海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2023年12月11日

タンカー基準運賃、24年は見た目の「WS」大きく、VL中東/日本11%減

 2024年1月1日から適用されるタンカーの基準運賃「WS(ワールドスケール)フラットレート」が決定した。VLCCの中東ラスタヌラ積み千葉向けの基準運賃は前年比11%減の「トン当た続き

2023年12月11日

オルデンドルフ、ポストパナマックスに円筒帆、テック社向け24年に

 ドイツのバルカー運航大手オルデンドルフ・キャリアーズは7日、カナダの資源大手テック・リソーシズと、ポストパナマックス・バルカーに円筒帆(ローターセイル)を搭載することで合意したと続き

2023年12月8日

日本郵船、燃料アンモニア輸送の用船契約締結、既存MGC投入、JERA実証に向け

 日本郵船は6日、このほど三井物産とアンモニア輸送に関わる定期用船契約を締結したと発表した。同契約には日本郵船が保有・運航する約3万5500立方㍍型のMGC(中型ガス運搬船)“Be続き

2023年12月8日

日本郵船、シノペックにLNG船最長23年投入、中国とLNG船契約3件目

 日本郵船は7日、中国の国営エネルギー会社シノペック・グループとLNG船1隻を対象とした定期用船契約を締結したと発表した。契約は2024年以降に開始され、最長23年の長期間にわたり続き

2023年12月8日

グロービスの1万台積み自動車船、シースパンとHMMが保有、最大20隻整備

 現代自動車グループの現代グロービスが整備を進めている世界最大の1万800台積み自動車船を、コンテナ船大手船主シースパンと韓国船社HMMが最大10隻ずつ保有することが分かった。 続き

2023年12月8日

ケープ市況、大幅反落も4万ドル台でなお高値

 ロンドン市場のケープサイズ・バルカー主要航路平均用船料の6日付は前日比6510ドル安い4万2800ドルとなった。4日まで続いた急騰の反動により、2日連続で5000ドルを超える下落続き

2023年12月8日

ユーロナブ、VLCC1隻、スエズマックス2隻発注、2026年竣工

 ベルギー船社ユーロナブは7日、VLCC1隻とスエズマックス・タンカー2隻を発注したと発表した。VLCCは中国の青島北海造船で、スエズマックス2隻は韓国の大韓造船所で建造する。それ続き

2023年12月8日

ハンター・グループ、VLCC事業復帰

 ノルウェーのハンター・グループはこのほど、VLCCを定期用船し、VLCC事業に復帰した。2016年建造のスクラバー搭載VLCCで「国際的に有名な取引相手」と3年間の定期用船契約を続き

2023年12月7日

ホーグオートライナーズ、住商とアンモニア燃料供給検討、次世代自動車船に星港・米国で

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズは5日、住友商事との間でクリーンアンモニア燃料の次世代自動車船への2027年以降の供給を検討することで合意したと発表した。シンガ続き

2023年12月7日

<ウクライナ情勢>回廊利用、4カ月で700万トン以上輸出

 ウクライナのオレクサンドル・クブラコフ副首相兼インフラ大臣は5日、自身のSNSで「8月8日以来“ウクライナ回廊”を利用して226隻の船が(ウクライナ港湾に)入港した」と明らかにし続き

2023年12月6日

自動車船、全長200m以上の超大型船増加へ、中国積み増加などで船型多様化

 英船価鑑定・船舶情報サービス大手ベッセルズバリューのデータによると、自動車船の新造発注残179隻のうちの30隻が全長200m以上で、標準車換算積載能力(CEU)が9000台前後の続き

2023年12月6日

中国出し自動車、1〜10月は6割増、EU補助金調査などで伸び鈍化も

 EU(欧州連合)の欧州委員会が中国製EV(電気自動車)に対する補助金調査を開始し、欧州向けの輸出が規制される可能性が出てきた。自動車船関係者は、昨年来の船腹不足の主因とされる中国続き

2023年12月6日

エコノム氏、シーナジーの株式5.7%取得

 ギリシャ船主ジョージ・エコノム氏はこのほど、自身のプライベートカンパニーを通じてギリシャ系バルカー船社シーナジー・マリタイム・ホールディングスの発行済み株式の5.7%(111万9続き

2023年12月5日

《シリーズ》海外船社、模索する未来図、BWグループ ゾーメン・パオ会長、省燃費技術に投資、新造船は慎重に

 海運大手BWグループのアンドレアス・ゾーメン・パオ会長はこのほど、シンガポール本社で本紙取材に応じ、脱炭素に向け注力する分野として「低燃費技術」「新燃料」「新たなサステナビリティ続き

2023年12月5日

《連載》マーケットを読む!㉕<ケープサイズ・パナマックス>、日本郵船 濱崎晃一不定期船グループ長、重油焚き新造ケープサイズに不足感

 — ケープサイズ市況の動向は。  「今年の荷動きは昨年を上回るペースで推移している。ブラジル・豪州出しの鉄鉱石、とりわけ西アフリカ出しのボーキサイトは活況だ。9月に入りブラジル続き

2023年12月5日

マースクタンカーズ、大型アンモニア運搬船最大10隻建造、現代三湖で26年末以降竣工

 デンマーク船社マースクタンカーズは1日、同社の関連会社が韓国の現代三湖重工業に大型アンモニア運搬船(VLAC)4隻プラス・オプション6隻を発注したと発表した。9万3000立方㍍型続き

2023年12月5日

フロントラインの1~9月期、純利益2倍の5億3800万ドル

 タンカー船社フロントラインの2023年1~9月期決算は、純利益が前年同期比2倍の5億3804万ドルとなった。売上高は前年同期比54%増の13億8718万ドル、営業利益は同3倍の6続き

2023年12月4日

日本郵船、VLCC2隻の新造方針固める、将来のアンモニア焚きへの換装も視野

 日本郵船はタンカー事業で、引き続き投資機会を探る。VLCCについてこのほど新規に2隻の新造船発注方針を固めた。タンカー事業を担当する西島裕司執行役員は「原油輸送の社会的使命を果た続き

2023年12月4日

オルデンドルフ、ヴァーレとバイオ燃料試験、CO2排出18%減

 ドイツのバルカー運航大手オルデンドルフ・キャリアーズは11月30日、ブラジル資源大手ヴァーレと連携し、ケープサイズ・バルカー(ニューキャッスルマックス級)でバイオ燃料試験航海を開続き

2023年12月4日

グリンドロッド・シッピングの7~9月期業績、849万ドルの最終赤字に転落

 テイラー・マリタイム・インベストメンツ傘下のバルカー船社グリンドロッド・シッピングの2023年7~9月業績は、売上高が前年同期比5%増の1億1246万ドル、純損益が849万ドルの続き