海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2023年12月25日

【運河危機】VLGC、航路選択が複雑化、パナマ運河通航ルール緩和や紅海リスクで

 パナマ運河の通航ルールの変更に加え、紅海周辺の情勢不安定化の影響により、大型LPG船(VLGC)の北米/アジア間の航路選択は複雑化しそうだ。この間、VLGCではパナマ運河の滞船の続き

2023年12月25日

【運河危機】自動車船、配船効率低下で船腹不足に拍車、紅海の航行停止拡大

 スエズ・パナマ両運河の円滑な通航を阻害する問題が、自動車船の昨年来の船腹不足に拍車をかけている。日本郵船が海外船主から用船する自動車船“Galaxy Leader&r続き

2023年12月22日

《シリーズ》私の1隻“Pro Grace”、ユニバーサルマリン 岡田京一郎さんの1隻、感謝・縁の大切さを知った船

 船舶管理会社ユニバーサルマリンの岡田京一郎社長が挙げる「私の1隻」は木材チップ船の“Pro Grace”。海運バブル崩壊直前の2007年に竣工し、その後、11年の東日本大震災や海続き

2023年12月22日

《連載》マーケットを読む!㉖<ケミカル船>、イーストポート・マリタイム ストラテジスト アンドリュー・シプリー氏、原油価格上昇と需給タイトが下支え

 — 今後のケミカル船市況の見通しは。  「2024年の原油価格は、OPECプラスの協調減産の継続などを背景にゆるやかに上昇することが予想される。原油価格が上昇すれば、基本的には続き

2023年12月22日

《シリーズ》海外船社、模索する未来図、セーフバルカーズ・ハジオアヌCEO、新造・中古買船併用して船隊刷新

 米国上場のギリシャ系バルカー船主セーフバルカーズは、新造船の発注と船齢の若い中古船の買船を併用しながら船隊の刷新を進めている。中でも新造船については新鋭の重油焚き船とメタノール二続き

2023年12月22日

ホーグオートライナーズ、欧州出し遠洋輸送にバイオ燃料供給、VAROと提携

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズは20日、スイスのエネルギー企業VAROと海運の脱炭素化推進を目的とした戦略的パートナーシップを締結したと発表した。VAROはホ続き

2023年12月22日

24年のLNG船市況予測、年平均は10万ドル以上で好調維持、減速・迂回で需要増

 2024年の大型LNG船のスポット用船市況は引き続き好調を見通す声が多い。本紙アンケート調査で、17万~18万立方㍍型の最新鋭船の市場関係者による予想は、年平均で日建て10万~1続き

2023年12月21日

石炭荷動き予測、23年は14.7億トンで過去最高、輸入のアジアシフト加速

 国際エネルギー機関(IEA)は15日公表した石炭需要レポートの中で、2023年の世界の石炭荷動き(輸入)が前年比7%増の14億6800万トンとなり、過去最高になると予測した。この続き

2023年12月21日

日本製鉄のUSスチール買収、北米向け鋼材荷動きへの影響注目

 日本製鉄が米国鉄鋼大手USスチールの買収を発表したことを受けて、邦船関係者は日本から北米向けの鋼材荷動きへの影響に注目している。今回の買収によって米国向けの鋼材荷動きが減るとの見続き

2023年12月21日

ワレニウス・ウィルヘルムセン、全船舶の紅海通航を中止、治安情勢受け

 自動車船・RORO船運航大手のワレニウス・ウィルヘルムセン(WW)は19日、紅海南部の現在の治安情勢を鑑みて、今後通告するまでの間全ての船舶の紅海経由の航行を中止すると発表した。続き

2023年12月21日

川崎汽船、ウルトラマックスにグリーン鋼材、今治造船で26年竣工

 川崎汽船は20日、新造整備する6万4000重量トン型ハンディマックス・バルカー(ウルトラマックス級)に、JFEスチールのグリーン鋼材「JGreeX」を採用すると発表した。今治造船続き

2023年12月21日

キャスター・マリタイム、06年製ケープ1740万ドルで売却

 キプロス船主キャスター・マリタイムは18日、2006年建造の18万200重量トン型ケープサイズ・バルカー“Magic Orion”を1740万ドルで売却したと発表した。同社は11続き

2023年12月20日

《シリーズ》海外船社、模索する未来図、ベルシップス・スカルスガルドCEO、重油焚き新鋭ハンディマックスを整備

 ノルウェーのハンディマックス・バルカー船社ベルシップスは2015年以降に建造された重油焚きの新鋭船で船隊を構成することで環境規制へ対応し、競争力を確保している。平均船齢は3年と若続き

2023年12月20日

商船三井、LNG燃料ケープ5隻を先行発注、今治造船2隻・青島北海造船3隻

 商船三井は19日、LNG燃料ケープサイズ・バルカー5隻の新造整備を決めたと発表した。2隻は日本シップヤード(NSY)に発注して今治造船で建造、3隻は中国船舶集団(CSSC)傘下の続き

2023年12月20日

グレート・イースタン、MR型1隻売船

 インド船社グレート・イースタン・シッピングは15日、2004年建造のMR型プロダクト船1隻を売却する契約を締結したと発表した。買い手は無関係の第三者としており、24年3月末までに続き

2023年12月19日

《連載》ケープサイズ発注<下>、邦船、ケープ用船に苦慮、用船料、期間で条件合わず

 「船主関係で最大の課題は、船主さんにケープサイズを保有してもらえるかどうかだ」(邦船関係者)。オペレーターは環境対応でLNG燃料ケープサイズを建造しつつ、当面の輸送需要に対応する続き

2023年12月19日

資源大手とBIMCO、金属・鉱業貿易電子化へ共同文書、鉄鉱石のeBL化20%以上

 資源大手のアングロ・アメリカン、BHP、リオ・ティント、ヴァーレと国際海運団体のボルチック国際海運協議会(BIMCO)は14日、金属・鉱業全体の貿易文書の電子化を加速するためのポ続き

2023年12月19日

JERA、LNGや水素・アンモニアVCで協業、プルタミナと覚書

 JERAは15日、インドネシア国営石油・天然ガス会社プルタミナと、LNG、水素・アンモニアのバリューチェーンなどに関して協業することを定めた覚書を締結した。同日発表した。両社はL続き

2023年12月18日

《連載》ケープサイズ発注<上>、国内船主、用船短く投資低調、中小型バルカーへの関心高める

 世界的にケープサイズ・バルカーの発注が減少している。日本でも国内船主は投資先として中小型バルカーへの関心を一段と高め、高額で市況変動が激しいケープサイズへの投資は見合わせる。用船続き

2023年12月18日

《シリーズ》海外船社、模索する未来図、ソルバング アンドレセンCEO、排ガス浄化で脱炭素目指す

 ガス船事業を主力とするノルウェー船社ソルバングは、脱炭素に向けた戦略として、新燃料の採用ではなく排気ガス浄化システムを全船に導入している。同社のエドヴィン・アンドレセンCEOが本続き