海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2021年6月14日

マリテック、上海への分析所設置で中国での体制強化、地方港からの回収も迅速に

 燃料油分析大手マリテック(本社=シンガポール)はこのほど、中国・上海にバンカー油の燃料サンプル分析を行う拠点を設置した。これにより、一部の地方港からの回収が困難だったサンプルを迅続き

2021年6月14日

エクセルレート、アルゼンチンにFSRU投入、冬季エネルギー需要に対応

 エクセルレート・エナジーはFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)“Exemplar”を南米アルゼンチンに投入する。このほど発表した。季節を限定した短期投入の国際商談を落札し、続き

2021年6月14日

商船三井、船倉内をドローンで自律飛行点検、石炭船で実証実験

 商船三井と自律制御システム研究所(ACSL)は11日、商船三井が運航する石炭船の船倉内のドローンによる自律飛行点検の実証実験を5月に実施し成功したと発表した。  石炭船の船倉(続き

2021年6月14日

川崎汽船、30年の削減目標「現在の取り組みで達成」、サステナビリティ・ブックレット説明会

 川崎汽船は11日、同日発行した「“K”LINE サステナビリティ・ブックレット」(https://www.kline.co.jp/ja/csr/group続き

2021年6月14日

<Green×Shipping>アンモニア燃料の国際協議会発足、伊藤忠ら、業界の枠超え共通課題検討

 アンモニアの舶用燃料利用を目指して課題を検討する国際的な協議会が業界の枠を超えて発足した。IMO(国際海事機関)の脱炭素目標の達成に向けて、エネルギー・鉱山・電力・化学・ターミナ続き

2021年6月14日

長崎県五島市沖の浮体式風力、戸田建設らの合同会社選定

 長崎県五島市沖の洋上風力発電事業者として「ごとう市沖洋上風力発電合同会社(仮)」が選定された。11日に国土交通省、経済産業省らが発表した。同合同会社は、戸田建設、ENEOS 大阪続き

2021年6月14日

インフラ輸出計画、官公庁船・海洋開発の海外展開加速、次世代エネの海外積出港支援も

 国土交通省は10日、インフラシステム海外展開行動計画2021を策定した。政府が昨年に策定した「インフラシステム海外戦略2025」を踏まえ、行動計画では海事や港湾などの10分野でイ続き

2021年6月14日

4月の内航オペ輸送実績、貨物船17%増、油送船7%増

 日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた主要内航元請オペレーター60社の4月の輸送実績は、乾貨物を輸送する貨物船(39社)が前年同月比17%増の1743万トンで、前月比では続き

2021年6月14日

兵庫海運組合、総会を開催

 兵庫海運組合(大東洋治理事長)はこのほど、第63回通常総会を開催し、2021年度事業計画や予算案を了承した。事業計画では、内航海運暫定措置事業終了を見据えた組合の組織や活動のあり続き

2021年6月14日

中国初の浮体式洋上風力、浮体と風車が完成

 中国初の浮体式洋上風力発電プロジェクトが進んでいる。エンジニアリング大手ウィソン・グループの海洋構造物企業ウィソン・オフショア(恵生海洋工程)の舟山工場で8日、セミサブマーシブル続き

2021年6月14日

大阪港湾局、大阪湾クルーズを中止

 大阪港湾局はこのほど、7月10日に予定していた大型フェリーを活用した「大阪湾クルーズ」を中止することを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言が再延長され、新たな変続き

2021年6月11日

商船三井・橋本社長インタビュー<上>、エネルギー輸送や不動産で安定利益

 商船三井の橋本剛社長は本紙インタビューで前期業績を振り返り、好調なコンテナ船事業に加えて、LNG船などエネルギー輸送や不動産事業で安定利益を確保できたことを評価し、「(長期的な)続き

2021年6月11日

日本郵船、LNG燃料船の船員養成強化、IGF訓練がフィリピン当局認証

 日本郵船はLNG燃料船に乗り組むフィリピン人船員の養成体制を強化した。フィリピンで運営する船員研修所が提供するLNGなど低引火点燃料船の船員を養成するための国際ガス燃料船安全コー続き

2021年6月11日

船舶管理大手10社、6月の船員交代指標、雇用契約期間超過で乗船は7.4%

 国際的な非営利団体のグローバル・マリタイム・フォーラムはこのほど、船舶管理大手10社のデータに基づいて船員交代危機の動向を示す「ネプチューン宣言船員交代指標」の6月の結果を発表し続き

2021年6月11日

スペイン、シップリサイクル条約に加盟、締約国は17カ国に

 IMO(国際海事機関)は7日、スペインがシップリサイクル条約(香港条約)に加盟したと発表した。スペインの加盟によって締約国は17カ国となり、世界の商船船腹量に占める締約国の商船船続き

2021年6月11日

英海洋学センターら、欧州初の海洋ロボット訓練施設開設、自律・遠隔操船訓練提供へ

 英国サザンプトンの国立海洋学センター(NOC)は8日、英国海軍、デジタル学習ソリューションなどを手掛けるシーボットXR(SeaBot XR)の3者で、英サザンプトンに海洋ロボティ続き

2021年6月11日

<Green×Shipping>日本郵船、CCSの国際シンクタンク加盟、CO2輸送・圧入など参画目指し

 日本郵船は10日、CO2(二酸化炭素)回収・貯留(CCS)技術の世界的な利用促進を図ることを目的とした国際的なシンクタンク「グローバルCCSインスティテュート」に加盟すると発表し続き

2021年6月11日

日本郵船、管理全船に電子通貨で給与支払い、マルコペイの通貨で年内に

 日本郵船は10日、同社グループの船舶管理子会社の乗組員に対して、電子通貨による給与支払いをスタートさせたと発表した。この電子通貨は郵船とフィリピンのトランスナショナル・ダイバーシ続き

2021年6月11日

スエズ運河庁に積載貨物の解放求める、“Ever Given”の貨物保険代理人が公開書簡

 今年3月にスエズ運河で座礁したコンテナ船“Ever Given”が賠償金の支払いをめぐってスエズ運河庁(SCA)に差し押さえられている問題で、同船の貨物保険の代理人を務める英国の続き

2021年6月11日

<Green×Shipping>トラフィグラとヤラ、アンモニア燃料の事業開発で覚書

 トレーダーのトラフィグラとアンモニア企業ヤラ・インターナショナルが海運業界向けゼロエミッション燃料としてのアンモニアに関する共同事業機会を探る覚書を締結した。7日発表した。両社は続き