海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年6月30日

長距離フェリー実績、5月は旅客75%増、トラック11%増、反動で大幅増

 日本長距離フェリー協会によると、5月の長距離フェリーによる輸送実績は、旅客が前年同月比75%増の8万3823人、乗用車が77%増の4万1737台、トラックが11%増の9万3723続き

2021年6月30日

三井住友海上、SDGsと脱炭素テーマに講演、海運業界向け経営セミナー

 三井住友海上火災保険は29日、船主などを対象に海運業界向け経営セミナー「海運業界のSDGs取組と脱炭素経営~実践編~」をオンラインで開催し、三井住友海上経営サポートセンターの山田続き

2021年6月30日

総合海洋政策本部参与会議、菅総理に意見書、海運造船の競争力強化を、技術推進

 総合海洋政策本部参与会議は29日、同本部長の菅義偉内閣総理大臣に意見書を手交した。緊急に取り組むべき施策として、東シナ海などの情勢変化への対応、カーボンニュートラル実現に向けた海続き

2021年6月30日

欧州委員会、排出権取引の海運拡大を来月提案

 海外紙の報道によると、欧州委員会(EC)はEUの排出権取引制度(EU-ETS)に国際海運を段階的に組み込む提案を7月14日に発表する予定だ。もしこの提案が実現すれば、国際海運の排続き

2021年6月30日

横須賀フェリー問題、国仲介の第4回協議会を開催

 横須賀港の新規フェリー就航問題を巡って、国土交通省と横須賀市、横須賀港運協会による第4回横須賀港利用振興協議会が29日、開催された。会議は非公開で行われたが、関係者によると、横須続き

2021年6月30日

<Green×Shipping>日本郵船、星港でバイオ燃料を補油、ケープでインド洋試験航行

 日本郵船が運航する18万2757重量トン型ケープサイズ・バルカー“Frontier Jacaranda”(2011年川崎重工業坂出工場建造)がアングロ・ア続き

2021年6月30日

佐渡汽船、高速カーフェリー“あかね”売却、スペインの海運会社に

 佐渡汽船は25日、小木/直江津航路に就航していた高速カーフェリー“あかね”をスペインの海運会社FRSイベリアに売却すると発表した。譲渡価額は30億5000万円で、船舶引渡日は未定続き

2021年6月30日

赤池参議院議員、海洋教育が海事産業強化の礎、海洋教育推進プロジェクト

 赤池誠章参議院議員が座長を務める海洋教育推進プロジェクトが28日に会合を開いた。国土交通省、文部科学省、日本船主協会、日本海事広報協会、日本中小型造船工業会、全日本海員組合といっ続き

2021年6月29日

愛媛船主、船隊増加基調を維持、大手が牽引、変化に柔軟対応

 今治市を中心とした愛媛船主の船隊規模が増勢基調を保っている。2015年以降のバルカー不況期には深刻な投資案件不足に見舞われ、当時は大幅な船隊縮小が見込まれていた。予想に反して増加続き

2021年6月29日

《連載》次代への戦訓/富士貿易相談役 小野正治氏⑤、舶用メーカーと世界を開拓した

 最後に、私自身の仕事についても振り返ってみたい。会社人生は為替との戦いだったが、その一番厳しい時期に起きたのが、阪神淡路大震災だった。  ちょうど私が神戸に勤務していた時だった。続き

2021年6月29日

国際協力銀行、三井海洋のFPSO事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は25日、三井海洋開発との間で、融資金額9600万ドルを限度とする貸付契約を締結したと発表した。三井住友銀行との協調融資になり、協調融資総額は1億6000続き

2021年6月29日

出光興産とIHI、徳山のアンモニア輸入基地化検討

 出光興産は25日、アンモニアサプライチェーン構築についてIHIと共同検討を開始すると発表した。出光興産の徳山事業所(山口県)の貯蔵施設・石油化学装置などの既存設備を活用し、同事業続き

2021年6月29日

日本水先人会連合会、21年度行動方針を決定、通常総会を開催

 日本水先人会連合会は24日に21年度第1回通常総会を開催し、役員の選任および行動方針を決定した。新たな副会長に、竹中五雄東京湾水先人会会長、江口良一関門水先人会会長が就任した。 続き

2021年6月29日

船員教育機関卒業生の求人・就職状況、海上産業就職者、576人に増加

 国土交通省は25日、交通政策審議会海事分科会第137回船員部会をウェブ上で開催し、20年度の船員教育機関卒業生の求人・就職状況について報告した。同年度に船員教育機関を卒業して海上続き

2021年6月29日

マリックスライン、“クイーンコーラルクロス”が進水、内海造船で建造

 鹿児島/奄美群島/沖縄本島航路で旅客船を運航するマリックスラインは26日、新造船“クイーンコラールクロス”の命名・進水式を開催した。28日発表した。同船は内海造船瀬戸田工場で建造続き

2021年6月29日

<Green×Shipping>ステナライン、世界初再生メタノール燃料使用、大型フェリーで

 欧州のフェリー運航大手ステナラインは24日、同社が運航するフェリー“Stena Germanica”で、世界初の再生メタノールを燃料とした航海を実施したと続き

2021年6月29日

経産省・幹部人事、保坂エネ庁長官は留任、エネ庁次長に山下氏

 経済産業省の7月1日付幹部人事が25日の閣議で承認された。保坂伸資源エネルギー庁長官は留任する。飯田祐二資源エネルギー庁次長兼首席エネルギー・環境・イノべーション政策統括調整官は続き

2021年6月29日

アジアのCCUS活用へPF発足

 アジア全域での二酸化炭素(CO2)回収・利用・貯留(CCUS)の開拓に向けて「アジアCCUSネットワーク」が立ち上がった。先週22日、23日に経済産業省と東アジア・アセアン経済研続き

2021年6月28日

《連載》次代への戦訓/富士貿易相談役 小野正治氏④、ネットワークが生き残るカギ

 船用品のサプライの現場は、かなりシビアだ。船は入港している時にしか陸上からの支援を受けられないので、もしキャプテンを怒らせてしまうと、船が出港したら挽回のチャンスは簡単にはない。続き

2021年6月28日

《連載》邦船トップに聞く ESGと海運経営③、川崎汽船 明珍幸一社長、サステナビリティー経営強化へ

 ― ESG重視の傾向が世界的な潮流になっている。川崎汽船の事業に与える影響として、チャンスとリスクをどう捉えているか。  「新型コロナウイルスの感染拡大で生活様式が一変し、経済活続き