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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年8月31日

NK、デジタル技術活用でガイドライン、先端技術の認証制度で新ノーテーション

 日本海事協会(NK)は28日、先進的なデジタル技術を備えた船舶への船級符号の付記(ノーテーション)について定めた「デジタルスマートシップガイドライン」を発行したと発表した。デジタ続き

2020年8月31日

サムスン重工、中国工場での新造船事業を休止、需要低迷でブロック製造主体に

 海外紙によると、韓国のサムスン重工は中国子会社、三星重工業(寧波)での新造船建造事業を休止し、同工場を大型船体ブロック製造を中心とした運営に戻す。中国建造を前提に受注していたMR続き

2020年8月31日

米国、CSSC傘下企業らに禁輸措置

 米商務省は26日、南シナ海での中国政府による軍事拠点建設などの活動に関わったとして中国の24社を、米国からの製品輸出を事実上禁じる企業リストに追加すると発表した。国営造船グループ続き

2020年8月31日

独ショッテル、電池推進用ペラーをフェリー搭載

 ドイツの推進機器メーカーショッテルはこのほど、同社の電動駆動推進装置「SCHOTTEL EcoPeller」を搭載したハイブリッドバッテリー推進フェリー1番船が運航を開始したと発続き

2020年8月31日

海技研、9月から来所者に検温実施へ

 海上技術安全研究所(海技研)は27日、新型コロナウイルス感染症対策として、9月1日から来所者の受付時に非接触型での検温を実施すると発表した。原則37.5度以上の発熱症状がある場合続き

2020年8月28日

ベシクタシュ造船、年180隻の修繕工事が行える体制に、将来LNG関連の改造も

 トルコの大手修繕ヤード、ベシクタシュ・シップヤードが事業を拡大している。岸壁の拡張や工場の新設などインフラを整え、現在は年間180隻の船舶修繕工事が行える体制を構築。中でもバラス続き

2020年8月28日

上海外高橋造船、ケープのスマートシップ適用へ連携、LRらと

 中国国営の同国造船最大手、上海外高橋造船は27日、情報通信技術を活用した「スマートシップ」の開発でロイド船級(LR)、中国船舶集団傘下の704研究所、震兌工業智能科技と共同研究の続き

2020年8月28日

ADNOC、タンカーで造船所と大型新造商談、VLCCとLRⅡ型で最大14隻

 海外紙によると、アブダビ国営石油(ADNOC)は、VLCC最大6隻とLRⅡ型プロダクト船最大8隻で造船所と新造商談を進めているようだ。現時点で造船所8社に対して入札に参加するよう続き

2020年8月28日

ABBターボ/コングスバーグ・デジタル、エッジデータ収集で連携

 欧州の舶用大手2社がデジタル分野で連携する。ABBは26日、ABBターボチャージングとコングスバーグ・デジタルが、エッジ(末端)データの収集と船のエンジンの性能分析に関する協力協続き

2020年8月28日

星港船社、NACKSに61型BC2隻発注

 シンガポールに本拠を置くSuseseaホールディングスはこのほど、川崎重工業の中国合弁造船所、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)に6万1000重量トン型バルカー2隻を発注した続き

2020年8月28日

シェブロン・マリン、低硫黄燃料など調査

 潤滑剤などを手掛けるシェブロン・マリン・ルブリカンツはこのほど、低硫黄燃料と潤滑油の実利用に関するホワイトペーパーを公表した。世界各国の船舶事業者と連携し、従来の高硫黄燃料油(H続き

2020年8月27日

長引く造船の合併審査、承認待つ間に事業環境が一変

 造船業の大型再編計画が相次ぐ一方で、新型コロナウイルスなどの影響で競争法当局による企業結合審査が遅れている。欧州のフィンカンチェリによるアトランティック造船買収計画は、欧州での審続き

2020年8月27日

現代・大宇の合併、星港が承認、2カ国目、残るは欧・日・中

 シンガポール競争消費者委員会は25日、韓国の現代重工業と大宇造船海洋の合併を承認したと発表した。昨年9月から企業結合審査を進め、昨年12月からは二次審査を実施していたが、2社の合続き

2020年8月27日

揚州金陵、15型アスファルト船受注、仏企業とリモートで初取引

 中国現地紙によると、招商局グループの揚州金陵船舶(旧中航鼎衡造船グループ)はこのほど、フランスのルビス社から1万5000重量トン型アスファルト・タンカー1隻を受注したようだ。両社続き

2020年8月27日

中国・浙江衛星石化の新造商談、VLEC6隻追加整備、江南も受注へ

 中国の化学品メーカー、浙江衛星石化(Zhejiang Satellite Petrochemical)が進めていた大型液化エタン輸送船(VLEC)の新造商談は、計6隻の追加整備が続き

2020年8月27日

BSKY、バラスト装置のUSCG試験完了、改正G8承認も進行中

 ユニトラ海運はこのほど、無錫藍天電子有限公司が設計・製造するバラスト水処理装置「BSKY」について、米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認申請に必要な全試験を完了したことを明らかに続き

2020年8月27日

みらい造船、ケーヤードを合併、気仙沼の造船5社が集約

 気仙沼の漁船造船所4者が共同で立ち上げたみらい造船(木戸浦健歓社長)はこのほど、同じく漁船修繕を手掛けるケーヤード(本社:気仙沼市、藤木雅之社長)と合併を決めた。これで気仙沼を拠続き

2020年8月27日

大宇造船、FSUに独自の再液化システム搭載

 韓国現地紙によると、大宇造船海洋は、今年6月にロシア地域の船主から受注した36万立方㍍型FSU(浮体式LNG貯蔵設備)2隻に独自に開発した新型の再液化システムを搭載したと明らかに続き

2020年8月27日

コングスバーグ、帆船活用の海洋持続性探求計画を支援

 コングスバーグは20日、コングスバーグ・マリタイムが、持続可能な海洋の未来を築くことを目指すノルウェーのワン・オーシャン・サステナビリティ・プロジェクトを支援すると発表した。同日続き

2020年8月26日

《連載》コロナの時代(30)【新造船市況】、市況回復は来年、脱炭素需要は増大、サムスン重工業・金慶爀(キム・ギョンヒョク)造船海洋営業本部長

 韓国造船大手のサムスン重工の営業トップを務める金慶爀専務は本紙の書面インタビューに答え、新型コロナウイルス感染に伴う世界経済の減速で、新造船需要は全ての船種で当面厳しい状況が続く続き