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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年2月24日

LNG焚きVLCCの新造発注、海外メジャー向けでじわり増加

 LNG二元燃料推進を採用したVLCCの新造発注が徐々に増加している。韓国のサムスン重工業が先週、LNG焚きのVLCC4隻を受注したことを明らかにしており、全世界で発注されたLNG続き

2021年2月22日

国内造船、海外向けフェリーの受注実績増加、新造船志向強まり、ODA以外も

 国内造船所ではここ数年、新造フェリーの輸出案件の受注実績が増えている。日本政府のODA(政府開発援助)案件のほか、海外船社から直接受注することも多い。背景にあるのが海外船社のフェ続き

2021年2月22日

国銀金融租賃、揚子江船業に2.4万TEU型2隻発注

 中国の国銀金融租賃(CDBリーシング)はこのほど、同国民営造船大手の揚子江船業に2万4000TEU型コンテナ船2隻を発注したと発表した。納期や船価は明らかにしていない。  揚子江続き

2021年2月22日

ナブテスコ、環境対応3分野でCDPの最高評価

 ナブテスコは10日、国際環境非営利団体CDPが行う「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価の「リーダー・ボード」に選定されたと発表した。同社は既に「気候変動」と「水セキュ続き

2021年2月19日

三浦造船所、海外向けフェリー受注、台湾・連江県向け、手持ち工事2年分めど

 三浦造船所(大分県佐伯市、三浦唯秀社長)はこのほど、台湾の連江県向けに全長100m級の貨客フェリー1隻を受注した。海外向けの新造案件の受注は久々で、同クラスの海外向けフェリーを受続き

2021年2月19日

ナカシマプロペラ・中島新社長、船舶の生涯にわたり推進性能最適化、新事業にも挑戦

 ナカシマプロペラの新社長に就任した中島崇喜氏(写真)は18日、都内で記者団の取材に応じ、今後の事業方針や抱負を語った。従来の総合推進器メーカーから、船舶のライフサイクルを通じての続き

2021年2月19日

サムスン重工、LNG焚きVLCC4隻受注、船価1.04億ドル

 韓国のサムスン重工業は18日、大洋州地域船主からVLCC4隻を受注したと証券取引所に告示した。2023年6月末までに順次引き渡す予定。契約総額は4587億ウォン(4億1700万ド続き

2021年2月19日

DNVGL、仏AYROの風力推進システムに基本承認

 ノルウェー・ドイツ船級協会(DNVGL)はこのほど、フランスのAYROが開発した風力推進システム「オーシャンウイングス3.6.3」に対して基本承認(AIP)を付与したと発表した。続き

2021年2月19日

高延性鋼開発で4社にオープンイノベーション大臣賞

 組織の枠を越えた先端技術開発の取り組みを表彰する「第3回日本オープンイノベーション大賞」で、海上・港湾・航空技術研究所(うみそら研)と日本製鉄、今治造船、日本海事協会(NK)が高続き

2021年2月18日

《連載》世界の修繕ドック能力④欧州、集約化進むも各国に大型設備が点在

 欧州は修繕グループのM&A(合併・買収)が進み、ここ数年で修繕ヤードの勢力図が大きく変わった。欧州北部に修繕工場のネットワークを構築したダメン・グループや、南欧州を中心に勢力を広続き

2021年2月18日

新造船市場、為替高・鋼材高で潮目に変化も、中国造船の一部で船価引き上げ

 新造船市場は、徐々に潮目が変わりつつあるとの見方が広がっている。その背景となっているのがドルに対する人民元高の進行と鋼材価格の上昇で、これまで安値を提示してきた中国造船所が一部で続き

2021年2月18日

常石造船、新開発42型バルカー1番船を進水、汎用性維持し輸送能力向上

 常石造船は1日、新開発の4万2000重量トン型バルカー「TESS42」の1番船を、中国の常石集団(舟山)造船で進水した。既存の38型バルカー「TESS38」の汎用性を維持しながら続き

2021年2月18日

欧州舶用大手、サービス需要など減少、20年通期決算はコロナの影響色濃く

 欧州舶用メーカー大手の2020年通期決算が出そろった。バルチラ、アルファ・ラバル、コングスバーグの各社マリン部門の2020年12月期決算を見ると、引き続き新型コロナウイルス感染拡続き

2021年2月18日

大宇造船、コンテナ船4隻受注、欧州船主向け、船価1.1億ドル

 韓国の大宇造船海洋は16日、欧州船主からコンテナ船4隻を受注したと証券取引所に告示した。2023年9月末までに順次引き渡す予定。契約総額は4863億ウォン(約4億4000万ドル)続き

2021年2月18日

サムスン重工、大型練習船で自律運航実証へ、今年8月以降に実証開始予定

 韓国のサムスン重工業はこのほど、9200トン級(全長133m)の大型練習船で自律運航技術の実証を行うと発表した。木浦海洋大学と自律運航技術の開発と実証の業務協約を締結した。同大学続き

2021年2月18日

日本ペイントマリン、VLOC2隻に超低燃費型防汚塗料、台湾船社ユーミン向け

 日本ペイントマリンは4日、台湾船社ユーミン・マリン・トランスポート(裕民航運)のVLOC(大型鉱石船)2隻に、超低燃費型船底防汚塗料「A-LF-Sea」が採用されたと発表した。ユ続き

2021年2月18日

日舶工、東南アジア船主協会とオンライン会合

 日本舶用工業会(日舶工)は16日、相互協力協定(MOU)を締結しているフィリピン外航船主協会(FSA)とタイ船主協会(TSA)の両船主協会と、それぞれオンラインミーティングを開催続き

2021年2月18日

青島SunRui、バラスト装置が改正G8適合

 中国国営造船グループ、CSSC(中国船舶集団)傘下の青島双瑞海洋環境工程(山東省青島市、以下青島SunRui)はこのほど、バラスト水処理装置「BalClor」で、改正G8(BWM続き

2021年2月18日

大鮮造船、モロッコ船社向けプロダクト船1隻受注

 韓国現地紙によると、大鮮造船は、モロッコ船社ペトロ・キャブから9000重量トン型プロダクト船1隻を受注した。納期や船価は不明。  新造船商談には、中国造船所やトルコ造船所など複数続き

2021年2月17日

《連載》センサー技術の今と未来④湘洋エンジニアリング、高精度な軸馬力・軸スラスト計測技術が武器、燃費改善に貢献へ

 湘洋エンジニアリングは、推進性能の正確な把握に貢献する軸馬力・軸スラストの計測技術を有する。昨年9月には、舶用プロペラメーカー最大手であるナカシマプロペラの子会社となった。現在は続き