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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年6月15日

青島北海船舶重工、世界最大の10万トン級養殖船受注、魚介類を船内で養殖

 中国船舶集団(CSSC)の青島北海船舶重工は、同国の国信中船(青島)海洋科技から10万重量トン級の養殖船を受注した。CSSCがこのほど発表した。鮭などの魚介類を船内で養殖できる設続き

2020年6月15日

日舶工、新型コロナ対策ガイドライン策定、オフィスと製造現場別の行動指針

 日本舶用工業会(日舶工)はこのほど、新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを策定し、5月中に日舶工会員メーカーに対して送付した。オフィス向けと製造現場向けの2パターンで、通勤続き

2020年6月15日

寺崎電気、20年3月期は増収増益

 寺崎電気産業の2020年3月期連結決算は、売上高が前の期比4%増の367億円、営業利益が80%増の24億円、経常利益が47%増の28億円だった。陸電供給システムとLNG船の船舶用続き

2020年6月15日

コングスバーグ、着揚水システム初契約

 コングスバーグは5日、米国の海底探査会社オーシャン・インフィニティと、最先端の水中機器向け着揚水システム(LARS)の初契約を結んだと発表した。同システムの採用で、陸上からの遠隔続き

2020年6月12日

日本の新造船受注、新型コロナなどで5月は30万トン、4月以降影響顕著

 日本船舶輸出組合が11日発表した今年5月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は6隻・30万総トンで、トン数ベースで前年同月比43%減となった。4カ月連続で前年同月実績を下回り、4続き

2020年6月12日

日本の新造船受注残、21年度竣工船の確定は半分ほど、計1600万トンと低水準

 日本船舶輸出組合がまとめた今年5月末時点の手持ち工事量は349隻・1600万総トン(703万CGT)と低水準が続いている。納期別にみると、21年度引渡分が640万総トンとなってお続き

2020年6月12日

揚子江船業、LNGタンクコンテナ運搬船受注、香港タイガー向け最大10隻

 海外紙やマーケットレポートによると、中国民営造船大手の揚子江船業は、香港の投資会社タイガー・グループのタイガー・クリーン・エナジーからLNG専用タンクコンテナ運搬船2隻プラス・オ続き

2020年6月12日

EIZO、船舶搭載用モニターが舶用向け国際規格、国内電子機器メーカー初

 EIZOは11日、同社の船舶搭載用モニター「DuraVision FDU2603W/FDU2603WT、FDS1904/FDS1904T」が、日本の電子機器メーカーとして初の舶用続き

2020年6月12日

現代・大宇統合の欧州審査、焦点はガス船に

 韓国紙によると、現代重工業と大宇造船海洋の統合に関する企業結合審査を進めている欧州委員会がこのほど現代重工に審査の中間報告を行い、タンカーと海洋プラント、コンテナ船では統合による続き

2020年6月12日

DNVGL、シップリサイクルで新ガイダンス発行

 DNVGLはこのほど、シップリサイクルの新ガイダンス「Ship Recycling: Navigating a Complex Regulatory Landscape」を発行し続き

2020年6月11日

《緊急調査第2弾:コロナショック①》造船業、焦点は「受注不足」に、工程遅れの懸念は対策徹底で払しょく

 新型コロナウイルスの感染拡大から間もなく半年が経つ。本紙では3月の緊急調査に続く第2弾調査として、新たな経営課題など「コロナショックのその後」を各分野の関係者に聞き取った。造船業続き

2020年6月11日

星港セムマリン、政府が金融支援、テマセク傘下に移行、ケッペルとの合併に前進か

 シンガポールの修繕・海洋大手センブコープマリン(セムマリン)は8日、同国政府系ファンドのテマセク・ホールディングスなどを引き受け手とした株主割当増資を通じて21億シンガポールドル続き

2020年6月11日

現代尾浦、MR型プロダクト船最大3隻受注、船価3800万ドル

 現代尾浦造船は9日、欧州船主から5万重量トン級のMR型プロダクト船2隻プラス・オプション1隻を受注したと発表した。確定分は2021年後半に竣工予定。2隻の契約金額は約900億ウォ続き

2020年6月11日

三菱重工エンジン&ターボチャージャ、国内漁船向け機関販売事業を譲渡、西華産業に

 三菱重工業は9日、同社グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャが、完全出資子会社・三菱重工エンジンシステムの国内漁船向けを主とする舶用エンジンの販売・部品サービス事業を、総合続き

2020年6月11日

村山電機製作所、水銀代替温度計を開発、船舶機関など向け

 村山電機製作所(東京都目黒区)は、表示部に視認性の優れた電子ペーパーを採用した、船舶エンジンなど向けの温度計を開発した。温度計表示部に影響が出ないよう、独自の断熱分離構造を開発し続き

2020年6月11日

赤阪鐵工所、ガス専焼中速エンジンを開発、商用機完成を目指す

 赤阪鐵工所は9日、ガス専焼の舶用4ストローク中速エンジン「USE30G型機関」を開発したと発表した。燃料として重油を一切使用せず、二酸化炭素(CO2)など各種大気汚染物質の排出量続き

2020年6月11日

川崎重工、国内メーカー初の水素液化機を販売

 川崎重工業は10日、国内メーカー製初の「水素液化機」の販売を開始したと発表した。1日当たり5トンの液化水素製造が可能なほか、独自開発の液化工程で、業界トップクラスの液化効率を実現続き

2020年6月11日

米フェリーの電池推進化にABBシステム

 ABBは4日、米国ワシントン州営フェリーの新造フェリーにハイブリッド電気推進システムとバッテリーシステム(ESS)を搭載すると発表した。エネルギー使用の最適化で、ゼロエミッション続き

2020年6月10日

国内造船、操業スローダウン検討、22年納期の商談進まず、不況長期化想定

 国内造船所は、今後の工場の操業をスローダウンする検討を進めている。ここ数年にわたり新造船の受注低迷が続いたことに加えて、新型コロナウイルスの影響で新造商談が停止。2022年納期の続き

2020年6月10日

大宇造船、ロシア向け大型FSU受注、最大4隻成約

 韓国の大宇造船海洋は8日、ロシア地域の船主から36万立方㍍型FSU(浮体式LNG貯蔵設備)2隻プラス・オプション2隻を受注したと発表した。確定分の2隻の契約総額は9013億ウォン続き