海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2025年10月20日

《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う⑦、FFAに外部マネーが流入

 FFAの市場規模は、原油や穀物など主要な商品先物と比べると非常に小さいことは前回述べたとおりである。それでも、2020年以降の海運マーケットの盛り上がりを受け、FFAは出来高・取続き

2025年10月20日

ヤンミン子会社の光明海運、ハンディマックスを4隻発注

 台湾船社ヤンミン・マリン・トランスポートは16日、ドライバルク子会社の光明海運が4万5000~6万9999重量トン型のハンディマックス・バルカー4隻の発注を決めたと発表した。造船続き

2025年10月20日

ダイアナ・シッピング、ケープ2.6万ドルで1年超貸船、スイスマリンに

 ニューヨーク証券取引所に上場するギリシャ系ドライバルク船主ダイアナ・シッピングは15日、2015年建造の18万960重量トン型ケープサイズ・バルカー“NEW ORLEANS”の貸続き

2025年10月20日

フェアフィールド・マリタイム、新取締役任命

 米国のコングロマリット、フェアフィールド・マックスウェル(FML)はこのほど、同社の海運事業を担う新会社フェアフィールド・マリタイム・グループ(FMG)の取締役に、オランダ出身の続き

2025年10月17日

《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う⑥、FFAの市場規模と流動性

 FFAをヘッジ目的で利用する際には、市場の出来高と取組高を必ず確認しておく必要がある。  出来高とは、一定期間内に成立した売買数量を指し、この数値が大きいほど市場の流動性が高い続き

2025年10月17日

ウェスタンバルク、7~9月業績は最終黒字

 ノルウェーの中小型ドライバルクオペレーター、ウェスタンバルク・チャータリングは13日、今年7~9月期の業績について、最終黒字となったと発表した。ブラジルや米国東岸からの堅調な穀物続き

2025年10月17日

FPSO事業、オイルメジャーの自社保有傾向も、リース案件が減少

 浮体式石油生産・貯蔵・積出設備(FPSO)事業では、オイルメジャーによる自社保有の動きが強まっているようだ。背景には、上流開発案件のファイナンス組成の難しさがある。これを受け、F続き

2025年10月17日

三井海洋開発、ブラジル沖FPSOが生産開始、エクイノール向け

 三井海洋開発は16日、ノルウェーのエネルギー企業エクイノールから受注し建造した浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)“FPSO Bacalhau”がブラジル沖プレソルト続き

2025年10月17日

ヴィンドAI、東京ガスに洋上風力開発PF提供無料

 ノルウェーのヴィンドAIは9日、東京ガスに洋上風力発電所開発向けのデジタルプラットフォームの提供を開始したと発表した。  ヴィンドAIは洋上風力発電プロジェクトの計画・設計を支続き

2025年10月17日

カナデビア、バーチャルミュージアム一般公開へ

 カナデビアはインターネット上の仮想空間「メタバース」に開設した「Kanadevia Virtual Museum」を11月1日から一般公開する。同ミュージアムではごみ焼却発電プラ続き

2025年10月17日

DENZAI、洋上風力工事対応で秋田支店開設へ無料

 秋田県は14日、クレーン大手DENZAI E&Cの誘致受け入れ決定を発表した。同社は建設工事の本格化が見込まれる秋田県沖洋上風力発電事業に対応するため、秋田港から陸揚げ可能な超大続き

2025年10月16日

《連載》船舶用船料先物取引(FFA)を知る・使う⑤、エクセノヤマミズ 大本博司 氏、FFA取引の仕組み

 先物取引というと、取引経験のない方にとっては「何となく手を出すと危険な取引」という印象を持たれているかもしれない。しかし、実際には非常に優れた仕組みであり、厳格なルールのもとで運続き

2025年10月16日

《連載》マーケットを読む!⑳<ハンディサイズ>、乾汽船 岩原知行執行役員、30年以降の解撤需要急増に懸念

 ― 今年これまでのハンディサイズ市況を振り返ってどう見ているか。  「今年はトランプ関税に振り回された年と言える。年初は中国の旧正月を背景に軟化、3月より市況回復。これが例年の続き

2025年10月16日

【米中入港料等問題】、パシフィックベイスン、USTR対応で社外取締役が辞任、適用可能性緩和狙う

 香港のハンディバルカー運航大手パシフィックベイスンは13日、同日付で社外取締役を務めていたアレクサンダー・ハワース・ヤット・ケイ・チャン氏が辞任すると発表した。チャン氏は、自身の続き

2025年10月16日

中国9月輸入、鉄鉱石11.7%増・石炭3.3%減、原油3.9%増

 中国税関総署が発表した今年9月の主要品目別輸入量は、鉄鉱石が前年同月比11.7%増の1億1633万トンだった。石炭は3.3%減の4600万トン。原油は3.9%増の4725万トン、続き

2025年10月15日

《連載》LNG船、次の波<下>、発注激減もギリシャ勢が継続

 LNG船の新造発注は過去3年間、時には100隻を超える山があった。一方、今年は新造船商談が低調だ。本紙集計によると、16万~20万立方メートル級のLNG船の今年これまでの新造発注続き

2025年10月15日

《シリーズ》ニッポン海運の海外拠点【シンガポール】、“K”LINE KINKAI(SINGAPORE)PTE. LTD.、三国間輸送など新規開拓を強化

 川崎近海汽船のシンガポール現地法人、“K”LINE KINKAI(SINGAPORE)PTE. LTD.(KSP)は、東南アジア域での新規輸送案件の開拓を続き

2025年10月15日

【米中措置問題】自動車船、入港料3倍に、大型船で1.5億円、荷主と対応協議

 自動車船は米国通商代表部(USTR)入港料で唯一全ての非米国建造船が対象になっており、海運業界は同入港料の撤回を訴え続けてきたが、これに対するUSTRの答えは撤回ではなく、入港料続き

2025年10月15日

VLCC市況、中東―極東、WS90超に急伸、反発強まり強含み基調

 中東―中国航路のVLCCスポット運賃市況が上昇傾向を強めている。市場関係者によると、13日付の同航路のワールドスケール(WS)は96.06となり、前週半ばのWS60台後半から20続き

2025年10月15日

【米中入港料等問題】LNG船、入港料課金は影響軽微か、USTRは出荷許可停止条項を取下げ

 米国通商代表部(USTR)と中国交通運輸部による互いの入港料措置がLNG船に与える影響は大きくはなさそうだ。入港料措置の対象となる船が限られていることなどがその理由。また、米国海続き