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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年10月1日

JMU、ヴァーレマックス2番船竣工、400型鉱石船“NSU Tubarao”

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は9月29日、有明事業所で建造していた40万重量トン型鉄鉱石運搬船“NSU Tubarao”を引き渡した。「ヴァーレマックス」の2番船となる。続き

2020年10月1日

ケッペル、造船部門の統合・売却も視野、海洋低迷で事業見直し

 シンガポールのケッペル・コーポレーションは9月29日、海洋開発市場の低迷で損失が続いている造船事業について、統合や売却も視野に戦略的見直しを開始すると発表した。以前から囁かれてい続き

2020年10月1日

現代重工、ギリシャからVLCC相次ぎ受注、キクラデス向け2隻成約

 海外紙によると、韓国の現代重工業は、ギリシャ船主キクラデスからVLCC2隻を受注したようだ。9月29日に発表したVLCC2隻の受注に続くもので、9月末に計4隻の受注を決めたことに続き

2020年10月1日

横河電子機器が「YDKテクノロジーズ」として船出、技術力で顧客の「測りたい」を実現

 横河電子機器が10月1日付けで、「YDKテクノロジーズ」に社名変更した。2018年に今治造船グループによる株式譲渡で新体制をスタートし、今回社名も改めて、新たに船出する。航海事業続き

2020年10月1日

三井E&Sマシナリーなど、港湾クレーン点検へのドローン活用を実証

 三井E&Sマシナリーは9月30日、ゼンリンデータコム(東京都港区)と、港湾クレーンの点検にドローンを活用する実証実験を行ったと発表した。ドローン技術を応用して作業の効率化や省人化続き

2020年10月1日

韓国舶用メーカー、ロシア市場参入図る、KOMEAと土地公社が協力

 韓国造船機資材工業協同組合(KOMEA)は24日、韓国土地住宅公社(LH)と、国内舶用企業のロシア進出に向け、MOUを締結したと発表した。欧州諸国による制裁などで国内における造船続き

2020年10月1日

ヤンマー、ドバイに中東支店を設立

 ヤンマーは28日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに、中東支店を開設したと発表した。舶用エンジンの顧客に近く、仕事や投資、住環境の安全性を確保できる場所として設立を決めた。ヤン続き

2020年9月30日

ODAで官公庁船輸出拡大、北浜造船がジブチ向け貨客船建造、篠﨑造船もマーシャルに医療船

 日本でODA(政府開発援助)を活用した官公庁船の輸出案件が相次いで具体化している。ジブチ向けに全長50m型の貨客船の無償供与が決まり、8月に北浜造船鉄工(青森市)が建造契約を締結続き

2020年9月30日

現代重工、VLCC2隻受注、船価はスクラバー搭載船で9000万ドル

 韓国の現代重工業は29日、大洋州地域の船主からVLCC2隻を受注した。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が証券取引所に告示した。2022年5月末までに順次引き渡す予定。続き

2020年9月30日

揚州金陵、同グループ内からLPG船受注、5500立方㍍型1隻

 招商局グループの金陵鼎衡船舶<揚州>(旧中航鼎衡造船グループ)はこのほど、招商局グループの南京長江油運から5500立方㍍型LPG船1隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI続き

2020年9月30日

韓国KCC、船舶向け無溶剤塗料を開発、現代重工業と連携

 産業用素材などを手掛ける韓国のKCCは24日、同国造船大手の現代重工業と連携し、環境負荷の少ない船舶向けの無溶剤塗料「コレポックス(Korepox)HB EH3600」を開発した続き

2020年9月30日

OKI、船舶周辺360度監視機、遠隔で操作、2021年度商用化へ

 沖電気工業は29日、高度遠隔運用を支援するリアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー」の商品化に向け、顧客環境での実証実験が可能な評価機の提供を開始したと発表した続き

2020年9月30日

広船国際、RORO船2隻受注

 現地紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際は、中遠海運客運(コスコ・シッピング・フェリー)から3000レーンメートル(車長ベースの積載能力)のRORO船2隻を受注した続き

2020年9月30日

サムカンM&T、洋上風力関連構造物の納期延期

 韓国のサムカンM&Tは28日、ケッペルFELSから受注していた洋上風力発電機の下部構造物の納期を変更したと証券取引所に告示した。従来の納期を5カ月延期し、新たな納期を2021年2続き

2020年9月30日

ABB、インド船社の船隊46隻に機関診断ソフト

 ABBは24日、ABBターボチャージングの最新エンジンパフォーマンス診断ソフトウェア「ABB Ability Tekomar XPERT」を、インド船社グレート・イースタン・シッ続き

2020年9月29日

《連載》新造船、半減<下>、来年から大幅減、克服には連携策か

 日本は来年から生産量が大きく減る。  日本船舶輸出組合(輸組)の統計によると、今年8月末時点の新造船受注残は312隻・1437万総トン。このうち、2021年度に引き渡し予定の船は続き

2020年9月29日

世界の新造船受注残、8割が21年までに竣工、22年以降の工事わずか

 コロナ禍が長期化する中、22年以降の手持ち工事確保が難航している。IHS統計によると、世界の新造船発注残は、今年6月末時点で1億2762万総トンで、このうち2020年と21年引渡続き

2020年9月29日

<Green×Shipping>フィンカンチェリ、水素燃料電池の実証船建造開始、客船などに適用図る

 イタリアのフィンカンチェリは23日、水素燃料電池を動力源とする実証船の建造を開始したと発表した。21年に竣工予定。小型船で燃料電池技術を確立し、クルーズ船やメガヨット、フェリー、続き

2020年9月29日

スエズ型タンカー新造商談、一部成約や引き合いも船価安値圏に、韓中造船受注

 スエズマックス・タンカーは新造成約や新造船の引き合いが一部でみられている。本紙集計では建造オプションを含めて今年30隻超の成約が表面化している。ただ、ここ数年台頭してきた中国造船続き

2020年9月29日

MAN、トルコ・ヤサのスエズ型に新型過給機

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は24日、トルコ船主のヤサ・タンカーが建造している15万8000重量トン型スエズマックス・タンカー3隻のMAN製主機関向けに、新型過給機「続き