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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年9月16日

中船澄西、中国向け82型BC最大8隻受注

 海外紙によると、中国船舶集団傘下の中船澄西船舶修造は、同国のの中国民生信託から8万2000重量トン型バルカー4隻プラス・オプション4隻を受注したようだ。確定分の納期は2022年。続き

2020年9月16日

アルファ・ラバル、ブラジル沖FPSOにポンプ

 アルファ・ラバルは14日、ブラジル沖で操業するFPSO(浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備)2隻向けに、フラモポンプシステムを受注したと発表した。契約価格は約1億5500万スウェー続き

2020年9月16日

マックグレゴー、アジアと欧州で機器受注

 フィンランドの船舶用荷役機器大手カーゴテック傘下・マックグレゴーは14日、アジアのROPAX(貨客フェリー)2隻とスカンジナビアのリンクスパンズ・グループ向けに、総額1300万ユ続き

2020年9月15日

<DIGITAL×Shipping>《連載》データ活用の未来<上>、収集から活用へ、海外勢も猛追、プラットフォームの「器」どう生かす

 海事産業における「ビッグデータの活用」が叫ばれて久しい。日本では世界に先駆けて、船舶のデータを共同活用するための土台が作られ、日本海事協会(NK)子会社のシップデータ―センター(続き

2020年9月15日

《連載》アフターコロナの海事産業⑨、造船所は受注模索も正常化に時間、新造船市場、脱炭素化動向も焦点

 アフターコロナの新造船市場は正常化に時間を要する見通しだ。各国の造船所ともコロナ禍で商談停止に見舞われ、想定よりも受注が進んでいないため、競争が激化。一定の手持ち工事の確保が必要続き

2020年9月15日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長⑦、幻の造船補助金ルール

 OECDで造船の補助金とダンピングの規律策定をめぐる議論がいざ始まると、補助金については、痛いところの突き合いであった。ECに対しては、直接補助金は当然のこととして、国営企業の不続き

2020年9月15日

黄埔文冲、TSラインズから1900TEU型受注、最大4隻契約、スクラバー搭載

 中国現地紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文冲船舶は、TSラインズから1900TEU型コンテナ船2隻プラス・オプション2隻を受注した。今月11日にオンラインで建造続き

2020年9月15日

造船所の雇調金活用検討が増加

 国土交通省は8月末時点での新型コロナウイルスによる国内造船業界への影響について取りまとめた。雇用調整助成金を活用した事業者と活用を検討する事業者の合計が全体の38%(34者中13続き

2020年9月15日

高知大キャリア講座、J-ENGと富士貿易が講演

 高知大学が今月1~4日に開講した学生向けキャリアプランニング講座で、ジャパンエンジンコーポレーションと富士貿易が参加し、自社概要や製品などについて講演した。同大学の1~2年生を中続き

2020年9月15日

DNVGL、デジタルでウェビナー

 ノルウェー・ドイツ船級(DNVGL)は9月23日と24日の両日、「デジタル時代の船級サービスー遠隔検査とその他デジタル技術による運航サポート」と題したウェブセミナー(ウェビナー)続き

2020年9月14日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長⑥、造船国家助成めぐり紛糾

 第二次設備処理が完了した昭和の終わりごろ、私が造船課補佐官の頃に、日米造船摩擦が発生していた。これもプラザ合意と同様にレーガノミクスの余波で、米国政府が造船業への補助金を打ち切っ続き

2020年9月14日

新技術で新造船の工期長期化傾向、ガス焚きや電池など推進システムの調整難航も

 LNG燃料やバッテリー推進をはじめとした新技術を採用した新造船の発注が徐々に広がっているが、実際に建造が始まった後に工期が想定よりも長期化する例も相次いでいる。これまで造船所が経続き

2020年9月14日

興和、印アダニ向け曳船竣工、通算25隻目、金川造船で建造

 インドの財閥アダニ・グループが金川造船(本社=神戸市)で建造していたタグボート“Dolphin No.29”が8月19日、竣工した。アダニと提携を結んでいる興和(名古屋市)が、提続き

2020年9月14日

今治造船とJMU、合弁新会社発足へ作業大詰め、海外の統合審査など進む

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)による商船営業・設計の合弁会社「日本シップヤード(NSY)」は、最短10月1日の設立に向けて準備作業が大詰めとなっている。海外の競争続き

2020年9月14日

LNG船新造船価、来年にかけて弱含みか、1.7億ドル台後半に

 LNG船の新造船価は今年から来年にかけて弱含みで推移するとの観測が出ている。大宇造船海洋が同社のIR資料の中でMSI(マリタイム・ストラテジー・インターナショナル)社の予測を引用続き

2020年9月14日

造工・中小型造工、造船所のコロナ対策指針を改訂、外国人への周知など追加

 日本造船工業会と日本中小型造船工業会は8日、造船業の新型コロナウイルス感染予防対策のガイドライン改定版を発表した。職場に加えて社員寮などでの対策を追加で盛り込んだほか、外国人労働続き

2020年9月14日

現代尾浦、大型フェリー竣工

 韓国の現代尾浦造船は10日、同国のシーワールド高速フェリー向けに建造していた2万7000総トン型のフェリー“Queen Jenuvia”を引き渡したと発表した。木浦/済州航路に就続き

2020年9月14日

韓国石油が浮体式洋上風力事業化、現代重工ら参加

 韓国石油公社が、浮体式洋上風力発電基地を建設する。ノルウェーのエネルギー大手エクイノールや韓国内企業と連携して進める予定で、9日には現代重工業とも協力協定を結んだ。浮体式の洋上風続き

2020年9月11日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長⑤、第二次不況策は設備処理+集約

 私が造船課専門官に着任した1984年(昭和59年)、造船各社は、三光ブームによって一定の仕事量を確保していたものの、政策的には、長期ビジョンで指摘されている集中度低下や需給不均衡続き

2020年9月11日

江南造船、天津西南海運からVLEC2隻受注、22年後半竣工予定

 海外紙によると、江南造船は、9万8000立方㍍型の大型液化エタン輸送船(VLEC)2隻を受注した。天津西南海運がVLECを発注するのは初めて。2隻は中国の化学品メーカー、浙江衛星続き