海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2025年10月31日

エクセルレート、イラクに新造FSRU投入、同国初

 米国のエクセルレート・エナジーは28日、イラクの電力省の子会社と、同国への浮体式LNG輸入ターミナル事業について契約を締結したと発表した。ホール・アルズベール(Khor Al Z続き

2025年10月31日

《連載》マーケットを読む!㉖<ケミカル船>、飯野海運 藤村誠一取締役執行役員、新造増でも需給均衡

 ― 今年のケミカル船マーケットを振り返ってほしい。  「2024年上半期は、運賃ベースで過去最高の水準となり、記録的なマーケットだった。その後、後半にかけては次第に落ち着き、今続き

2025年10月30日

不定期船の配船決定要素が増加、船社業務と海運市況に影響

 バルカー、タンカー、自動車船などの不定期船部門の配船計画の決定要素が、環境・安全規制の強化や地政学的な問題を背景に増加している。配船計画は、従来は対象トレードに適した船型の投入や続き

2025年10月30日

《連載》マーケットを読む!㉕<VLCC、VLGC>、日本郵船 武田隆介タンカーグループ長、トレード再編が追い風

 ― 今年のVLCC市況の振り返りと、年内の見通しを伺いたい。  「今年これまでのスポット運賃は上下の振れ幅はありながらも日建て平均4万8000ドル前後で推移しており、当初予想し続き

2025年10月30日

クラブネス兼用船部門の7~9月期業績、純利益45%減の1203万ドル

 ノルウェー船社トルヴァルド・クラブネスのバルク・リキッド兼用船部門クラブネス・コンビネーション・キャリアーズ(KCC)の2025年7~9月期業績は、売上高が前年同期比11%減の6続き

2025年10月30日

IEA予測、LNG生産拡大「前例ない規模」、LNG船の新造必要と指摘

 国際エネルギー機関(IEA)はこのほど発表した天然ガス・LNGに関する中期的な見通しのレポート「ガス2025」で、2030年までにLNGの生産能力が年間約300BCM(BCM=1続き

2025年10月30日

鹿島建設、秋田沖洋上風力で風車基礎工事受注無料

 鹿島建設はこのほど、JERA Nex bpジャパンらが開発する秋田県男鹿市・潟上市・秋田市沖の洋上風力発電事業について、事業主体である男鹿・潟上・秋田Offshore Green続き

2025年10月29日

タンカー新造発注、大きく減速、市況一服・船台ひっ迫で慎重姿勢か

 2025年に入り、タンカーの新造発注が大きく減速している。23~24年にかけて旺盛だった発注意欲は一服し、今年1~9月の発注量はタンカーの主要船型の多くで前年同期を下回り、全体で続き

2025年10月29日

《連載》マーケットを読む!㉔<ケープサイズ>、商船三井 上田健太郎鉄鋼事業部長、太平洋航路中心に船腹不足感増す

 ― 今夏までのケープサイズ市況を振り返り、どう見ているか。  「年初からしばらくは、当初想定していたよりも低い水準で推移した。ブラジル出しの鉄鉱石は例年の傾向通り同国の天候悪化続き

2025年10月29日

《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、ユニオン・マリタイム カッジ社長、日本と欧州など軸に資金調達先拡大

 英国のタンカー・バルカー船社ユニオン・マリタイム(本社=ロンドン)は、世界的な資金調達網の拡大と技術投資を加速している。発注残はプロダクト船やケミカル船を中心に46隻、投資総額は続き

2025年10月29日

テイラー・マリタイム、7~9月期は2080万ドルの黒字、売船は計50隻に

 ハンディバルカー船社のテイラー・マリタイムはこのほど今年7~9月期のファクトシートを発表し、純利益が2080万ドルだったと明らかにした。また7~10月中に4隻のハンディサイズ・バ続き

2025年10月29日

中国が米国大豆輸入再開見通し、米中合意、実現はパナマ市況にプラスか

 米国・中国の両政府は26日、米中閣僚級協議で関税やレアアース輸出規制など貿易に関する枠組みに合意した。米国のベッセント財務長官が発表した。合意は10月末に予定されている米中首脳会続き

2025年10月29日

FLOWRA、多国間連携で基盤構築へ、浮体式洋上風力の技術開発で

 浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)は、多国間の連携を深めながら浮体式洋上風力の共通基盤技術と国際標準化の確立を目指す。同組合は設立から1年半を経て、浮体構造や係留、送電、続き

2025年10月29日

BWのH・ゾーメン元会長が死去

 香港大手船主ワールドワイド・シッピンググループを長年率いた、BWグループ元会長のヘルムート・ゾーメン氏が26日に香港で死去した。86歳。BWが発表した。  ゾーメン氏はオースト続き

2025年10月29日

モザンビークLNG船商談、再開近いか

 大規模なLNG船の需要が生まれる東アフリカのモザンビークLNGプロジェクトが再開に向けて動き出す可能性がある。開発が再開されると、邦船社の受注が有力視されてきた計17隻の新造LN続き

2025年10月28日

《連載》マーケットを読む!㉓<近海船>、商運マリン 小川広美代表取締役、船価の先高観が市況水準を押し上げ

 ― この1年の近海船マーケットに対する評価は。  「年初日建て7000ドル台だった1万3500重量トン型省エネツインデッカーのスポット用船料は、4月に一時6000ドル台半ばまで続き

2025年10月28日

《シリーズ》海外船社の視点と展望2025、エラスムス・シップインベスト・グループ スー会長兼CEO、次の投資軸にバルカー、市況注視

 ギリシャの船主エラスムス・シップインベスト・グループは先行きが見通しにくい環境下で柔軟な投資戦略を展開する。ジョン・スー会長兼CEOは本紙のインタビューに応じ、「各プロジェクトの続き

2025年10月28日

JERAら、ネシアLNG供給強化の重要性確認

 発電大手JERAはインドネシアのPLN EPI社と同国のLNGバリューチェーン構築などに向けて実施している共同調査の初回調査結果を取りまとめた。27日発表した。同国は経済成長に伴続き

2025年10月27日

《シリーズ》ニッポン海運の海外拠点【シンガポール】、エスユー・ナビゲーション、自主運航を軸に事業モデルを拡張、J19建造も視野に

 ケミカル船社ショクユタンカーのシンガポール子会社エスユー・ナビゲーションは、自主運航を事業の主軸とする一方で、定期貸船やプール参画など事業モデルの多角化を進めている。競争が激しさ続き

2025年10月27日

《連載》マーケットを読む!㉒<VLGC、LNG船>、飯野海運・妹尾邦彦執行役員、VLGC市況、MGC供給量も影響か

 ― 今年の大型LPG船(VLGC)市況を振り返ってほしい。  「堅調だ。米国の貿易戦争の影響でトレードパターンが非効率的になっていることが背景にある。戦争・紛争などの頻発で不透続き