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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年3月1日

三井E&Sと川重、修繕合弁終了、由良ドックは三井の完全子会社に

 三井E&S造船と川崎重工業の合弁修繕会社、MES-KHI由良ドック(和歌山県日高郡由良町、山口博実社長)は、今年4月1日をもって合弁事業を終了する。両社が2月26日発表した。両社続き

2021年3月1日

川崎重工、船舶とプラントのカンパニー統合、舶用推進も一体化し新エネ事業など追求

 川崎重工業は4月1日付で船舶海洋カンパニーとエネルギー・環境プラントカンパニーを統合し「エネルギーソリューション&マリンカンパニー」とする。船舶部門と、船舶用エンジンなどの舶用推続き

2021年3月1日

広船国際、MR型プロダクト船4隻受注、南京油運向け

 中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際は2月25日、招商局集団(チャイナ・マーチャンツ・グループ)の南京油運(南京タンカー)からMR型プロダクト船4隻を受注した。中国船舶工業行業続き

2021年3月1日

トヨタ、燃料電池モジュール開発、船舶など多用途向け、春以降に市場投入へ

 トヨタ自動車は2月26日、燃料電池(FC)システムをパッケージ化したFCモジュールを開発し、今年春以降に販売開始する予定だと発表した。船舶といったモビリティや定置式発電機など、多続き

2021年2月26日

《連載》センサー技術の今と未来⑥東京計器、慣性センサーの応用技術を駆使、海洋資源分野での技術活用にも期待

 東京計器は加速度計やジャイロコンパスなど慣性センサーの応用技術を得意とする。ボールベアリングを利用しない独自の新方式でジャイロコンパスの高精度化に成功したほか、民間船向けに普及が続き

2021年2月26日

シンガポール造船、赤字拡大、前期純損失はケッペル970億円/セムマリン470億円

 シンガポールの海洋・修繕大手の2020年12月期決算は、大幅な赤字だった。ケッペル・オフショア・アンド・マリン(KOM)は純損失が11億9400万シンガポールドル(970億円)で続き

2021年2月26日

現代尾浦、CONRO船6隻受注、グリマルディ向け、船価8600万ドル

 韓国の現代尾浦造船は24日、欧州向けに4万5700重量トン型コンテナ・RORO兼用船(CONRO船)6隻を受注したことを証券取引所に明らかにした。契約総額は5億1600万ドルで、続き

2021年2月26日

サノヤス、バルカー4隻受注内定、2年分仕事量確保か

 サノヤスホールディングスは25日、21年3月期の業績修正を発表した。この中で、2月に新造船4隻を受注内定したことを明らかにした。詳細は不明だが、いずれもバルカーとみられ、これによ続き

2021年2月25日

日本造船のグループ別建造量ランキング、新規制で反動減、操業ダウンも影響

 本紙が取りまとめた日本造船業の2020年のグループ別の新造船竣工量(総トン基準)は、首位の今治造船グループや2位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)をはじめほとんどの造船所で建続き

2021年2月25日

日本ペイントマリン・白幡社長、環境負荷低減・運航効率化に塗料で貢献、ESG観点で製品開発へ

 IMO(国際海事機関)の就航船に対する温室効果ガス(GHG)規制案が承認され、実燃費の改善に向けて船舶用塗料を含む船底状態の改善も重要テーマになる。日本ペイントマリンの白幡清一郎続き

2021年2月25日

JMU、因島工場を「事業所」に格上げ、修理事業強化へ

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は24日、組織変更を発表した。船舶修繕専門の因島工場を4月1日付で「因島事業所」に格上げするほか、船舶修理事業を管轄している艦船事業本部の修理続き

2021年2月25日

現代・大宇合併承認でシンガポール当局が見解、「合併後もLNG船は競争維持」

 韓国紙によると、現代重工業グループと大宇造船海洋の合併計画を昨年認可したシンガポールの競争・消費者委員会(CCCS)はこのほど、判断に至った市場分析の内容などを公表した。焦点とな続き

2021年2月25日

栗田工業、バラスト装置のUSCG承認取得、日本で5社目

 栗田工業がこのほど、米国沿岸警備隊(USCG)からバラスト水処理装置の型式承認を取得した。バラスト水処理装置の評価を行うUSCGマリンセーフティセンター(MSC)が発表した。栗田続き

2021年2月25日

現代重工グループ、VLCCなど新造船9隻受注、総額4.9億ドル規模

 韓国の現代重工業グループは23日、VLCC3隻、4万立方㍍型LPG船2隻、MR型プロダクト船3隻、1800TEU型コンテナ船1隻の計9隻を受注した。現代重工グループの造船持株会社続き

2021年2月25日

コングスバークなど、完全遠隔制御タグボート開発へ

 コングスバーク・マリタイムは23日、同社とマースク傘下のスヴィツァー、米国船級協会(ABS)の3者で、完全遠隔操作式のタグボート「RECOTUG」を共同開発する契約に署名したと発続き

2021年2月25日

IHI回転機械エンジ、新社長に川崎氏

 IHIは22日、グループ会社であるIHI回転機械エンジニアリングの代表取締役社長に、4月1日付でIHI産業システム・汎用機械事業領域副事業領域長の川崎義則常務執行役員が就任する役続き

2021年2月24日

《連載》センサー技術の今と未来⑤YDKテクノロジーズ、センシングで安全・省エネ運航に貢献、マイクロ波レーダーの船舶転用も

 2020年10月1日に横河電子機器から社名を変更したYDKテクノロジーズは方位センサーなどセンシング技術の活用で、船舶の安全運航や省エネ運航を支援する。既存の舶用レーダーの弱点を続き

2021年2月24日

《連載》世界の修繕ドック能力⑤中国、世界最大の設備規模、集約化も進む

 世界の修繕基地の一角を占める中国は1国の設備としては世界最大規模となっている。近年、バルカーやタンカーだけでなく、LNG船など高付加価値船の工事も手掛けるようになり、近代設備の導続き

2021年2月24日

日本無線、新型スピードログを発売、対地・対水船速一体型、IMO性能要件に1台で対応

 日本無線は16日、IMO(国際海事機関)の船速距離計についての性能要件「MSC.334(90)」に1台で対応できる、対地・対水船速一体型のスピードログ「JLN-900」を発売した続き

2021年2月24日

南京金陵、4600TEU型船最大8隻受注、中谷物流向け

 招商局金陵船舶<南京>(旧南京金陵船廠)は、中国内航船社の中谷物流から4600TEU型コンテナ船6隻プラス・オプション2隻を受注した。中谷物流が20日発表した。中谷物流は今年、4続き