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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年8月6日

フィンカンチェリ、客船受注残に「キャンセルなし」、船主らが建造続行の意向

 フィンカンチェリは7月30日に発表した決算報告書の中で、クルーズ客船の新造船受注残にキャンセルは発生していないと明らかにした。クルーズ船主が老齢船の処分を進める一方で、「既存の建続き

2020年8月6日

STX造船、自国船社から小型タンカー3隻受注、受注残10隻に

 韓国現地紙によると、STX造船海洋は、同国船社ウーリム・シッピングから6600重量トン型タンカー3隻を受注した。STXが新規案件の新造船を受注するのは今年に入ってから初めて。納期続き

2020年8月6日

住友重機械マリン、高圧型LNG焚きアフラ開発、メタンスリップ削減

 住友重機械の造船事業会社、住友重機械マリンエンジニアリングは5日、高圧型のLNG二元燃料システムを搭載した中型タンカーを開発し、設計基本承認(AIP)をロイド船級協会(LR)から続き

2020年8月6日

三井海洋開発、税前損失89億円、1~6月期、コロナで工事遅れ

 三井海洋開発が5日発表した2020年1~6月期の経常損益は89億円の赤字(前年同期は23億円の黒字)だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で工事遅れが続くことを見込み、コスト増続き

2020年8月6日

国内舶用機関メーカー、4~6月期は2社が経常赤字、コロナでサービス減も

 国内舶用機関メーカー4社(赤阪鐵工所、ダイハツディーゼル、阪神内燃機工業、ジャパンエンジンコーポレーション)の2020年4~6月期決算は、ダイハツディーゼルと赤阪鐵工所が営業損益続き

2020年8月5日

新造船市場、入国制限一部緩和も商談機会戻らず、感染再拡大で行動制限も懸念

 新造船市場では新型コロナウイルスの影響による商談機会の減少が深刻化している。英国やギリシャなど欧州などの一部の国々で日本からの入国規制が緩和されたが、感染リスクへの懸念や配慮もあ続き

2020年8月5日

各国造船大手、大幅赤字が相次ぐ、コロナ禍と海洋低迷が響く

 新型コロナウイルスによる操業中断や、原油価格下落による海洋構造物の需要急落で、世界各地の造船所の収益が急速に悪化している。2020年1~6月期決算では、韓国のサムスン重工が純損失続き

2020年8月5日

三菱重工マリンマシナリ、VOC焚き補助ボイラなど受注、シャトルタンカー向け

 三菱重工マリンマシナリは4日、日本郵船が50%出資するノルウェーのクヌッツェン・エヌワイケイ・オフショア・タンカーズ(KNOT)向けの12万4000重量トン型シャトルタンカー2隻続き

2020年8月5日

フォルクスワーゲン、MANを24年まで売却せず、企業再編・人員削減条件に

 独フォルクスワーゲン(VW)が、子会社であるMANエナジーソリューションズ(MAN)の売却を、人員削減などの事業再編を条件に2024年まで一時据え置くことが分かった。MANが3日続き

2020年8月5日

ヤマハ発動機、次世代操船システムの実証運航開始、乗員の快適性向上へ

 ヤマハ発動機は7月31日、電動推進ユニットとステアリングシステムなどを統合した新しい操船システム「HARMO (ハルモ)」の実証運航を、8月7日から開始すると発表した。北海道小樽続き

2020年8月5日

サノヤス造船、操業見直しで一時帰休も実施、需要減に対応し船種多様化も

 サノヤス造船は新造船需要の低迷に合わせて操業のスローダウンを図る。この一環として、8~9月に水島製造所の全従業員を対象に平日7日間の一時帰休も実施する。一方、フェリーや作業船など続き

2020年8月5日

<DIGITAL×Shipping>東京計器、海事産業向けアプリに技術提供、衝突危険範囲表示で事故防止へ

 東京計器は4日、アイディア(東京都渋谷区)が運営するスマートフォンやタブレット端末用の法人向けアプリケーション「Aisea PRO(アイシア・プロ)」に、独自開発の衝突危険範囲(続き

2020年8月5日

古野電気、ブランド価値向上へ企業CM展開

 古野電気は3日、ブランド価値向上の一環として、企業CM「FURUNOを知ってほしくて」を制作したと発表した。同社グループの事業やブランドに親しみをもって見てもらえるよう、ユーモラ続き

2020年8月5日

尾道造船、東京支店は臨時夏季休暇

 尾道造船の東京支店は、新型コロナウイルスの感染予防を目的に、8月11~14日にかけて臨時の夏季休暇とする。また今月5日から8月末まで、毎週水曜日は東京支店は全員が在宅勤務とする予続き

2020年8月5日

三菱造船、4~6月は3隻竣工、受注残13隻に

 三菱造船の2020年4~6月期の新造船実績は受注がゼロで、竣工が3隻だった。6月末時点での受注残(100総トン以上)は、フェリー6隻、その他7隻の計13隻となった。  4~6月に続き

2020年8月4日

シンガポール造船大手、大幅赤字に、1~6月、海洋低迷とコロナによる工場休止打撃

 シンガポールの修繕海洋大手が2020年1~6月期に大規模な赤字に陥っている。原油価格下落に伴い海洋構造物の急減速に加えて、新型コロナウイルスの影響で4月から実質的に工場の稼働が停続き

2020年8月4日

現代重工、LNG船計4隻受注、2023年後半納期で成約

 韓国の現代重工業は7月31日、欧州船主とバミューダ諸島船主からLNG船各2隻を受注した。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が韓国証券取引所に明らかにした。最終船の納期は続き

2020年8月4日

内海造船、4~6月期は増収も赤字転落、通期も赤字予想

 内海造船が3日発表した2020年4~6月期の連結経常損益は2億4000万円の赤字(前年同期は6500万円の黒字)だった。増収となったものの、赤字に転落した。通期業績も期初見通しを続き

2020年8月4日

現代尾浦、欧州向けROPAX受注、船価91億ドル

 韓国の現代尾浦造船は3日、欧州船主からROPAX(貨客フェリー)を受注したと発表した。2022年11月末に竣工予定で、船価は1080億ウォン(約91億ドル)。  受注したROPA続き

2020年8月4日

三井E&S造船、来年10月新体制、方向感整理されつつも、全体戦略なお見えず

 三井E&S造船が、来年10月までに、新しい事業体制に転換することになった。スケジュール通りなら、来年3月に千葉工場での造船事業を終了し、10月に艦艇事業を三菱重工に売却して、常石続き