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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年9月7日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長①、造船不況、官民共闘の記録

 日本海事協会(NK)の冨士原康一理事会議長は、昭和50年代の第一次造船不況と第二次造船不況に際し、運輸省の若手官僚の頃から日本造船業の設備処理や一連の不況対策の立案と業界調整で中続き

2020年9月7日

《連載》アフターコロナの海事産業⑤、市場縮小でも技術開発需要は増大、舶用メーカー、アフターサービスもか

 コロナ後の世界では、これまで以上に環境意識やデジタル志向が強まるとの見方が強まる。海事産業では、これら技術の実現を担う舶用メーカーの責務と期待が一層高まりそうだ。だがこれに対し、続き

2020年9月7日

《連載》日本の造船はどこへ/造船戦略の分かれ目③、環境・デジタル時代、欧州化の勝機

 日本造船業がひな型として常に意識してきたのは、欧州造船業だった。かつて日本の圧倒的な船価に追いやられて撤退に向かった欧州造船業に、将来の自らの姿を重ね、その中でも生き残っている欧続き

2020年9月7日

国内主要造船16社、造船従業員15年ぶり2万人下回る、本工は過去最低を更新

 日本造船工業会がこのほどとりまとめた今年4月時点での人員統計によると、会員16社・34工場の造船部門の従業員数は前年比327人減の1万9692人で、2005年以来15年ぶりに2万続き

2020年9月7日

三菱造船、スクラバー3船種22隻への搭載完了、遠隔試運転も活用

 三菱造船はこのほど、同社の硫黄酸化物(SOx)スクラバーシステム「DIA-SOxシリーズ」について、年初から8月末までに3船種22隻への搭載が完了したと発表した。新型コロナウイル続き

2020年9月7日

韓国造船大手、受注残減少も一定量は維持、LNG船の比率高まる

 韓国造船大手3社の今年7月末時点での造船・海洋(オフショア)部門の受注残は計445隻で、1年前と比較して19隻分減少した。受注低迷の深刻化により、受注残は減少傾向となっているが、続き

2020年9月7日

重慶川東船舶重工、ステンレス製ケミカル船受注、自国向けで実績重ねる

 中国船舶集団傘下の重慶川東船舶重工は、同国船社の上海中遠海運(COSCOシッピング上海)とステンレス仕様の8000重量トン型ケミカル船1隻を受注した。上海中遠海運が2日発表した。続き

2020年9月7日

基幹労連が中間大会、初のオンライン開催

 造船や鉄鋼の労働組合からなる基幹労連は10日、定期中間大会を開催する。新型コロナウイルスの感染防止の観点で、初めてオンラインでの開催。コロナ禍で鉄鋼や造船重機などが厳しい事業環境続き

2020年9月7日

MANプライムサーブ、燃料油など解析対象拡大

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は2日、同社アフターセールス部門・MANプライムサーブのプライムサーブラボが、燃料油など分析対象の範囲を拡大すると発表した。舶用4ストロー続き

2020年9月4日

《連載》日本の造船はどこへ/造船戦略の分かれ目②、「規模+国内+大宗船」の王道が苦境

 いまこの造船市況で最も苦しんでいるのが、国内工場を主体に大宗船を建造する造船所群だ。  日本の荷主やオペレーター、船主向けをベースロードとし、バルカーやタンカーなどの大宗船を中心続き

2020年9月4日

日本の造船鋼材購入、今期20%減、18年ぶり300万トン割れ、新造船量減少で

 日本造船工業会(造工)加盟会社の今年度の鋼材購入量は、前年度比21%減の265万トンとなる見通しだ。300万トンを下回るのは2002年度以来18年ぶり。3月時点での見通しよりも減続き

2020年9月4日

三井E&S、東南アジア向け艦艇巡視船開拓へ、マレーシア企業と提携強化

 三井E&S造船が東南アジア向けに艦艇や巡視船の輸出をねらう。このほど、マレーシアのエネルギー会社T7グローバル社との提携を強化。マレーシア向けに加えてベトナム向けの艦艇や巡視船な続き

2020年9月4日

YAMIC、82型BC2隻受注、三井E&S造船と揚子江の中国合弁

 揚子江船業はこのほど、8万2000重量トン型バルカー2隻を受注したと発表した。情報筋によると、2隻は三井E&S造船と中国民営造船大手の揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造続き

2020年9月4日

コングスバーグ、電動無人RORO船へ技術提供

 コングスバーグは1日、傘下のコングスバーグ・マリタイムと、海運大手ウィルヘルムセンとの合弁会社マススターリー(Massterly)が、ノルウェーの大手食料品販売代理店ASKOと、続き

2020年9月4日

三菱重工、長崎のマラソン部を本社運営に

 三菱重工業は2日、長崎を拠点として活動している「三菱日立パワーシステムズマラソン部」を「三菱重工マラソン部」に改称し、本社運営に移管すると発表した。活動拠点は引き続き長崎とする。続き

2020年9月4日

DNVGL、ROVで世界初の水中遠隔検査

 ノルウェー・ドイツ船級協会(DNVGL)はこのほど、無人潜水機(ROV)を利用した世界初の水中遠隔検査を実施したと発表した。昨年12月からノルウェー船社ウィルソンが管理する3隻を続き

2020年9月3日

《連載》日本の造船はどこへ/造船戦略の分かれ目①、低船価戦争、海外進出組は対抗

 日本の造船所の戦略が多様化してきたが、ここ最近になり、その違いが一段と鮮明になってきた。そのときどきの競争環境によって戦略の優劣に差が出てきたが、業界全体が需要不足の危機を迎える続き

2020年9月3日

《連載》コロナの時代(36)【船級協会】、遠隔検査、業界の体制作りこれから、日本海事協会・河関良則執行役員

 新型コロナウイルス感染拡大下での大きな変化の1つとして、人の移動・接触制限に伴う業務やサービスのリモート(遠隔)化が挙げられる。日本海事協会(NK)の河関良則執行役員(検査本部長続き

2020年9月3日

大宇造船、ドリルシップ解約可能性高まる、ヴァラリス経営破綻で

 韓国の大宇造船海洋は、海洋掘削大手ヴァラリスが先月経営破綻し、米連邦破産法11条(チャプター11)を申請したことに伴い、同社向けに受注していたドリルシップ2隻が解約となる可能性が続き

2020年9月3日

サタケ、バラスト水検査の特設サイト公開

 サタケは1日、バラスト水処理装置の性能チェックやバラスト水の簡易検査などに使用できる「バラスト水検査ソリューション」の特設サイトを公開したと発表した。バラスト水処理装置の搭載が進続き