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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年6月4日

三井E&S造船、漁業調査船受注、水産庁向け、玉野で22年度竣工

 三井E&S造船は3日、水産庁向け漁業調査船1隻を受注したと発表した。既存の“開洋丸”の代替船となり、玉野艦船工場で建造し、2022年度中に竣工予定。新造船はさまざまなな海象下での続き

2020年6月4日

招商局工業集団、グループ向け62型多目的船4隻受注、中国内の新造取引相次ぐ

 中国の招商局工業集団はこのほど、同グループの招商輪船から6万2000重量トン型多目的船(MPP)4隻を受注したと発表した。中国造船所はグループ向けや、中国のリース会社が保有する新続き

2020年6月4日

チャートワールド、航海計画支援のツール発表

 電子海図などを手掛けるチャートワールド(ドイツ)は、航海計画のデューデリジェンスを行う海運業界初の無料クラウドベースツール「MyFleet」を発表した。陸上から航海計画のリスク確続き

2020年6月4日

川崎重工、神戸海洋博物館に自動検温ロボット

 川崎重工業は2日、神戸海洋博物館/カワサキワールドに同社の人共存型双腕スカラロボット「duAro2」 による自動検温システムを新たに開発し、設置したと発表した。  神戸海洋博物館続き

2020年6月3日

《連載》リモート化の波⑨、遠隔検査、各船級がサービスに注力、新型コロナ契機に導入加速

 デジタル技術の活用を推し進める船級協会にあって、遠隔検査サービスは特に力を入れている分野だ。遠隔検査は、オンライン接続や動画配信を活用し、検査員を派遣することなく、検査をサポート続き

2020年6月3日

カタールのLNG商談、韓国造船大手と100隻超の船台予約、造船所選定の大部分固まる

 カタールが進めているLNG船の大規模商談は、造船所の選定の大部分が固まった。カタール国営石油は1日、韓国造船大手3社とLNG船の船台予約契約をそれぞれと締結したと発表した。4月下続き

2020年6月3日

ホーセイ、米舶用原動機FM社と業務提携、日本地区で米艦船向けの整備一手に

 艦船修理を手掛けるホーセイ(長崎県佐世保市、池田真秀社長)はこのほど、米国の原動機メーカー、フェアバンクス・モース社(FM社)と業務提携契約を結んだ。米海軍艦船に搭載されているF続き

2020年6月3日

揚子江船業、1000TEU型コンテナ船4隻受注、中国船社向け、21~22年納期

 中国民営の揚子江船業は5月28日、同国の浙江海港航運から1000TEU型コンテナ船4隻を受注したと発表した。揚子江船業グループの江蘇新揚子造船で建造する。納期は2021年11月~続き

2020年6月3日

センブエコ、バラスト装置でUSCG承認

 シンガポールのセンブエコ(Semb-Eco)がこのほど、バラスト水処理装置について、米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリンセ続き

2020年6月3日

MAN、HMMの世界最大コンテナ船に主機関

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は5月28日、韓国船社HMM(旧現代商船)の2万4000TEU型の世界最大コンテナ船12隻シリーズに、低速ディーゼル機関「11G95ME-続き

2020年6月3日

現代重工、重大災害受け安全予算260億円増

 現代重工業グループは1日、今後3年間で安全管理関連の予算を3000億ウォン(約260億円)増額することを現地紙らに発表した。重大災害が相次いだこと受けて安全設備の見直しなどを行う続き

2020年6月3日

バルチラ、高速フェリーに高効率推進装置

 バルチラは5月28日、全長115mの新造高速フェリーに、推進ソリューションを提供すると発表した。新造船はデンマークのモルスリンジェン向けに、アルミ高速船造船所オースタル社(豪州)続き

2020年6月2日

現代重工、スエズ型タンカー最大4隻受注、ソナンゴル向け商談決着

 海外紙によると、アンゴラ国営石油ソナンゴルが進めていたスエズマックス・タンカー2隻プラス・オプション2隻の新造商談は、韓国の現代重工業が受注を獲得したようだ。船価は1隻当たり57続き

2020年6月2日

大阪府、船舶用電池の開発支援、ヤンマーの燃料電池などに交付金

 大阪府は5月27日、蓄電池や燃料電池などに関連する開発などを支援する「新エネルギー産業(電池関連)創出事業補助金」で、計6件の事業に補助金の交付が決定したと発表した。舶用関連では続き

2020年6月2日

日本無線、安全航行支援の中小型船向けレーダー発売、航行支援機能が充実

 日本無線は1日、中小型船向けレーダー「JMA-3400」シリーズを発売したと発表した。視認性に優れた12.1インチLCDを搭載することで、周囲の地形や他船の動きのクリアな映像を表続き

2020年6月2日

首都圏の造船所、在宅勤務を一部解除も継続多数、国内出張は制限緩和も自粛

 政府が先月25日に緊急事態宣言を全国で解除したことを受けて、首都圏などに拠点を置く造船所は6月1日以降、一部で在宅勤務を解除したが、現行の原則在宅勤務体制を継続したり、週1~3日続き

2020年6月2日

韓国大手、スマートシップ竣工相次ぐ、サムスンと大宇が独自システム搭載

 韓国造船大手が、情報通信技術を活用して「スマートシップ」化した新造船を相次いで引き渡している。サムスン重工業がこのほど、独自のスマートシップシステムを搭載したシャトルタンカーを引続き

2020年6月2日

ヤマニシ、更生計画案提出を10月に延期、修繕・鉄構での自主再建に転換で

 ヤマニシ(宮城県石巻市)は5月29日、6月下旬に予定していた更生計画案の提出を10月下旬に延期すると発表した。スポンサーの支援を前提とした当初の計画から、修繕・鉄構事業での自主再続き

2020年6月2日

舶用メーカー各社の勤務・来訪者対応体制(6月1日時点)

 緊急事態宣言の全域解除を受け、舶用メーカー各社も対応を進めている。在宅勤務と事業所勤務を併用しながらの勤務を活用するなどし、引き続き感染防止を図る。詳細は以下のとおり(6月1日午続き

2020年6月1日

《連載》リモート化の波⑦、「船舶デジタル化」の下地固める、舶用機器のリモートサービス拡充

 新型コロナウイルス問題を契機に存在感が高まりつつあるのが、舶用メーカーの各種のリモートサービスだ。陸上から船舶上の機器の稼働状況を遠隔監視したり、船員をリモートでサポートするよう続き