海運<経営・全般>

海運経営、船主業、船舶金融、内航海運、政策・規制などの最新ニュース

2025年4月23日

日本郵船、ロケット洋上回収船の事業化推進、JAXAの宇宙戦略基金事業に採択

 日本郵船は22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙戦略基金事業「将来輸送に向けた地上系基盤技術」の再使用機体の回収系に係る地上系基盤技術開発事業に採択されて4月17日に同事続き

2025年4月23日

栗林商船、食品メーカーの貨物を海上シフト、ドライバー拘束時間とCO2を7割超削減無料

 栗林商船は22日、食品メーカーのシマダヤの貨物を海上モーダルシフトしたことで、トラックドライバーの拘束時間と環境負荷を削減したと発表した。いずれも陸送と比べて7割以上削減。両社は続き

2025年4月23日

【米国の中国船措置】香港拠点の船社、コスト増などの影響を懸念、対応策を検討

 今月17日に発表された米国通商代表部(USTR)による中国関連船への対抗措置では、対象となる“中国船社”に本社・親会社を香港などに置く会社も含まれることから、香港に本拠を置くドラ続き

2025年4月23日

阪九フェリー、無人車両限定で“いずみ”臨時運航

 阪九フェリーは21日、欠航中の“いずみ”を新門司―泉大津で無人車両のみ乗船の臨時便として運航すると発表した。22日の新門司発から運航を開始。通常便よりも航海時間が長くなる。  続き

2025年4月23日

東ソー物流ら、健康情報冊子に掲載

 東ソー物流はこのほど、同社とコーウン・マリンの健康管理に関する取り組みが全国健康保険協会船員保険部発行の健康情報冊子『船員のための健康サポートBOOK Vol.4(2025.3)続き

2025年4月22日

興和、アンモニア船保有に参入、ピューラスに長期BBC、新燃料領域へ船舶事業拡大

 興和がシンガポールに本社を持つ船主・オペレーター、ピューラス向けにアンモニア輸送船保有に参入する。興和はこれまでインドの財閥アダニ・グループ向けのケープサイズ・バルカーの事業など続き

2025年4月22日

アジア船主協会・シップリサイクル委、香港条約の批准拡大へ行動計画

 アジア船主協会(ASA)は21日、シップリサイクル委員会(SRC)第28回中間会合の開催結果を発表した。会合は10日にオンラインで開催された。6月26日に発効される香港条約の批准続き

2025年4月22日

日本郵船、香港警察とテロ対策合同訓練、コンテナ船侵入を想定

 日本郵船は21日、同社が保有する2664TEU型コンテナ船“NYK DANIELLA(エヌワイケイ ダニエラ)”で香港警察と合同でテロリスト対策訓練を今月17日に実施したと発表し続き

2025年4月22日

大阪ガス、ショア・ツー・シップのLNG燃料供給開始、将来的にはe-メタン供給へ

 大阪ガスは21日、ショア・ツー・シップ方式による船舶向けLNG燃料の供給事業を、都市ガス事業者として初めて開始したと発表した。同日、大阪ガス泉北製造所第二工場で、同事業の第1隻目続き

2025年4月22日

日本郵船氷川丸が竣工95周年、横浜でイベント無料

 日本郵船は横浜市の山下公園前で一般公開している「日本郵船氷川丸」が今月25日に竣工95周年を迎えることを記念し、18~20日にバースデーイベントを開催した。19日には横浜少年少女続き

2025年4月21日

米国、10月から中国船に入港料、中小型船など免除、自動車船は日韓建造船も突如対象に

 米国通商代表部(USTR)が現地時間17日、通商法301条に基づく中国関連船への対抗措置の内容を発表した。今年10月から中国船社の運航船と中国建造船に対し、米国寄港時に入港料を徴続き

2025年4月21日

《連載》欧州の船主・金融情勢④、中国発注に冷や水、米政権の動向注視、環境対応船、高額で発注進まず

 欧州船主による新規投資の停滞に影響したのが米トランプ政権による中国建造船への規制だ。日本の船台が埋まり、中国造船への発注意欲が高まっていた状況に水を差した格好で、米国の対応策が見続き

2025年4月21日

《連載》スタートアップハブ:シンガポール③、VCのモーション・ベンチャーズ、投資家と協業でスタートアップ育成、独自の投資モデル無料

シンガポールを拠点とするベンチャーキャピタル(VC)のモーション・ベンチャーズは、海運・物流領域への投資に特化したVCだ。商船三井や飯野海運など海事企業からの投資資金をもとに、これ続き

2025年4月21日

海員組合、カボタージュ規制堅持を訴え、船舶法施行細則改正踏まえ会見

 全日本海員組合は18日都内で開いた記者会見で、カボタージュ規制の堅持について改めて訴えた。4月下旬に公布予定の船舶法施行細則の一部を改正する省令案を念頭に置いたもので、松浦満晴組続き

2025年4月21日

内航総連、「洋上風力でもカボタージュ規制堅持」、船舶法施行細則のパブコメに意見提出

 日本内航海運組合総連合会(内航総連)は17日、政府が4月下旬の公布を予定する、船舶法施行細則の一部を改正する省令案について「今回の改正がカボタージュ規制の緩和を内容とするものや、続き

2025年4月21日

ブリタニヤP&I、カトラーCEO退任、後任にホール氏

 英国のP&Iクラブ大手、ブリタニヤはこのほど、アンドリュー・カトラーCEOが退任し、後任に現副CEOのマイク・ホール氏が就任すると発表した。カトラー氏は今年12月末をもってグルー続き

2025年4月21日

パナマ海事庁セグマル今治のアグラサル所長、「今後も業界のニーズ進取に邁進」

 パナマ海事庁の今治事務所(セグマル今治)がこのほど、開設10周年を迎えた。同事務所のネルソン・アグラサル所長がこのほど、本紙に対して10周年にあたってのコメントを寄せた。アグラサ続き

2025年4月21日

ジャパンP&I、5月のセミナーにターナー氏が登壇

 本紙既報(4月17日付)のとおり、日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&Iクラブ)が5月に東京と今治でボルチック国際海運協議会(BIMCO)と特別セミナーを開催するが、セミナーで続き

2025年4月18日

《連載》欧州の船主・金融情勢③、新規投資が極度に低迷、船価高、先物納期に警戒感

 欧州船主による新造発注や船主起用の新造用船など新規投資が今年に入ってから「極度に低迷している」(欧州現地関係者、以下同じ)。欧州銀の積極融資など資金(船腹)の調達状況は良好だが、続き

2025年4月18日

《連載》スタートアップハブ:シンガポール②、独自の産業集積が挑戦を育てる、技術・現場・資金をつなぐエコシステム

 昨年、シンガポールはついに“デジタル世界一”の称号を手にした。  スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した「世界デジタル競争力ランキング」で、シリコンバレーを擁する米国を続き