海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年5月6日

海保庁、MCTの20年度活動実績を報告

 海上保安庁は4月22日、20年度のモバイルコーポレーションチーム(MCT)の活動実績を公表した。MCTは17年10月に発足した、諸外国の海上保安能力向上支援に当たる専従部門。20続き

2021年4月30日

《連載》展望 船主ビジネス⑩、国内船主、資金調達環境は良好、船主や案件によって選別の傾向も

 国内船主(船舶オーナー)の資金調達環境は良好だ。地銀を中心に船舶融資に前向きな金融機関が多いからだ。ただ一定の制約もあり、船主経営者からは、中国造船所での建造や短期用船の案件は借続き

2021年4月30日

日本郵船、初の遠洋定期航路に渋沢栄一が貢献、印タタと130年の関係に発展

 日本郵船は1893年(明治26年)に同社初の遠洋定期航路である日本/インド・ボンベイ(現ムンバイ)航路を開設し、国際海運会社の道を本格的に歩み始めた。同航路の開設に、新1万円札の続き

2021年4月30日

川崎汽船、教育プログラム「“K”ARE」導入、風通し良い企業文化で安全追求

 川崎汽船は28日、コンサルティングなどを展開するノルウェー企業、SAYFR(セイファー)の見識とゲーミフィケーションアプリを活用した教育プログラム「“K”AREプログラム」を本格続き

2021年4月30日

商船三井参画のSEP船“Seajacks Zaratan”、秋田で洋上風力基礎据付開始へ

 商船三井は28日、日本籍のSEP船(洋上風力発電設備設置船)“Seajacks Zaratan”が秋田港に入港したと発表した。秋田港・能代港の洋上風力発電基礎の据付を開始する。 続き

2021年4月30日

郵船出光グリーンソリューションズ、北陸電力向けボイラ制御システム受注

 日本郵船、郵船商事と出光興産が出資する「郵船出光グリーンソリューションズ」(土屋恵嗣社長)は28日、北陸電力の大型発電設備である超臨界圧変圧貫流ボイラ向けに制御最適化システム「U続き

2021年4月30日

日本郵船、経常益2100億円・最終益1400億円、20年度業績予想修正

 日本郵船は28日、2021年3月期通期業績予想を売上高1兆6000億円(前回予想は1兆5400億円)、営業利益700億円(同570億円)、経常利益2100億円(同1600億円)、続き

2021年4月30日

<Green×Shipping>NEDO2兆円基金、水素輸送効率化に最大2550億円、水素規制見直しも検討

 経済産業省は28日、グリーンイノベーションプロジェクト部会に設置したエネルギー構造転換分野ワーキンググループの第2回会合を開催した。2兆円のグリーンイノベーション基金を活用して行続き

2021年4月30日

春の叙勲、田村三井倉庫元社長など受章

 政府は29日付で、2021年春の叙勲受章者を発表した。元日本倉庫協会会長で三井倉庫元社長の田村和夫氏など国土交通省関係者は303人。海事・物流関係の主な受章者は次のとおり(敬称略続き

2021年4月28日

《シリーズ》荷主のグリーン戦略⑥、関西電力、需給両面で脱炭素取組み、電動船の普及推進、LNG船・石炭船は低燃費船に入替えも

 関西電力は電力の需要、供給の両面で脱炭素化に向けた取り組みを進める。需要面では、船舶を含む運輸部門の電動化を進めており、環境問題や老齢船の増加、船員不足といった内航船の課題を解決続き

2021年4月28日

商船三井、初の越境ECサイト事業開始、アフリカ向け中古農機輸出で

 商船三井は27日、唐沢農機サービス(本社=長野県東御市、唐澤健之代表取締役)と業務提携し、越境ECサイトを活用したアフリカ向けの中古農機輸出事業を開始すると発表した。同事業を行う続き

2021年4月28日

ツネイシHD海運事業、20年業績、売上高36%減、輸送量9%減

 ツネイシホールディングスが27日発表した、2020年通年(1~12月)の連結業績によると、神原汽船などの海運事業は売上高が前年比36.2%減の299億円で大幅な減収となった。昨年続き

2021年4月28日

国交省、LNG燃料船普及で補助事業決定、郵船の自動車船など4件

 国土交通省は27日、環境省と連携して実施する、LNG燃料システムなど導入事業の1次公募の結果を発表した。日本郵船の「大型自動車運搬船におけるLNG燃料仕様の導入事業」など、4件の続き

2021年4月28日

三井物産、海運の脱炭素化研究機関に参画

 三井物産は23日、海運業界の脱炭素化を推進する研究機関「Maersk Mc-Kinney Moller Center for Zero Carbon Shipping(MMMCZ続き

2021年4月28日

川崎汽船、荷役資材再利用で障がい者就労支援

 川崎汽船は27日、自動車船の荷役資材のリサイクル工程の一部を障がい者支援施設に依頼することで就労を支援すると発表した。荷役資材の分解を、障がい者支援を行う特定非営利法人「でっかい続き

2021年4月28日

船級と旗国ら、新技術普及へ国際組織MTF発足、知見やアドバイス提供

 海事分野での新技術の普及促進に向けた新たな国際枠組として、欧米日の主要旗国政府機関と船級協会が26日、「マリタイム・テクノロジー・フォーラム(MTF)を創設した。同日開催されたオ続き

2021年4月28日

長距離フェリー、3月は旅客16%増、トラック4%増、20年度はコロナで減少

 日本長距離フェリー協会が26日明らかにした3月の長距離フェリーによる輸送実績は、旅客が前年同月比16%増の12万3135人、乗用車が14%増の5万8928台、トラックが4%増の1続き

2021年4月28日

春の褒章、古野電気社長など受章

 2021年春の褒章受章者が決定し、29日付で発令される。国土交通関係は69人・4団体(藍綬4人、黄綬64人、緑綬1人・4団体)。  海事関係の受章者・団体は次のとおり(敬称略)。続き

2021年4月28日

鳥取県内2カ所目の「海の駅」認定

 国土交通省中国運輸局はこのほど、「マリーナ大栄」(鳥取県東伯郡北栄町)が「海の駅」に25日付けで認定され、「だいえい海の駅」となったことを明らかにした。「海の駅」は全国で174番続き

2021年4月27日

7船級・旗国が技術団体設立、脱炭素・自動運航で国際ルール策定に助言

 欧米日の7つの船級協会と旗国が集まり、技術組織「マリタイム・テクノロジー・フォーラム(MTF)」を設立する。急速に技術開発が発展している脱炭素と自動運航の分野で、最新の技術的知見続き