1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年9月9日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長③、不況対策が大手縮小と専業成長の契機に

 第一次造船不況の対策を具体的に振り返りたい。まず第一次設備処理として、1979年度(昭和54年度)の1年間で、建造量のピークだった基準年の73年(S48年)の980万CGT(標準続き

2020年9月9日

《連載》日本の造船はどこへ/造船戦略の分かれ目⑤、多角化戦略は少数派に

 事業多角化は、造船所の経営戦略として王道だった。事業を非造船分野に拡げることで、造船産業特有の市況変動リスクをヘッジすることは、不況が数年おきに訪れる造船業の過去の歴史でも、一定続き

2020年9月9日

《連載》コロナの時代(38)【新造船】、豊富なメニューで発注低迷に対応、三浦造船所・三浦唯秀社長、暫定措置終了は好材料

 内航船建造大手の三浦造船所の三浦唯秀社長(写真)は、コロナ禍の内航船の新造船市場について「荷動きの減少もあり、新造船の引き合いは激減している」との認識を示した。その一方で、新型コ続き

2020年9月9日

世界の新造船発注、上期は4割減の1180万トンと低迷、中国造船がシェア6割

 IHS(旧ロイド)統計速報値によると、2020年1~6月の世界の新造船受注量は422隻・1180万総トンで、前年同期比45%減(総トンベース、以下同)だった。新型コロナウイルス感続き

2020年9月9日

バルチラジャパン、富山工場を新築・移転、来年8月完成へ

 バルチラジャパンは、舶用シール製品を手掛ける富山工場(富山県富山市向新庄町)を新築移転する。作業の効率化を図るほか、現工場の老朽化が進んでいることから、新鋭工場に機能を移す。来年続き

2020年9月9日

現代重工、2列タンクの新設計VLCC開発、安全性と保守性向上

 韓国の現代重工業は、船体中心線に縦隔壁を配置して貨物タンクを2列とした新デザインのVLCCを世界で初めて開発した。ノルウェー・ドイツ船級協会(DNVGL)がこのほど、新しいコンセ続き

2020年9月9日

韓国サムカンM&T、警備艇3隻受注

 韓国サムカンM&Tは3日、韓国海洋警察庁から200トン型の警備艇3隻を受注したと証券取引所に告示した。2024年2月までに順次引き渡す予定。契約総額は402億ウォン(約36億円)続き

2020年9月9日

現代重工、台風で建造船が被害

 韓国紙によると、今月3日に韓国に上陸した台風9号の影響で、現代重工業が建造船で被害を受けた。建造中の大型エタン運搬船(VLEC)が風にあおられて岸壁に接触して船体が破損し、貨物タ続き

2020年9月9日

テクロス、バラスト装置が改正G8適合

 テクロスはこのほど、バラスト水処理装置「ECS」が改正されたIMO(国際海事機関)のバラスト水管理システムの承認に関するガイドライン(G8)の要件を満たすシステムとして韓国政府か続き

2020年9月8日

《連載》世界を覆う自国主義、他国製品ブロックに拍車の可能性も、舶用機器の国産化政策が進展

 舶用業界においては、以前から中国と韓国が「舶用製品の国産化」を政府方針として掲げ、着実に国産化比率を高めている。大手造船や重工グループが主要な舶用機器類を手中に収めて開発を進める続き

2020年9月8日

《連載》日本の造船はどこへ/造船戦略の分かれ目④、ニッチ戦略、不況の好機と技術リスク

 かつて欧州造船業が生き残るために進んだ道は、客船とエンジニアリングだけではなかった。もう1つが、ニッチ市場だった。アジアの造船国が攻め込みにくい小規模の特殊船市場を囲い込み、その続き

2020年9月8日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長②、第一次造船不況、対策一気に

 私が運輸省に入省する2年前の1973年(昭和48年)、第一次石油ショックが発生した。それ以前に日本の造船は空前のブームで、当時はVLCCを3隻建造したら1隻はただでもよいというく続き

2020年9月8日

ヤマニシ、希望退職に60人応募、10月以降は従業員数70人規模の体制に

 会社更生手続きを進めるヤマニシ(宮城県石巻市)は3日、募集した希望退職の応募者が60人だったと発表した。退職日は今月末日。このほか、早期の自己都合退職者や再雇用の従業員の退職を含続き

2020年9月8日

韓国造船3社、水中騒音の共同研究、23年までに騒音の監視・低減技術を確立

 韓国の造船大手3社は船舶海洋プラント研究所(KRISO)共同で、船舶の水中騒音に関する研究に着手した。2023年までに56億ウォン(5億円)を投じて、船舶から発生する水中放射雑音続き

2020年9月8日

サムスン重工、スエズ型2隻で新造交渉か、ギリシャ船主パンテオンと

 海外紙によると、韓国のサムスン重工業とギリシャ船主パンテオンは、15万8000重量トン型のスエズマックス・タンカー2隻で新造交渉を進めているようだ。パンテオンは今年に入り、中国造続き

2020年9月8日

南京金陵、63型BC最大3隻受注、トルコ船社向け、リモートで商談

 中国の招商局工業集団は2日、グループの招商局金陵船舶<南京>(旧南京金陵船廠)がトルコ船社デンサ・シッピングから6万3500重量トン型バルカー2隻プラス・オプション1隻を受注した続き

2020年9月8日

防汚システム「SONIHULL」、超音波技術で船体・機器の汚染回避、日本で本格展開へ

 超音波技術を利用して船体への生物付着を防ぐ防汚システム「SONIHULL(ソニハル)」。英国のNRGマリンが手掛け、既に欧米で多数の実績を積んでいる。そして今夏、日本市場への本格続き

2020年9月8日

台風10号、九州全域の造船所が休業、中国・四国も一部休業、設備被害報告なし

 大型で強い台風10号は6日から7日にかけて九州全域を暴風域に巻き込みながら北上し、九州地区の大半の造船所と中国・四国地区の複数の造船所・舶用機器メーカーが7日は休業措置をとった。続き

2020年9月8日

三菱重工エンジン&ターボ米拠点、米排ガス4次規制対応の舶用エンジン発表

 三菱重工業のターボチャージャーとエンジン事業の米国拠点である「ミツビシ・ターボチャージャ・アンド・エンジン・アメリカ」(MTEA)は1日、新たな機械制御で米国環境保護庁(EPA)続き

2020年9月8日

ムサシノ機器、新社長に韓国拠点のリム代表取締役

 ムサシノ機器の新社長に、8月27日付で韓国のアフターサービス拠点「Musasino Marine And Offshore Korea Co. Ltd.(ムサシノ・マリン・アンド続き