1月19日

川崎汽船、新開発92型バルカー3隻、NSYに発注、CO2排出4割減・メタノールレディ

 川崎汽船は18日、日本シップヤード(NSY)と9万2000重量トン型ポストパナマックス・バルカー3隻の建造契約を締結したと発表した。2027年に今治造船丸亀事業所で竣工する予定。続き

2024年1月19日

《連載》邦船ドライバルク部門の海外戦略【東南アジア編】(下)、集荷営業は日本・現地両輪、配船効率も重視

 邦船社は東南アジア地域のドライバルク貨物集荷について、日本と現地の両輪で営業を行っている。またハンディマックスやハンディサイズによる短期・スポット輸送が多いという特性上、域内での続き

2024年1月19日

《特集》2024年の海運市況予想⑤「VLGC」、米国出荷好調がプラス

 2023年の大型LPG船(VLGC)の中東/日本航路の市況は歴史的高値を示す局面があるなど、損益分岐点を大きく上回る好調が続いた。24年の市況も米国からの好調な出荷が継続し、現在続き

2024年1月19日

ジェンコ保有船が攻撃受け損傷、紅海周辺バルカー被害、今週3隻目

 ニューヨーク証券取引所に上場するドライバルク船社ジェンコ・シッピング・アンド・トレーディングは17日、リン鉱石を積載してアデン湾を航行していた5万5255重量トン型ハンディマック続き

2024年1月19日

トロ、アフラマックス1隻を売却

 キプロス船主キャスター・マリタイムのタンカー事業がスピンオフし設立されたトロは16日、アフラマックス/LRⅡ型タンカー1隻の売却契約を締結したと発表した。  対象船は2005年続き

2024年1月18日

《連載》邦船ドライバルク部門の海外戦略【東南アジア編】(上)、需要はインフラ系貨物中心に増加期待

 邦船社は東南アジア地域発着のドライバルク貨物に対し、日本やシンガポールの拠点から営業をかけている。主力は石炭とセメント、クリンカなどのインフラ系貨物で、中小型バルカーによるドライ続き

2024年1月18日

《特集》2024年の海運市況予想④「LNG船」、トンマイル増で堅調継続、竣工増が懸念材料に

 大型LNG船の2024年の市況はスポット、短期用船ともに堅調な水準を維持すると市場関係者は見込む。地政学リスクの高まりやパナマ運河の渇水でトンマイルベースの輸送需要が増加すること続き

2024年1月18日

ホーグオートライナーズ、喜望峰回り変更で運賃見直し

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズはこのほど開示した2023年12月の事業報告の中で、紅海情勢を受けた喜望峰回りへの航路変更によって輸送量の減少と燃料費の増加が生続き

2024年1月18日

バルカーのスエズ・紅海回避広がる、市況へのプラス影響も徐々に拡大

 イエメンの反政府武装組織フーシ派による攻撃激化と紅海・アデン湾の情勢悪化を受け、今週からバルカーでも邦船社や海外船社によるスエズ運河・紅海回避の動きが拡大している。バルカーによる続き

2024年1月17日

《連載》邦船社の船隊動向②タンカー、将来見据え、ガス船・VLCCで整備進展

 邦船社のタンカー船隊(LNG船除く)は近年、船隊規模に大きな変動はなく、VLCCや大型LPG船(VLGC)を中心に中長期契約に基づく安定収益源となる事業展開が定着している。船隊整続き

2024年1月17日

《特集》2024年の海運市況予想③「VLCC」、トンマイル増継続で堅調

 2023年の中東/極東航路のVLCCスポット運賃市況は、22年後半のような高騰はなかったが、過去数年と比較して相対的に堅調だった。24年も引き続き堅調が見込まれる。前年同様、対ロ続き

2024年1月17日

BIMCOレポート、今年のアルゼンチン穀物輸出急回復、南半球では5~6%増

 ボルチック国際海運協議会(BIMCO)はこのほど、アルゼンチンの今年の穀物輸出が急回復し、前年比40%増加するとのレポートを公表した。これによりトンマイルの船腹需要増加と相まって続き

2024年1月17日

中国、23年の鉄鉱石輸入7%増、石炭62%増・原油11%増

 中国税関総署が12日発表した2023年通年の鉄鉱石輸入量は、前年比6.6%増の11億7906万トンとなった。中国経済の回復遅れで国内需要は伸び悩んだが、粗鋼生産量は増加。鋼材輸出続き

2024年1月17日

フロントライン、VLCC5隻売却

 タンカー船社フロントラインは12日、2009~2010年建造のVLCC5隻を売却する契約を締結したと発表した。売却価格は計2億9000万ドル。今年1~3月期中に買い手に引き渡され続き

2024年1月16日

《連載》船腹調査①ケープサイズ・バルカー、発注残横ばい、既存船隊の7%

 ベッセルズ・バリューのデータと各社発表によると、全世界のケープサイズ船隊(鉱石専用船を含む)は2023年末時点で1850隻で、前年末の1801隻から49隻増加した。新造発注残は1続き

2024年1月16日

《特集》2024年の海運市況予想②「中小型バルカー」、各船型年間平均1万ドル以上を見込む

 2023年の中小型バルカー(パナマックス/ハンディマックス(スープラマックス)/ハンディサイズ)用船市況は、インフレの進展やエネルギー価格高騰などを背景としたセンチメントの悪化で続き

2024年1月16日

23年のバルカー船腹量は3%増、新造船竣工量、42隻増の401隻

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)の集計による2022年のバルカー竣工量は前年比42隻増の401隻となった。解撤数は用船市況の軟化や環境規制の影響を受け続き

2024年1月15日

《連載》邦船社の船隊動向①ドライバルク、エクスポージャーは適正に管理

 邦船大手のドライバルク部門では昨年から、海運市況変動の影響を受けるエクスポージャーを縮小する方針を転換している。適性な管理の中で一定のエクスポージャーを容認することで、長期輸送契続き

2024年1月15日

《特集》2024年の海運市況予想①「ケープサイズ」、年間平均予想は1.7~2.5万ドル

 ケープサイズ・バルカー主要航路平均用船料の2023年の年間平均値は前年比212ドル高い日建て1万6389ドルと前年並みだった。鉄鉱石や石炭、ボーキサイトの荷動きが堅調だった一方で続き

2024年1月15日

23年の中国自動車輸出、前年比58%増、日本抜き世界一に、今後は成長鈍化か

 中国自動車工業協会が11日に発表した2023年の自動車輸出台数は前年比57.9%増の491万台だった。推定で440万台前後の日本を初めて抜いて世界一の自動車輸出国になったとみられ続き