海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2020年10月29日

シンガポール、LNG燃料供給事業者を追加募集

 シンガポール海事港湾庁(MPA)はLNG燃料供給事業者を追加募集する。28日発表した。現在、ケッペルとシェルの合弁会社FueLNGと、パビリオン・エナジー・シンガポールの2社にラ続き

2020年10月29日

国交省・大坪海事局長、EU-ETSの海運への拡張懸念

 国土交通省の大坪新一郎海事局長は28日の記者懇談会で、「欧州連合(EU)が地域的な排出権取引制度(EU-ETS)を国際海運に拡張しようとしている。これが実現してしまうと、IMO(続き

2020年10月29日

<DIGITAL×Shipping>郵船のガス燃料自動車船、デジタル先進船の認定第一号に、NKが初の新符号

 日本郵船は28日、同社が運航する日本初のLNG燃料自動車船“Sakura Leader”が、日本海事協会(NK)から「Digital Smart Ship(DSS)」の船級符号(続き

2020年10月29日

神戸大学、新造船の船名は“海神丸”、先進的デザインに

 神戸大学(武田廣学長)は28日、計画している多機能練習船の船名を“海神丸”(かいじんまる)にすると発表した。神戸市の同大学内で記者会見した武田学長は、「海の神戸大学を象徴する名称続き

2020年10月28日

《連載》船主と中古船<下>、船主の中古買船、金融機関、融資に前向き、ニーズに対応

 国内船主(船舶オーナー)による中古船購入について、金融機関の多くは融資に前向きだ。船主がマーケットから買船するには資金調達がポイントの1つになるが、「こうしたニーズに対してファイ続き

2020年10月28日

<DIGITAL×Shipping>現代グローバル、スマートシップソリューション提供、KSS海運向けに

 現代重工業グループの現代グローバルサービス(HGS)はこのほど、英国衛星通信大手インマルサットのスマートシップソリューションの韓国・KSS海運への提供が決定したと発表した。スマー続き

2020年10月28日

IMOのGHG規制案、船舶性能と燃費実績の2段階検査、就航船に新造船並み性能義務化へ

 IMO(国際海事機関)が先週の第7回温室効果ガス(GHG)作業部会で合意したGHG規制案は、就航船にも新造船と同等の燃費性能を求めるもの。事前に船舶の設計情報などに基づいて燃費性続き

2020年10月28日

【日本のGHGゼロ宣言】国交省海事局、国際議論での発言力強化に期待、内航船の省エネも一層推進

 菅義偉首相が26日、2050年までに温室効果ガス(GHG)の排出を実質ゼロとする方針を示したことにより、IMO(国際海事機関)などGHG削減に関する国際議論の場で日本の発信力が強続き

2020年10月28日

<Green×Shipping>ウィルヘルムセン、水素燃料RORO船、24年就航へ、ノルウェー沿岸を定期商業運航

 ノルウェーのウィルヘルムセン・グループは22日、液化水素(LH2)を燃料とするRORO船の設計・建造計画を欧州のパートナー14社とともに進めていることを明らかにした。2024年か続き

2020年10月28日

佐渡汽船、高速フェリー“あかね”を売却、来年4月に既存ジェットフォイル転配

 佐渡汽船は23日、小木/直江津航路を運航している高速カーフェリー“あかね”を売却し、代替船として現在、新潟/両津航路を運航しているジェットフォイル“ぎんが”を転配する方針を決めた続き

2020年10月28日

下関市、関釜フェリー50周年で感謝状贈呈

 下関市は23日、下関/釜山間を運航する関釜フェリーの航路開設50周年を記念して、感謝状贈呈式を開催した。前田晋太郎市長から入谷泰生会長に感謝状が贈られた。  前田市長は、「19続き

2020年10月27日

<Green×Shipping>日本海事産業、脱炭素シフト加速、「50年GHGゼロ宣言」がもたらす転換

 菅義偉首相が26日、日本として温室効果ガス(GHG)の排出を2050年までに実質ゼロにする方針を宣言した。日本が脱炭素シフトを進めることで、海事産業にも大きな影響がもたらされる見続き

2020年10月27日

【日本のGHGゼロ宣言】邦船社から歓迎の声、船舶燃料と日本向け貨物転換促す

 2050年のGHG排出量実質ゼロの政府方針に対して、邦船社からは「環境問題は世界の流れであり、国としてはっきりと方向性を出してくれた方がわれわれにとってもよい」といった歓迎の声が続き

2020年10月27日

【日本のGHGゼロ宣言】洋上風力導入の後押しに、邦船新規事業の展開にも追い風

 2050年のGHG排出量実質ゼロの政府方針は、日本における洋上風力発電市場の創出・活性化の後押しとなりそうだ。環境意識の高まりへの対応、新たな成長分野への展開を探る邦船社は作業船続き

2020年10月27日

【日本のGHGゼロ宣言】海運モーダルシフト加速の機運か、GHG削減へ、船社は受け皿整備を推進

 菅義偉首相が26日、2050年までに温室効果ガス(GHG)の排出を実質ゼロとする方針を示したことで、国内物流における海運モーダルシフトが加速する機運が高まりそうだ。国内物流ではト続き

2020年10月27日

【日本のGHGゼロ宣言】日本港湾、新燃料の供給体制構築を加速、海外との連携強化も

 海運業界で温室効果ガス(GHG)削減に向けた新燃料の活用・開発が進む中、日本港湾で将来の船舶燃料を供給する体制を構築する動きが加速している。LNG燃料については、今月から中部地区続き

2020年10月27日

【日本のGHGゼロ宣言】脱炭素技術の国内需要が増加、ゼロエミ推進など研究開発機運も

 2050年の温室効果ガス(GHG)排出実質ゼロの政府方針を受けて、船舶の脱炭素化に関わる技術の需要が高まり、造船所やメーカーの開発機運も高まりそうだ。近年は内航船分野でバッテリー続き

2020年10月27日

GHG規制、IMO作業部会で合意、11月のMEPCで審議、最短23年発効

 IMO(国際海事機関)の温室効果ガス(GHG)削減戦略の短期対策についての協議が大詰めを迎えている。今月19~23日にウェブ形式で行われた作業部会(中間会合)で、現存船燃費性能規続き

2020年10月27日

ICS、IMOのGHG削減短期対策歓迎、GHG作業部会の結果受けコメント

 国際海運会議所(ICS)は23日、IMOのGHG作業部会で多くの政府に合意された、2030年目標に向けた短期対策を歓迎するコメントを発表した。日本が提案していた「現存船に新造船と続き

2020年10月27日

中国銀行、船舶融資の専門組織を設立、尾道支店内に

 中国銀行(岡山県岡山市)は、外航船を対象とした船舶融資業務に関する専門性を高め、顧客サービスの向上を図ることを目的として、尾道支店内に「シップファイナンスセンター」を設立すること続き