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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年12月15日

中国国営造船と工商銀行が戦略的連携、5年で1.6兆円規模の融資枠、リースなど活用

 中国船舶集団(CSSC)と中国工商銀行(ICBC)はこのほど、戦略的協力協定を締結した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が13日発表した。今回の協定の締結により、工商銀行は今後続き

2020年12月15日

川崎重工、豪州の液化水素チェーン検討参加、液化水素船で海上輸送想定

 川崎重工業は14日、豪州鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)と岩谷産業と共同で、液化水素サプライチェーンの事業化検討を開始すると発表した。大型の液化水素運搬船続き

2020年12月15日

NACKS/DACKS、新船型の64型バルカー初受注、JOSCO向け4隻

 川崎重工業の中国合弁造船所、南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS)と大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS)は、同国の江蘇遠洋運輸(JOSCO)から6万4000重量トン型バルカー4続き

2020年12月15日

国交省・海事イノベ部会、企業統合促進の支援策充実化図る、造船基盤強化に向け

 国土交通省は11日、交通政策審議会海事分科会第4回国際海上輸送部会・第11回海事イノベーション部会合同会議を開催した。国交省はこれまでの議論を踏まえ、造船関連で喫緊に取り組むべき続き

2020年12月15日

住友重機、旧浦賀のドックを横須賀市に寄付、市はドック保存前提で再開発検討

 住友重機械工業は11日、旧浦賀艦船工場内のレンガ積みドック周辺土地を横須賀市に寄付すると発表した。2003年に最終建造船となる護衛艦“たかなみ”を引き渡して工場は閉鎖され、その後続き

2020年12月15日

ナブテスコ、環境対応でCDPから最高評価

 ナブテスコは9日、持続可能な経済を実現するための活動を行う国際非営利団体CDPから、「気候変動」と「水」の2分野で最高ランクの評価「Aリスト」に認定されたと発表した。気候変動分野続き

2020年12月15日

中国・蓬莱中柏京魯船業、10型貨物船受注

 中国民営造船所の蓬莱中柏京魯船業は9日、同国の中新航運(天津)から1万重量トン型の貨物船1隻を受注したと発表した。  建造契約への調印式は8日に開催された。納期や船価は不明。両社続き

2020年12月15日

ダンフォス、完全電動フェリーに機器納入

 自動車や船舶向けに自動制御機器などを製造するデンマークのダンフォスは3日、同国のフェリー会社モールスリンジェン向けにヴィデ・サンデ造船所が建造する完全電池駆動フェリーに、推進シス続き

2020年12月14日

日本マイクロソフト・田澤氏が講演、海事産業DXへ、デジタル・IT内製化を

 海上技術安全研究所(海技研)は自動運航船をテーマとした講演会を開催し、日本マイクロソフトのチーフデジタルアドバイザー田澤孝之氏が、「マリタイムトランスポートインダストリでのDX」続き

2020年12月14日

VLCC、新造発注が増加、50隻超が表面化、需給や発注意欲への懸念も

 VLCCの新造船の発注が秋口以降増加している。今年表面化した新造成約は内定船や建造オプションを含めると、50隻超の高水準に達している。韓国造船所が秋口以降に積極的な受注を展開して続き

2020年12月14日

ケッペル、アウィルコに掘削リグ解約通知、仲裁手続きへ

 ケッペル・コーポレーションはこのほど、ケッペルFELSが英国の海洋掘削会社アウィルコ・ドリリングから受注していたセミサブ(半潜水)式掘削リグ1基の契約終了を通知した。両社が4日発続き

2020年12月14日

バルチラ、コンテナ船に推進装置

 バルチラは9日、ヤンミン・マリン・トランスポートが所有するコンテナ船2隻に、固定ピッチプロペラと省エネ型プロペラキャップ「エネルゴプロフィン(EnergoProFin)」を提供す続き

2020年12月14日

大宇造船、労働法改正で潜水艦3隻の納期延期

 韓国の大宇造船海洋は、韓国海軍から受注していた潜水艦3隻の納期を勤労基準法の改正の影響で延期したと証券取引所に告示した。  対象となった潜水艦の建造契約は2012年に受注した2隻続き

2020年12月11日

造船9社らゼロエミ船開発の新組織、技術集約し共同設計、23年にも売り出し

 日本の主要造船9社らがこのほど、先端的な環境性能船を共同で開発する新法人「次世代環境船舶開発センター」を立ち上げた。各社が技術と人を持ち寄り、アンモニアや水素、電池を燃料としたゼ続き

2020年12月11日

環境船開発センター、設立会見、未曽有の危機が技術結集を後押し

 国内造船所の船型開発の新法人「次世代環境船舶開発センター(PDCGS)」は10日、横浜市内で設立記者会見を開いた。「未曽有の危機」にある日本造船業として、従来とは異なる危機感が今続き

2020年12月11日

<DIGITAL×Shipping>相浦機械、チップクレーン自動運転で実証試験、21年度中の実用化へ大きく前進

 相浦機械は、同社が本年度開発中のチップ船向けクレーン部分自動運転装置の実証試験を今月10日完了した。大島造船所と日本郵船の協力を得て、同造船所で建造中の木材チップ専用船に同装置を続き

2020年12月11日

海技研、自動運航船テーマの講演会、実用化への戦略など紹介

 海上技術安全研究所(海技研)は10日、自動運航船をテーマとした講演会をオンラインで開催した。国土交通省や企業の有識者らが自律運航船の実現に向けた取り組みや戦略などについて講演した続き

2020年12月11日

MAN、セネガル沖FPSOにコンプレッサー

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は8日、セネガル沖サンゴマール油田で運用されるFPSO(浮体式原油生産・貯蔵・積出設備)向けに、遠心式圧縮機6基を受注したと発表した。MO続き

2020年12月10日

新造船受注量予測、来年は厳しさ継続も今年より好転、日韓中で倍増の4368万トン

 「21年も厳しい状況が続くも、20年の新造船発注量は上回る。次世代燃料船などGHG対策の動向が焦点」―。来年の新造船マーケットについて、国内の関係者の多くはこのような認識を持って続き

2020年12月10日

実海域のものさし、次は国際普及、日本の共同研究で性能評価法を確立

 船舶の実海域での性能を客観的に評価する手法確立を目指して、日本の海事クラスターが共同で進めた3年間の研究開発プロジェクト「OCTARVIA」が、このほど完了した。実海域性能を設計続き