海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2022年10月13日

ノルデン、通期純利益予想、最大7.3億ドル、9000万ドル上方修正

 デンマークの不定期船運航大手ノルデンはこのほど、2022年通期の純利益が6億5000万~7億3000万ドルになる見込みと発表した。8月4日発表の前回予想は5億6000万~6億40続き

2022年10月13日

フェアフィールド、LNG燃料ケミカル船2隻追加発注、福岡造船で24年竣工

 米国のケミカル船社フェアフィールド・ケミカル・キャリアーズ・グループ(FCC)は、LNG燃料を使用できる二元燃料推進のケミカル船2隻の建造オプションを行使した。ステンレスタンクを続き

2022年10月13日

アンジェリコシス、大宇造船に200万ドル寄付

 韓国の大宇造船海洋は11日、ギリシャ船主アンジェリコシスグループから200万ドルの寄付金を受けたと発表した。  大宇造船にとってアンジェリコシスは、1994年の初取引以来30年続き

2022年10月12日

《連載》タンカー荷動きの変化<下>、ケミカル船、各地から欧州向けの荷動き増、禁輸措置の対象拡大に注目

 ロシアのウクライナ侵攻により、ケミカル船の荷動きも影響を受けた。中東や米国、アジアから欧州に向かう海上輸送が活発化。加えて、石油製品市場でも同様に欧州向けの荷動きが増加し輸送需要続き

2022年10月12日

《連載》自動車船事業の課題③、日本郵船・池田豊常務執行役員、安全・環境に注力、自動車物流再拡大

 ― 自動車船の荷動きの状況は。  「完成車の海上荷動きは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年に大きく落ち込んだが、21年、22年と回復し、コロナ前の水準に戻りつつある。続き

2022年10月11日

《連載》タンカー荷動きの変化<中>、プロダクト船、露産代替の新たな調達先に注目、EUの禁輸措置実行に向け

 プロダクト船の輸送の流れもロシアによるウクライナ侵攻で大きく変化した。欧州がロシア産の石油製品を代替するために中東などからの荷動きが増加。一方で、欧州にとって石油製品は原油よりも続き

2022年10月11日

《連載》ドライバルク貨物の動向⑥<木質バイオマス>、近海船不足で輸送船大型化傾向、需要増も供給制約がネック

 木質バイオマスはカーボンニュートラル(炭素中立)なエネルギーとしてバイオマス発電に利用されており、主に近海船(1万重量トン前後の在来船)やハンディバルカーなどで輸送されている。P続き

2022年10月11日

ストルト、6~8月の営業益4割増、ケミカル船好調が寄与

 ノルウェーの海運グループ、ストルトニールセンの2022年6~8月期決算は純利益は前年同期比2倍の7472万ドルとなった。売上高は前年同期比28%増の7億4405万ドル、営業利益は続き

2022年10月7日

《連載》タンカー荷動きの変化<上>、欧州の原油輸入、ロシア産代替調達進む、原油船、EUの禁輸措置実行に注目

 ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけにエネルギーの流れはダイナミックに変化した。対ロシア制裁などに伴いロシア産エネルギーへの依存度が大きかった欧州に向け、各地からエネルギーが流れ続き

2022年10月7日

OPECプラスの200万バレル減産、VLCC市況にマイナス、30隻分相当減産

 OPECプラスが11月の原油生産ペースを日量200万バレル減産することを決め、VLCC市況へのマイナス影響が懸念される。減産によりカーゴ量が減少し、輸送需要が減退することで市況に続き

2022年10月7日

ホーグオートライナーズ、2030年までにゼロエミ燃料5%以上

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズはこのほど、脱炭素技術の開発と普及促進を目指す国際的なイニシアチブ「ファースト・ムーバーズ・コアリション(FMC)」に参画したと続き

2022年10月7日

ケープサイズ市況、2カ月半ぶり2万ドル台回復、大西洋が牽引

 5日のロンドン市場でケープサイズ・バルカーの主要航路平均用船料が前日比2564ドル高い2万1175ドルとなった。同用船料が2万ドルを超えるのは7月26日以来2カ月半ぶり。ケープサ続き

2022年10月6日

《連載》マーケットを読む!⑧<ケミカル船>、MOLケミカルタンカーズ 飯島敬彦ダイレクター、往復航の運賃格差で配船が変化

 ― 今年これまでのケミカル船市況を振り返ってほしい。  「足元(8月末現在)までマーケットは好調だ。コロナ禍からの回復に伴う景気回復により世界的に経済が好調であるため化学品の需続き

2022年10月6日

《連載》自動車船事業の課題②、燃料転換とDXで業界をリード

 邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の自動車船部門は今後発注する新造船をLNGなどの代替燃料船とする方針で、海運業界の燃料転換をリードしている。将来のゼロエミッション燃料続き

2022年10月6日

エクセルレート、FSRUを現代重工に発注、26年竣工

 米国のエクセルレート・エナジーがFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)を新造発注した。4日、韓国の現代重工業と1隻の建造契約を締結したと発表した。2026年6月に引き渡しを受続き

2022年10月6日

商船三井、サハリンⅡの新事業会社と契約、LNG輸送サービス継続

 商船三井は4日、「サハリンⅡプロジェクト」向けLNG船の定期用船契約について、同プロジェクトの新たな運営会社であるサハリン・エナジーと長期用船契約を締結した。5日発表した。これに続き

2022年10月6日

バルカー新規発注、8月は13隻、発注残前月比19隻減、解撤はゼロ

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)の集計による今年9月末時点のバルカー新造発注残は765隻で、前月末比19隻減少した。9月の竣工隻数が32隻だったため、続き

2022年10月5日

ギリシャ船主パフォーマンス、アフラマックス1隻を買船

 ギリシャ船主パフォーマンス・シッピングは9月30日、子会社を通じてアフラマックス・タンカー1隻を購入する覚書を締結したと発表した。同社にとって8隻目のアフラマックスとなる。  続き

2022年10月5日

明治海運、LNG船4隻建造、大宇で25~26年

 明治海運は9月30日、連結子会社MKセンテニアル・マリタイムを通じてLNG船4隻を取得すると発表した。17万4000立方㍍型を韓国の大宇造船海洋で建造し、2025年9月から26年続き

2022年10月5日

玉井商船、58型ハンディマックス発注、大島造船で25年竣工

 中小型バルカー・内航船オペレーターの玉井商船(佐野展雄社長)は3日、5万8000重量トン型ハンディマックス・バルカー1隻の新造整備を決めたと発表した。大島造船所で2025年第1四続き