海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2025年3月3日

BW・LPGの24年通期、最終利益2割減の3億9500万ドル、運賃下落が影響

 大型LPG船(VLGC)最大手BW・LPGの2024年通期決算は、最終利益が前年比17%減の3億9487万ドルとなった。スポット運航と定期貸船による運航事業、プロダクト・サービス続き

2025年3月3日

ボルチック取引所/ベソン、ドライバルク用船質問票を刷新

 英国のボルチック海運取引所と米国の海運管理システム・船舶関連データ大手ベソン・ノーティカルは2月27日、ドライバルク船の用船質問票「Baltis99」の最新版を共同発表した。 続き

2025年3月3日

CMBテックの24年通期、純利益8億7100万ドルで微増、タンカー売却益が寄与

 ベルギー船社CMBテック(旧ユーロナブ)の2024年通期決算は純利益が前年比1%増の8億7083万ドルとなった。売上高は前年比24%減の9億4025万ドル、営業利益は同3%増の1続き

2025年3月3日

NNPC・ステナバルクら、タンカー合弁事業を立ち上げ、ナイジェリアなど焦点

 ナイジェリア国営石油会社(NNPC)傘下のNNPCシッピングとスウェーデン船社ステナバルク、ナイジェリア内航船社キャバートンマリンは2月25日、原油や石油製品、LNG輸送をナイジ続き

2025年2月28日

川崎汽船、LNG燃料自動車船“OCEANUS HIGHWAY”竣工、新来島建造2隻の1番船

 川崎汽船は27日、新来島豊橋造船で建造していた6900台積みLNG燃料自動船が同日竣工したと発表した。川崎汽船が2021年に新来島どっくに発注したLNG燃料自動車船2隻の1番船で続き

2025年2月28日

川崎近海汽船、来年度バイオマス輸送量220万トン、出資発電所稼働でシェア2割目指す

 川崎近海汽船による2025年度のバイオマス輸送量は、2024年度輸送量の140万トンを大きく上回る220万トンになる見込みだ。同社が21年から22年にかけて出資したバイオマス発電続き

2025年2月28日

川崎汽船、DBJ・NKの脱炭素ファイナンス初利用、LNG燃料自動車船対象に

 川崎汽船は27日、同日竣工したLNG燃料自動車船“OCEANUS HIGHWAY”の建造資金として、日本政策投資銀行(DBJ)と日本海事協会(NK)が海運業界の脱炭素移行支援を目続き

2025年2月28日

三井海洋開発、FPSOでCO2回収、FEED実施

 三井海洋開発は浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)上での二酸化炭素(CO2)回収(カーボンキャプチャー)に関するFEED(基本設計)スタディをサムスンE&A社に発注し続き

2025年2月28日

ローリッツェン・バルカーズの24年業績、最終益5.3倍の1790万ドル

 デンマークのハンディバルカー船社ローリッツェン・バルカーズの2024年通期(1~12月)業績は、売上高が前年比4%減の5億7702万ドル、営業損益が942万ドルの黒字(前年は94続き

2025年2月28日

BIMCO新会長にフェドナヴのパシーCEO

 ボルチック国際海運協議会(BIMCO)はこのほど、今年5月からの新たな会長に、カナダ最大のバルカー船社フェドナヴのポール・パシーCEOが就任すると発表した。現会長のニコラウス・シ続き

2025年2月27日

《シリーズ》海外船社、将来への道筋、アイオニック サラカキスCEO、「日本建造船、船価以上の価値」

 ギリシャ船主アイオニック・シッピングは、保有船のタンカーとバルカー計18隻が、いずれも日本造船所での建造船となる。ディミトリ・サラカキスCEOは本紙インタビューに応え、日本建造船続き

2025年2月27日

新旧バルカーの平均速度差が拡大、燃費規制など影響、ベソン調べ

 米ベソン・ノーティカルは25日、世界のバルカーの平均航海速度が低下すると共に若年船と高齢船の平均速度の差が拡大しているとのレポートを発表した。同レポートは「船舶の高齢化、排出規制続き

2025年2月27日

フローティング・ウインド・ジャパン2025、浮体式洋上風力実現へ議論深める無料

 浮体式洋上風力に特化したカンファレンス「フローティング・ウインド・ジャパン2025」が25日、都内で開催された。今回で4回目となる同カンファレンスは住友商事、住友商事グローバルメ続き

2025年2月27日

ダイアナ・シッピングの24年通期業績、純利益74%減の1275万ドル

 ニューヨーク証券取引所に上場するギリシャ系ドライバルク船主ダイアナ・シッピングの2024年通期(1~12月)業績は、売上高が前年比13%減の2億2821万ドル、営業利益が31%減続き

2025年2月27日

日鉄エンジ、新潟に「日本海営業所」開設へ、洋上風力メンテナンス拠点無料

 日鉄エンジニアリングは4月1日付で新潟県に「日本海営業所」を開設する。今月20日に発表した。新潟東港内に所有する遊休地を洋上風力発電施設向けのメンテナンス事業拠点として活用する。続き

2025年2月26日

《シリーズ》海外船社、将来への道筋、ドライデル・シッピング デラポルタスCEO、日本の低燃費重油焚き船に投資

 ギリシャのバルカー船主・オペレーター、ドライデル・シッピングは昨年18万2000重量トン型ケープサイズ・バルカーを名村造船所に発注し、同部門への参入を決めた。船隊整備は今後も日本続き

2025年2月26日

MOLケミカルタンカーズ、子会社フェアフィールドを吸収合併、事業基盤を統合

 商船三井グループのケミカル船社MOLケミカルタンカーズ(MOLCT、本社=シンガポール)は7日開催の取締役会で、4月1日に子会社のフェアフィールド・ケミカル・キャリアーズ(FCC続き

2025年2月26日

[米国の中国船措置]邦船ドライ船隊、中国建造船は一部、影響限定的

 米国による中国建造船への入港料導入案に対する、邦船各社のドライバルク船隊への影響は小さそうだ。邦船各社は日本建造船を主体に船隊整備を行っているほか、用船も日本建造船が主となってい続き

2025年2月26日

[米国の中国船措置]自動車船、中国建造船転配の可能性も、米国は最大の仕向地

 自動車船にとって米国は伝統的な最大の仕向地、中国は急成長する船腹供給地になり、両国間の貿易紛争を背景とする入港船制裁措置の事業運営とマーケットへの影響を自動車船関係者は注視してい続き

2025年2月26日

[米国の中国船措置]タンカー市場への影響は軽微か、VLCC、LNG船など中国建造船、増加傾向も

 米国通商代表部(USTR)が発表した中国関連船に対し米国入港時に巨額の入港料を科すなどの措置案が実現した場合、タンカー市場への大きな影響はなさそうと見る向きが多い。市場関係者は「続き