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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2019年10月21日

≪連載≫舶用工業、成長への布石/マキタ・槙田裕社長、造船所と連携強化、効率化で本工増員も

 舶用小型エンジンメーカー(1万馬力)のマキタは工場のフル稼働状態が続いている。同社は、過去最高のエンジン生産量を抱え、電子制御式エンジンへの切り替えや、IMO(国際海事機関)の窒続き

2019年10月21日

中国造船業、1~9月受注量3割減、9月は375万トンで今年2番目の高水準も

 中国船舶工業行業協会(CANSI)によると、今年1~9月の中国造船業の新造船受注量は前年同期比27%減の1947万重量トンとなった。主力とするバルカーをはじめとした新造発注の低迷続き

2019年10月21日

VLCC船価、9500万ドルで成約、現代重工がギリシャ船主から受注

 海外紙によると、韓国の現代重工業は、ギリシャ船主エバレンド・シッピングからVLCC1隻を9500万ドルで追加受注したようだ。9500万ドルでの成約は今年前半に数件が表面化したが、続き

2019年10月21日

日舶工、舶用マイスター23人に認定書

 日本舶用工業会(日舶工)は17日、2019年度舶用マイスター認定書交付式を都内で開催した。今年度は20社・23人が認定書を受け取った。今回で13回目の認定書交付となり、第1回から続き

2019年10月21日

「労使関係、船主も不安視」、大宇社長が労組に呼びかけ

 韓国紙によると、大宇造船海洋の李誠槿(イ・ソングン)社長は17日に配布した社内情報誌の中で、「船主は安定した労使関係を求めている」と述べ、現代重工グループとの合併に反対する労働組続き

2019年10月18日

《連載》日本の造船はどこへ/「JMU再起動」⑤、千葉光太郎社長に聞く、「造船大手の技術、更新し続ける」

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の再起動の条件は技術だ。千葉光太郎社長(写真)は、技術力への過信が一連の混乱を招いたと振り返る一方、造船大手であるために必要なものは技術力とし続き

2019年10月18日

≪連載≫国内造船の船型開発動向<下>、タンカー/プロダクト船はラインアップ減少

 タンカーやプロダクト船の製品ラインアップを持つ国内造船所は減少している。邦船社向けの案件も多いVLCCでは現在、4社が受注活動進めているものの、海外船主向けが中心となるスエズマッ続き

2019年10月18日

韓国、ブロック業者の造船所買収が相次ぐ、破綻したSPP造船も買い手決まる

 経営破綻した韓国の新興造船所SPP造船を、船体ブロック製造を手掛けるDHI社が買収した。新造船事業を再開するかどうかは不明だが、2023年までに500億ウォンの設備投資を行う方針続き

2019年10月18日

NK、台風19号による被災地・被災者支援

 日本海事協会(NK)は17日、令和元年台風19号の被災者の救援と被災地の復興に役立ててもらうため、義援金として500万円を日本赤十字社に拠出することを決めたと発表した。

2019年10月18日

三浦工業、マレーシアに現法設立

 三浦工業のグループ会社であるミウラサウスイーストアジアホールディングス(MSEA)は8日、マレーシアに現地法人「ミウラボイラマレーシア」を設立した。  MSEAは2016年4月に続き

2019年10月17日

≪連載≫国内造船の船型開発動向<上>、バルカーはカムサやハンディで市場投入加速

 新造商談の低迷がここ数年続く中、国内造船所は船型開発に主眼を置いて受注機会をうかがってきた。新デザインの開発も続々と完了しており、国内造船所が受注の軸に据えるバルカーでは、汎用船続き

2019年10月17日

≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」④、戦略修正、連携策などに転換

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の主力3事業である商船、艦艇、海洋・エンジニアリングは、いかに技術力で生き残るかという方向で新たな将来像を描きつつある。海外造船所の巨大化や環続き

2019年10月17日

≪連載≫大分造船業のいま③/臼杵造船・山本社長、福岡造船とのシナジー最大化、デジタル活用にも注力

 臼杵造船所は昨年、福岡造船グループの傘下に入った。両社が主力とするケミカル船での調達、設計、営業、工程面でのシナジーの最大化を図っており、既に資材調達などでは共同交渉を始めている続き

2019年10月17日

三井海洋開発、FPSO内定、ブラジル向けは16基目

 三井海洋開発は16日、ブラジル国営石油ペトロブラス向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)1基の建造と25年間のチャーター契約を内定したと発表した。ブラジル向けFPS続き

2019年10月17日

川崎重工、浮体式LNG発電、2機種に拡大、コンバインドサイクル型でも設計承認

 川崎重工業は16日、自社製ガスタービンコンバインドサイクル発電設備(CCPP)を搭載した80MW級の浮体式LNG発電プラントで、船級協会DNVGLから設計基本承認(AIP)を取得続き

2019年10月17日

韓国政府、釜山で船舶修繕地域を再開発

 韓国の国土交通部は8日、釜山の船舶修繕地域を再開発すると発表した。官民で1966億ウォン(180億円)を投じ、地域一帯48万㎡を開発。修繕技術者の育成施設などを建設する。船舶の改続き

2019年10月17日

ブラジルのエンセアーダ造船が倒産

 ブラジル現地紙によると、同国造船所エンセアーダ・インダストリア・ナバルがこのほど、リオデジャネイロの裁判所に倒産を申請した。負債額は23億レアル(600億円)。同社はブラジルの海続き

2019年10月16日

≪連載≫日本の造船はどこへ/「JMU再起動」③、「失われた30年」取り戻す技術標準化

 難工事の山を越えたジャパンマリンユナイテッド(JMU)が、「真の統合効果」を目指して統合作業を再開する。最大のテーマは、社内の建造標準や設計標準などの統一化と更新。再建策の本丸と続き

2019年10月16日

IHI原動機、「X-DF」機関、国内初受注、郵船の自動車船向け

 IHIグループ会社のIHI原動機は15日、日本郵船が新来島どっくに発注した最新鋭の環境対応型自動車船向けにデュアルフューエルエンジン「8X52DF」を受注したと発表した。国内造船続き

2019年10月16日

大宇造船、LNG船2隻受注、船価1.87億ドルで

 韓国の大宇造船海洋は11日、米州地域の船主からLNG船2隻を受注したと発表した。具体的な船主名は明らかにしていないが、海外紙などによるとBWグループ向けとみられる。2隻の契約総額続き