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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年9月30日

OKI、船舶周辺360度監視機、遠隔で操作、2021年度商用化へ

 沖電気工業は29日、高度遠隔運用を支援するリアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー」の商品化に向け、顧客環境での実証実験が可能な評価機の提供を開始したと発表した続き

2020年9月30日

広船国際、RORO船2隻受注

 現地紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際は、中遠海運客運(コスコ・シッピング・フェリー)から3000レーンメートル(車長ベースの積載能力)のRORO船2隻を受注した続き

2020年9月30日

サムカンM&T、洋上風力関連構造物の納期延期

 韓国のサムカンM&Tは28日、ケッペルFELSから受注していた洋上風力発電機の下部構造物の納期を変更したと証券取引所に告示した。従来の納期を5カ月延期し、新たな納期を2021年2続き

2020年9月30日

ABB、インド船社の船隊46隻に機関診断ソフト

 ABBは24日、ABBターボチャージングの最新エンジンパフォーマンス診断ソフトウェア「ABB Ability Tekomar XPERT」を、インド船社グレート・イースタン・シッ続き

2020年9月29日

《連載》新造船、半減<下>、来年から大幅減、克服には連携策か

 日本は来年から生産量が大きく減る。  日本船舶輸出組合(輸組)の統計によると、今年8月末時点の新造船受注残は312隻・1437万総トン。このうち、2021年度に引き渡し予定の船は続き

2020年9月29日

世界の新造船受注残、8割が21年までに竣工、22年以降の工事わずか

 コロナ禍が長期化する中、22年以降の手持ち工事確保が難航している。IHS統計によると、世界の新造船発注残は、今年6月末時点で1億2762万総トンで、このうち2020年と21年引渡続き

2020年9月29日

<Green×Shipping>フィンカンチェリ、水素燃料電池の実証船建造開始、客船などに適用図る

 イタリアのフィンカンチェリは23日、水素燃料電池を動力源とする実証船の建造を開始したと発表した。21年に竣工予定。小型船で燃料電池技術を確立し、クルーズ船やメガヨット、フェリー、続き

2020年9月29日

スエズ型タンカー新造商談、一部成約や引き合いも船価安値圏に、韓中造船受注

 スエズマックス・タンカーは新造成約や新造船の引き合いが一部でみられている。本紙集計では建造オプションを含めて今年30隻超の成約が表面化している。ただ、ここ数年台頭してきた中国造船続き

2020年9月29日

MAN、トルコ・ヤサのスエズ型に新型過給機

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は24日、トルコ船主のヤサ・タンカーが建造している15万8000重量トン型スエズマックス・タンカー3隻のMAN製主機関向けに、新型過給機「続き

2020年9月29日

川重、技報で水素船など水素チェーン特集

 川崎重工業はグループの最新技術を紹介する「川崎重工技報」の最新号を「水素サプライチェーン特集号」として発行した。同社が進める国際液化水素サプライチェーン構築への取組みのほか、建造続き

2020年9月29日

コルバス、電池推進フェリーにESS提供

 舶用バッテリーシステムを提供するカナダのコルバス・エナジーは17日、オランダ・シップヤーズ・グループがアムステルダム市営交通会社(GVB)向けに建造する完全電池推進式フェリー5隻続き

2020年9月29日

韓国サムカンM&T、洋上風力事業で提携

 現地紙によると、韓国のサムカンM&Tは、同国の風力発電タワーの製造メーカーであるCSウインドと洋上風力事業の戦略的提携を締結した。提携を通じて洋上風力発電事業の基盤強化を図る。 続き

2020年9月29日

STX造船、6600重量トン型ケミカル船共同開発

 韓国現地紙によると、STX造船海洋は23日、韓国船舶海洋プラント研究所とケミカル船の共同開発協約を締結した。船型は6600重量トン型になる。  両社は今回の提携を通じて流体力学の続き

2020年9月29日

欧州曳船会社、自律タグで最適航路航行に成功

 オランダの曳船会社KOTUGは21日、スタートアップ企業などと連携し、同国で開かれたスマートシッピングに関するフォーラムのイベント上で、人間の介入なしで最適な航路を航行する自律タ続き

2020年9月29日

大宇造船、社債10億円を株式転換

 韓国の大宇造船海洋は27日、発行済の社債114億ウォン(10億円)を株式に転換すると発表した。17年の債権者集会で株式化を決議し、既に約7051億ウォン(630億円)が出資転換さ続き

2020年9月28日

《連載》新造船、半減<中>、韓国の「18年危機」を再現か

 これから迎える操業の谷は、2018年に韓国造船業が直面した危機と似ている。  韓国はこの年、かつてない深刻な仕事不足に見舞われた。最大手の現代重工の操業は前年の3370万時間から続き

2020年9月28日

ナカシマプロペラ、軸馬力計大手の湘洋エンジを買収、計測技術生かし燃費ツール開発

 船舶用プロペラメーカー最大手のナカシマプロペラが、舶用軸馬力計の国内最大手、湘洋エンジニアリング(本社・神奈川県、市川亮一社長)を買収した。船舶の推進性能を向上させる基盤となる計続き

2020年9月28日

JMU・日本郵船が世界初、実海域の性能、造船契約で保証、技術差別化図る

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)と日本郵船は25日、新造船の建造契約に、船が就航した後の実際の海象(実海域)での推進性能を保証する条項を導入することに基本合意したと発表した。続き

2020年9月28日

シップオブザイヤーら3賞表彰、“e-Oshima”で大島造船所が2度目受賞

 日本船舶海洋工学会と日本マリンエンジニアリング学会、日本航海学会は25日、都内で海事3賞の合同表彰式を行った。完全バッテリー駆動旅客船“E/V e-Oshima”で「シップ・オブ続き

2020年9月28日

ABB、新造フェリーに統合システム搭載

 ABBは23日、広州広船国際がP&Oフェリーズ(英国)向けに建造する新造フェリー2隻に、ポッド型電気推進装置「アジポッド(Azipod)」やエネルギー貯蔵を含む統合ソリューション続き