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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年9月29日

川重、技報で水素船など水素チェーン特集

 川崎重工業はグループの最新技術を紹介する「川崎重工技報」の最新号を「水素サプライチェーン特集号」として発行した。同社が進める国際液化水素サプライチェーン構築への取組みのほか、建造続き

2020年9月29日

コルバス、電池推進フェリーにESS提供

 舶用バッテリーシステムを提供するカナダのコルバス・エナジーは17日、オランダ・シップヤーズ・グループがアムステルダム市営交通会社(GVB)向けに建造する完全電池推進式フェリー5隻続き

2020年9月29日

韓国サムカンM&T、洋上風力事業で提携

 現地紙によると、韓国のサムカンM&Tは、同国の風力発電タワーの製造メーカーであるCSウインドと洋上風力事業の戦略的提携を締結した。提携を通じて洋上風力発電事業の基盤強化を図る。 続き

2020年9月29日

STX造船、6600重量トン型ケミカル船共同開発

 韓国現地紙によると、STX造船海洋は23日、韓国船舶海洋プラント研究所とケミカル船の共同開発協約を締結した。船型は6600重量トン型になる。  両社は今回の提携を通じて流体力学の続き

2020年9月29日

欧州曳船会社、自律タグで最適航路航行に成功

 オランダの曳船会社KOTUGは21日、スタートアップ企業などと連携し、同国で開かれたスマートシッピングに関するフォーラムのイベント上で、人間の介入なしで最適な航路を航行する自律タ続き

2020年9月29日

大宇造船、社債10億円を株式転換

 韓国の大宇造船海洋は27日、発行済の社債114億ウォン(10億円)を株式に転換すると発表した。17年の債権者集会で株式化を決議し、既に約7051億ウォン(630億円)が出資転換さ続き

2020年9月28日

《連載》新造船、半減<中>、韓国の「18年危機」を再現か

 これから迎える操業の谷は、2018年に韓国造船業が直面した危機と似ている。  韓国はこの年、かつてない深刻な仕事不足に見舞われた。最大手の現代重工の操業は前年の3370万時間から続き

2020年9月28日

ナカシマプロペラ、軸馬力計大手の湘洋エンジを買収、計測技術生かし燃費ツール開発

 船舶用プロペラメーカー最大手のナカシマプロペラが、舶用軸馬力計の国内最大手、湘洋エンジニアリング(本社・神奈川県、市川亮一社長)を買収した。船舶の推進性能を向上させる基盤となる計続き

2020年9月28日

JMU・日本郵船が世界初、実海域の性能、造船契約で保証、技術差別化図る

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)と日本郵船は25日、新造船の建造契約に、船が就航した後の実際の海象(実海域)での推進性能を保証する条項を導入することに基本合意したと発表した。続き

2020年9月28日

シップオブザイヤーら3賞表彰、“e-Oshima”で大島造船所が2度目受賞

 日本船舶海洋工学会と日本マリンエンジニアリング学会、日本航海学会は25日、都内で海事3賞の合同表彰式を行った。完全バッテリー駆動旅客船“E/V e-Oshima”で「シップ・オブ続き

2020年9月28日

ABB、新造フェリーに統合システム搭載

 ABBは23日、広州広船国際がP&Oフェリーズ(英国)向けに建造する新造フェリー2隻に、ポッド型電気推進装置「アジポッド(Azipod)」やエネルギー貯蔵を含む統合ソリューション続き

2020年9月28日

MAN機関がバイオ燃料で2000時間稼働

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は22日、MAN機関を搭載するヤン・デ・ヌル・グループ(ルクセンブルグ)のドラグサクション浚渫船が、100%再生可能な第2世代バイオ燃料(続き

2020年9月28日

バルチラ、電子機器製造事業を売却

 バルチラは23日、同社グループ会社で無停電電源装置(UPS)システムや整流器などの電子機器を手掛けるJOVYATLAS(ドイツ)の株式100%を、ジェイコブ・ウェイツ・インダスト続き

2020年9月25日

《連載》新造船、半減<上>、4割減からの減産、未知の領域へ

 9年前、世界の造船産業は、1年間で約3700隻・1億総トンもの新造船を生み出した。いま新造船の建造量は、当時に比べておよそ40%減。海外の中小規模の造船所が淘汰され、主力造船所が続き

2020年9月25日

新造船市場、中韓造船の一部は欧州へ積極営業、新造成約は増えず

 新造船の発注低迷が続く中、一部の中国や韓国造船所はギリシャをはじめとした欧州船主向けに積極的な受注営業を開始しているようだ。コロナ禍が長期化する中で、本国からの出張による営業はま続き

2020年9月25日

サムスン重工、アンモニア燃料推進のアフラ開発、LRから基本承認

 韓国のサムスン重工業は24日、アンモニア燃料推進のアフラマックス・タンカーを開発し、ロイド船級協会(LR)から基本設計承認(AIP)を取得したと発表した。今後はアンモニア燃料供給続き

2020年9月25日

中国民営・京魯船業、MR型プロダクト船建造に参入、星港船社から2隻受注

 中国民営造船所の蓬莱中柏京魯船業は18日、シンガポールのラッフルズ・シッピングから5万重量トン型のMR型プロダクト船2隻を受注したと発表した。京魯船業がMR型プロダクト船を建造す続き

2020年9月25日

NK、高延性鋼使用のガイドライン発行

 日本海事協会(NK)は24日、高延性鋼を船体構造に使用するための要件をとりまとめた「高延性鋼の使用に関するガイドライン」を発行したと発表した。高延性鋼の活用の環境整備に向け、製造続き

2020年9月25日

テクロス、バラスト装置で受注契約

 テクロスはこのほど、欧州船社が保有する欧州最大規模の重量物運搬船向けにバラスト水処理装置を受注したと発表した。「ECS 6000B」2基を搭載する。  同運搬船は、約11万トンの続き

2020年9月25日

比国スービック造船、豪オースタル造船が取得か

 韓国・韓進重工が運営していたフィリピンの大型造船所HHICフィリピン(スービック造船)の売却交渉で、オーストラリアのアルミ高速船造船所オースタル社が米国ファンドと連携して買収する続き