海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年10月21日

<Green×Shipping>川汽・三菱造船・NK、世界初船上CO2分離・回収に成功

 川崎汽船、三菱造船と日本海事協会(NK)が共同で進める世界初の船上CO2回収装置検証プロジェクト「CC-Ocean(Carbon Capture on the Ocean pro続き

2021年10月21日

大阪掖済会病院、船員へのワクチン接種受付を開始

 大阪港湾局によると、船員への新型コロナウイルス・ワクチン接種の予約受付が大阪掖済会病院(大阪市西区、日本海員掖済会が運営)でも開始された。日本海員掖済会が運営する各病院(小樽、横続き

2021年10月21日

デンマーク周回プロジェクト、自律タグが1000海里突破

 海外報道によると、海事業界向けの自律制御・ナビゲーションシステムを手掛けるシー・マシーンズ・ロボティクス(米ボストン)による、遠隔操船式の自律型タグボートでデンマーク周辺の100続き

2021年10月20日

《連載》次代への戦訓/元丸紅専務 岩佐薫氏③、台湾に駐在、解体船も担当

 商社は環境変化、時代の要請に従って、トレード、ファイナンス、事業投資とその主なる事業形態を変えていくが、ちょうど会社を挙げてファイナンスビジネスの取り組みが始まる時代であった。一続き

2021年10月20日

JERAの24年度実証試験、アンモニア混焼で3~4万トン調達、調達先や用船先検討

 JERAは、2024年度に予定する碧南火力発電所4号機でのアンモニア20%混焼実証試験への取り組みを推進している。本紙既報(19日付)のとおり、現在行っている小規模混焼試験で使用続き

2021年10月20日

商船三井ら、無人運航シミュレーションを公開、11月から通しでコンテナ船実証航海

 商船三井は19日、無人運航船の実証実験プロジェクトの一部を報道陣に公開した。このプロジェクトでは内航コンテナ船と大型カーフェリーを用いて、無人運航に向けた要素技術の開発・検証を重続き

2021年10月20日

IBF地域交渉が妥結、22年から2年、日本関係FOC船員に適用

 全日本海員組合と国際船員労務協会は19日に便宜置籍船(FOC船)に乗り組む外国人船員の労働協約に関する地域交渉を実施し、2022年1月1日から2年間有効となる協約について妥結した続き

2021年10月20日

神戸監理部、兵庫の海事観光を推進

 国土交通省神戸運輸監理部は15日、記者懇談会「神戸波止場町サロン」の第2回を開催し、管内エリアである兵庫県の海事観光を推進していることを説明した。石原彰監理部長(写真)は海事観光続き

2021年10月19日

エネルギー資源価格が高騰、一時的な荷動き変化や資源開発に注目

 LNG、原油、石炭といったエネルギー資源の価格が高騰している。LNG価格は、欧州やアジアでの需要増加などが複合的に作用し、史上最高値圏にある。需要拡大を背景としたもので、これに伴続き

2021年10月19日

【エネルギー資源価格高騰】、原油船市況への影響は薄く

 原油価格高騰による原油船市況への影響はあまり大きくないとみられる。中国向けを中心に荷動きは一定量あり、価格の高値が原油の需要減退や輸送需要低下にはつながっていない。一方で、足元で続き

2021年10月19日

【エネルギー資源価格高騰】、石油・ガス関連海洋事業への影響注視

 石油・ガス価格上昇に伴って、海洋事業への影響が注目される。ある邦船関係者は「足元の石油・ガス価格高騰は脱炭素の流れを切るほどの影響を及ぼしているわけではないが、価格の高騰が続いた続き

2021年10月19日

【エネルギー資源価格高騰】、石炭不足で中印向け荷動き増加か

 世界経済の回復などを背景とする発電・鉄鋼原料用の石炭需要の増加は、約10年ぶりの高騰局面を迎えたドライバルク市況のさらなる押し上げ要因になる可能性がある。二大輸入国の中国、インド続き

2021年10月19日

【エネルギー資源価格高騰】、環境と燃料高で省エネの価値が最大に

 原油相場高騰を受けて船舶燃料油(バンカー)価格がコロナ・ショック後の最高値を更新したことで、船舶の省エネ技術導入の経済的なメリットが高まっている。もともと環境対応の観点で省エネの続き

2021年10月19日

《連載》次代への戦訓/元丸紅専務 岩佐薫氏②、船舶部に異動、コンテナ担当に

 今から振り返れば、牧歌的な時代だったと思う。会社の意思決定の仕組みがどういうものかよく分かっていなかったが、部長席の方々は出社して窓際の自席で秘書にお茶を出してもらい、一般新聞紙続き

2021年10月19日

商船三井、原油船座礁事故想定し対応訓練、オンラインで模擬会見も

 商船三井は15日、重大海難事故を想定した緊急対応訓練を実施した。18日発表した。今回の訓練は、原油タンカーによる米国領海内での座礁事故を想定した。オンラインでの模擬記者会見も行い続き

2021年10月19日

商船三井と三井E&Sマシナリーら、アンモニア燃料主機発注に向け協定書

 商船三井はMANエナジーソリューションズ(MAN)、三井E&Sマシナリーと、MANが開発中のアンモニアを主燃料とした船舶用主機関の発注に向けて基本協定書を締結した。18日に商船三続き

2021年10月19日

JERA、碧南火力でアンモニア小規模利用試験、メディア向け視察会実施

 JERAは2024年度に予定している燃料アンモニア大量混焼に向け、アンモニアの小規模混焼試験を進めている。今月6日から少量利用試験を開始した碧南火力発電所5号機においてメディア向続き

2021年10月19日

エクソダス・グループが日本法人設立、洋上風力・水素事業を支援

 洋上風力発電をはじめ再生可能エネルギーなどの分野でコンサルティングサービスを提供する英国スコットランド企業のエクソダス(Xodus、本社=アバディーン)は今月4日付で日本法人「エ続き

2021年10月18日

《連載》次代への戦訓/元丸紅専務 岩佐薫氏①、助言受け丸紅入社、経理部に配属

 丸紅に入社して船舶部門を中心に歩み、商社の立場から国内外の海事産業と関わってきた岩佐薫氏。ともに船舶部門からは初の駐在員として台湾とシンガポールに赴任し、アジア船社など数多くの取続き

2021年10月18日

《連載》展望 船舶金融、中国銀行、船舶融資残高は2550億円で横ばい、成長部門として残高増へ

 中国銀行の船舶融資残高は現在約2550億円で、横ばい推移している。当面は船主の売船もあって減少見通しだが、中長期的には成長部門として船主の資金需要に合わせて船舶融資を伸ばしていく続き