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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年10月16日

国内造船、バルカー建造比率が徐々に増加、シリーズ船完工などで

 国内造船所では、ここ数年バルカー以外の船種の建造比率が高水準で推移していたが、シリーズ船の建造が一段落したことなどを受けて徐々にバルカーの建造比率が上昇してきた。日本船舶輸出組合続き

2019年10月16日

台風19号、関東や静岡の造船設備に一部被害

 台風19号の影響で、関東地区や静岡県内の造船所の一部で被害が生じた。フローティングドックなどの設備に被害があったほか、静岡市内の造船所は高潮の影響で浸水被害があり、一部の工場では続き

2019年10月16日

日舶工、舶用マイスターに23人を認定

 日本舶用工業会(日舶工)は今月17日、2019年度舶用マイスター認定証交付式を都内で開催する。今年度は23人(20社)を認定した。  「舶用マイスター認定制度」は、舶用工業を支え続き

2019年10月16日

バルチラジャパン、新社長にリンデル氏

 バルチラジャパンの新社長に、今月1日付でバルチラコーポレーションの中東アジア担当マリンユニット部門ディレクターのオステン・リンデル氏(写真)が就任した。  (オステン・リンデル)続き

2019年10月16日

舶用工業、工場の操業は通常どおり

 15日午後3時時点の舶用メーカー各社への聞き取り調査で、東日本を縦断した台風19号による被害は確認されなかった。各社工場は通常どおり操業している。  台風は静岡県東部に上陸し各地続き

2019年10月15日

≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」②、統合効果追求できぬ6年

 技術力を最大の武器とするジャパンマリンユナイテッド(JMU)だが、その技術でつまづいた。身の丈を超える数の新規案件を引き受けたことで火消しに追われ、本来の「技術統合効果」が分散し続き

2019年10月15日

現代三湖重工、欧州船主からVLCC1隻受注、船価9420万ドル

 韓国の現代重工業グループの現代三湖重工は、欧州船主からVLCC1隻を受注した。納期は2021年3月末で、船価は1127億ウォン(9420万ドル)としている。具体的な船主名は明らか続き

2019年10月15日

サムスン、2.3万TEU型受注を発表、船価1.53億ドル、エバーグリーン向け

 韓国のサムスン重工業はこのほど、台湾船社エバーグリーン向けの2万3000TEU型コンテナ船6隻を受注したと発表した。船価や寸法などを新たに明らかにした。契約総額は約1兆1000億続き

2019年10月15日

三井E&S、ライザー管接合技術で共同開発、軽量化で大水深化を図る

 三井E&Sホールディングスと三井E&S造船は11日、石油などのエネルギー資源掘削用のドリルパイプ製造を手掛ける第一熱処理工業と、大水深用ライザー接合技術の確立に向けた共同開発を開続き

2019年10月15日

古野電気、3~8月期の舶用事業は増収減益

 古野電気の2019年3~8月期連結決算は、売上高が前年同期比5%増の430億円、営業利益が37%減の23億円、経常利益37%減の24億円だった。舶用事業では、欧州において為替の影続き

2019年10月11日

≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」①、津と横浜、混乱からの復活

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の7つの工場は、会社発足後にそろって大型プロジェクトに挑み、同時多発的に困難に直面した。中でも大きな混乱に陥ったのが、LNG船の津事業所と、フ続き

2019年10月11日

日本造船、新造受注は回復に至らず停滞、1~9月は7%減の671万トン

 日本船舶輸出組合(輸組)が10日発表した今年1~9月の輸出船契約実績は計142隻・671万総トン(290万CGT)で、前年同期比7%減となった。発注の様子見姿勢が続いており、年間続き

2019年10月11日

輸組統計・日本の新造船受注、9月は84万トン、バルカーやVLCCなど成約

 日本船舶輸出組合(輸組)がまとめた今年9月の輸出船契約実績は13隻・84万総トンで、トン数ベースで前年同月比26%増となった。バルカーのほか、原油タンカーやコンテナ船の成約があり続き

2019年10月11日

国内造船、手持ち工事2172万トンで2年割れ、造船ブーム直前の水準下回る

 日本の造船所の手持ち工事量が2年を割り込んだ。日本船舶輸出組合(輸組)の統計によると、今年9月末時点の輸出船手持ち工事量は447隻・2172万総トン(941万CGT)。2001年続き

2019年10月11日

MAN/コングスバーグ、海事分野のデータ共有基盤で協力、覚書締結

 MANエナジーソリューションズ(MAN)とコングスバーグは9日、海事分野のデータ共有基盤に関して協力の可能性を探る覚書(MOU)を締結したと発表した。覚書に基づき、MANのデジタ続き

2019年10月11日

LNG船、新造船価が3年半ぶり2億ドル突破、サムスンが23年納期で受注

 LNG船の新造船価が2016年前半以来、約3年半ぶりに2億ドルを突破した。韓国のサムスン重工業が10日、マレーシア船社MISCから17万4000立方㍍型LNG船2隻を1隻当たり2続き

2019年10月11日

現代重工、新型イージス艦受注

 韓国の現代重工業は10日、イージス艦の建造契約を韓国防衛事業庁との間で交わした。契約額は6766億ウォン(610億円)。韓国海軍が導入する新型イージス艦3隻の1番艦で、2024年続き

2019年10月10日

≪連載≫大分造船業のいま②、県内高校に造船コース新設

■人材確保難しく  「高卒の学生を毎年1人採用するのも容易ではない」。大分県内の造船所からはそうした声が上がる。少子高齢化に伴う人材不足は造船業全体の大きな課題だ。  大分続き

2019年10月10日

OKI、河床状況調査の実証実験を開始、ドローン搭載型MNB測深機開発

 沖電気工業(OKI)は9日、東日本旅客鉄道が設立したJR東日本モビリティ変革コンソーシアムにおいて、FPV Robotics(FPV、本社=東京都渋谷区)と共同で、空飛ぶ水中測深続き

2019年10月10日

欧州造船工業会、競争力につながる造船政策を要請、欧州委に補助金政策見直しも

 欧州の造船・舶用団体シーヨーロッパ(SEAEUROPE)は8日、国際交通大臣会議(ITF)が発表した海事産業における政府補助金に関する調査報告書を受けて「欧州の補助金ルールは欧州続き