1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年9月18日

STX造船、MR型最大5隻受注内定、海外船社2社から内示

 現地紙によると、韓国のSTX造船海洋はこのほど、海外船主2社からMR型プロダクト船を計4隻プラス・オプション1隻を受注内定した。STX造船が社内ニュース向けに明らかにしたとしてい続き

2020年9月18日

造工会員、修繕売上も減少、前期の船舶部門売上15年ぶり1.5兆円割る

 日本造船工業会がこのほど取りまとめた会員17社の船舶部門の2019年度売上高は前年度比6%減の1兆4759億円だった。1兆5000億円を下回るのは15年ぶり。新造船に加えて修繕の続き

2020年9月18日

BIMCO、前受金返還保証の業界標準策定へ、法的な不確定要素など排除

 ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は16日、造船契約に関するリファンドギャランティ(前受金返還保証=RG)の業界標準を策定していると発表した。リファンドギャランティと英国法と続き

2020年9月18日

ABB、最新機関診断ソフトをバルカーに

 ABBは16日、ABBターボチャージングの最新エンジンパフォーマンス診断ソフトウェア「ABB Ability Tekomar XPERT」を、上海招商明華船務が運営する12隻のバ続き

2020年9月17日

国内造船、対ドル為替による船価差拡大に警戒感、新造船市場の船価相場は底値圏

 新造発注の低迷が続く中、国内造船所からは中国や韓国造船所の安値提示による船価差拡大の懸念が強くなっている。中国や韓国との提示船価との差は年初時点と比べても拡大傾向にあるとみられ、続き

2020年9月17日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長⑨、私的機関で議論、造船集約へ報告書

 造船業の集約問題に、役所としてどう取り組むか。通常の審議会は、業界の代表が顔をそろえるので骨抜きになるし、そもそも意見がまとまらない。ということで、造船課長の私的諮問機関が意見を続き

2020年9月17日

J-ENG、超低燃費の33型機関を開発へ、小型船向けに22年3月市場投入

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は15日、舶用低速2ストロークUEディーゼル機関の小型船舶向けロングセラー主機である「UEC33LSⅡ」型機関の後継機関として、超低続き

2020年9月17日

国内造船所、新造船のオンライン式典も広がる、コロナ対応、リモート命名なども

 コロナ禍が長期化する中、国内の複数の造船所が新造船の進水式や引渡式などの式典のオンライン中継を実施している。オンライン中継にはドローンによる空撮なども活用されており、出席できない続き

2020年9月17日

バルチラ、海事訓練校に最新遠隔訓練システム

 バルチラは14日、海事訓練プロバイダーのアブダビ・マリタイム・アカデミー(アラブ首長国連邦)に、クラウドベースの最新シミュレーションソリューションを提供したと発表した。研修生らが続き

2020年9月17日

ABB、ROPAXに電気推進機を搭載

 ABBは14日、フィンランドの造船所ラウマ・マリン・コンストラクションズが同国のヴァーサライン向けに建造するROPAX(貨客フェリー)に、耐氷仕様(アイスクラス)のポッド型電気推続き

2020年9月17日

米ワンタンク、バラスト装置でUSCG承認

 米国のバラスト水処理装置メーカーワンタンクがこのほど、バラスト水処理装置について、米国沿岸警備隊(USCG)の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリンセー続き

2020年9月17日

古野電気、漁業者応援ウェブサイトを開設

 古野電気は16日、漁業者を応援するウェブサイト「全国漁港めぐり市」を開設したと発表した。日本の南から北まで、ご当地ならではの海産物や水産加工食品などを紹介する。新型コロナウイルス続き

2020年9月16日

<DIGITAL×Shipping>《連載》データ活用の未来<下>、データ活用の新発想を掘り起こせ、業界超えた議論でイノベーション創出の場を

 船舶から得られるデータは、海事産業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の基盤となるものだ。データの活用法も千差万別だが、これまでは主に船舶の安全航行や、省エネの推進に向け続き

2020年9月16日

《連載》次代への戦訓/日本海事協会 冨士原康一理事会議長⑧、造船大手の課題、解決策は集約

 造船業は海運業と同様に市況産業である。製造業でありながら、コストプラスアルファで価格が決まらない。価格は、市場が決めるのである。需給がひっ迫すれば大きな利益を生むし、供給過剰とな続き

2020年9月16日

《連載》アフターコロナの海事産業⑩、デジタルとグリーンの潮流強まる、技術開発や投資負担が課題に

 新型コロナウイルス感染をきっかけに生まれた変化には、既に以前から表れていた傾向を一段と加速させるものも多い。とりわけ、世界的な環境問題への関心の高まりとデジタルシフトの加速は、海続き

2020年9月16日

<DIGITAL×Shipping>造船所で高速通信5G活用模索、浅川造船で国内初実証、韓国は通信網整備

 次世代通信規格5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスが今春から始まり、造船業界でも高速通信をどのように現場で活用するか、検討が必要になっている。国内初の取り組みとして、昨続き

2020年9月16日

サムスン重工、FPUの契約変更、納期を後ろ倒しに

 韓国のサムスン重工業は11日、米州地域の船主向けに建造している半潜水式石油生産設備(FPU)1基の納期を変更したと証券取引所に告示した。従来の納期を5カ月延期し、新たな納期を20続き

2020年9月16日

上海外高橋造船、1~8月建造量1割増

 中国国営の同国造船最大手、上海外高橋造船は14日、今年1~8月の建造量が前年同期比10%増の355万重量トンになったと発表した。新型コロナウイルスの影響があったものの、前年同期実続き

2020年9月16日

コングスバーグ、新技術のオキアミ漁船を設計

 コングスバーグは10日、環境負荷低減やリソース最適化などの新技術を導入したオキアミ漁船を設計すると発表した。契約総額は2億ノルウェークローネ(約24億円)超。同船はノルウェーのオ続き

2020年9月16日

ABB、カナダ企業と水素の商業利用に向けMOU

 ABBは10日、水素テクノロジー企業のハイドロジェン・オプティマイズド(カナダ)と、電力系統に接続した大規模な水素製造システムの開発に関するMOU(覚書)を締結したと発表した。二続き