海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2022年3月18日

イラン船社NITC、LNG燃料船をイラン国内で建造へ、アフラ型タンカー発注

 イラン国営船社NITCはこのほど、LNG二元燃料の11万3000万重量トン型タンカーをイラン国内の造船所で建造することを決めたと発表した。イラン国営造船(ISOICO)に発注する続き

2022年3月18日

ドライFFA、全船型大幅に上昇、ケープ4~6月物が3万ドル台

 ドライバルクFFA(海運先物)が16日に全船型で大幅に上昇した。英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)によると、2022年4~6月物のケープサイズが前日比2続き

2022年3月17日

<ウクライナ情勢>プロダクト船市況、在庫減少の懸念解消で軟化か

 プロダクト船市況は、中東などから欧州向けの荷動きの増加を背景にスエズ以東でも各主要船型で上昇傾向にあるが、在庫減少の懸念が解消されれば徐々に軟化すると見る向きがある。ただし、中東続き

2022年3月16日

《連載》船腹調査⑦自動車船、発注残増加も既存船の8%

 英船価鑑定大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界の自動車船の船腹量は現在778隻(2021年以前の竣工船)となっている。自動車船の新造発注は近年記録的な低水準で推移し、昨続き

2022年3月16日

<ウクライナ情勢>プロダクト船市況、各主要船型で上昇続く、損益分岐点超え

 プロダクト船市況が各主要船型ともに急上昇している。ロシアのウクライナ侵攻を背景に、ロシアからの荷動きが多かった欧州向けに中東などからの輸送需要が生まれていることなどが影響し、スエ続き

2022年3月16日

豪州東部・東南部、豪雨・洪水被害で穀物・石炭輸出に一部影響

 豪州東部・東南部で2月下旬から続く豪雨と洪水による水害によって、港湾や周辺インフラが被災し、豪州からの穀物や石炭輸出に一部影響が出ている。アーガス・メディアによるとニューサウスウ続き

2022年3月16日

シーナジー、21年業績、4100万ドルの最終黒字に転換

 米NASDAQに上場するギリシャ系バルカー船社シーナジー・マリタイム・ホールディングスの2021年通期業績は、売上高が前年比2.4倍の1億5311万ドルと大幅な増収で、営業損益が続き

2022年3月16日

オドフェルCEOが辞任

 ケミカル船大手オドフェルは14日、クリスチャン・モルクCEOが取締役会に対し、CEOを退任することを表明したと発表した。後任が決定するまでは、同氏が現在の職務を継続する。取締役会続き

2022年3月15日

海外ドライ船社の21年業績、市況高騰で過去最高益相次ぐ

 海外の主力ドライバルク船社の2021年通期業績は、ドライバルク市況の高騰を受け全社が大幅な増収増益か黒字転換となった。リーマン・ショック前の海運ブーム期も含めて過去最高益となった続き

2022年3月15日

海外タンカー船社、通期決算、赤字・減益目立つ、4Qに一部改善も

 海外タンカー船社の2021年通期決算は、原油船、プロダクト船を主力とする船社を中心に前年比で業績が悪化し、赤字基調が続いた。一方、10~12月期は業績の改善傾向が見られる船社もあ続き

2022年3月15日

《連載》近海船オペレーターの挑戦⑤、NSユナイテッド海運、安定輸送へ期間船隊の再整備

 NSユナイテッド海運の近海船部門は現在18隻の基幹船隊を運航し、これに加えて月に5~10隻のスポット用船を行っている。同部門を担当する宮井成彦取締役・常務執行役員は「近海船のスポ続き

2022年3月15日

イースタン・パシフィック、LNG燃料自動車船2隻追加発注、威海金陵で計6隻建造

 シンガポール船社のイースタン・パシフィック・シッピング(EPS)は8日、中国の招商局工業傘下の金陵船舶(威海)に7000台積みLNG二元燃料自動車船2隻を発注した。EPSは昨年同続き

2022年3月15日

ダミコの21年通期、純損失3700万ドル、赤字転落、市況低迷が影響

 プロダクト船社ダミコ・インターナショナル・シッピングの2021年通期決算は、純損失が3726万ドルとなり、前年の1656万ドルの黒字から赤字に転落した。売上高は前年比22%減の2続き

2022年3月14日

<ウクライナ情勢>テイラー・マリタイム、本船残し船員をインドに帰還

 英国に上場するハンディバルカー船社テイラー・マリタイム・インベストメンツは9日、ウクライナに停泊中の同社のハンディサイズ・バルカーの乗組員21人が、インド政府の支援により安全にイ続き

2022年3月14日

<ウクライナ情勢>ウクライナ穀物輸出見込み、小麦・とうもろこし1000万トン減、22会計年度で

 米国農務省海外農業局は今月、22会計年度(21年7月~22年6月)の世界農業需給予測を更新した。この中でウクライナの小麦・とうもろこしの輸出量見込みを2月予測からそれぞれ400万続き

2022年3月14日

商船三井・田渕海運など、メタノール燃料内航タンカー建造、村上秀で24年竣工

 商船三井、商船三井内航、田渕海運、新居浜海運、村上秀造船、阪神内燃機工業の6社は、国内初のメタノール燃料内航タンカーの開発に関する戦略的提携を締結した。499総トン型のケミカル船続き

2022年3月14日

ケープ市況、2カ月ぶり2万ドル台回復、欧州向け石炭需要増で

 英ボルチック・エクスチェンジのケープサイズ・バルカー主要航路平均用船料の10日付は前日比2740ドル高い2万1668ドルで、1月10日以来2カ月ぶりに2万ドル台を回復した。ロシア続き

2022年3月14日

テイラー・マリタイム、ハンディ・スープラ各1隻売船、計3330万ドルで

 英国に上場するハンディバルカー船社テイラー・マリタイム・インベストメンツは9日、2006年建造のハンディサイズ・バルカーと2011年建造スープラマックス・バルカー各1隻を売船する続き

2022年3月14日

シャトルタンカー船社KNOPの通期決算、営業益4割減の7357万ドル

 日本郵船グループが出資するシャトルタンカー船社KNOTオフショア・パートナーズ(KNOP)の2021年決算は、売上高が前年同期比微増の2億8113万ドル、営業利益が40%減の73続き

2022年3月11日

《連載》海外船社の視点と展望①、ユーロナブ ストープCEO、新燃料開発進め「将来を保証する」船を

 加速する脱炭素の流れやコロナ禍、世界情勢の変化など、海運業界を取り巻く環境が絶えず変動する中、各船社は難しいかじ取りが求められている。世界で輸送ビジネスを展開する海外船社は現状を続き