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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年11月20日

JRCSが操船支援新サービス、AIで航路上の状況を自動認識、情報共有機能も

 JRCSはこのほど、船員の負担軽減と船舶の安全運航の向上を支援する新たなデジタルソリューションとして、AI(人工知能)を活用し航路上の障害物などを画像認識し、デバイス上に表示する続き

2020年11月20日

日造協、河西会長労働安全教育にVR・IoT活用推進、「回復期に備え、今は我慢の時」

 日本造船協力事業者団体連合会(日造協)の河西良二会長(写真)らは都内で19日に会見し、造船協力業の現状や同会の事業方針を説明した。造船所の手持ち工事不足や業界再編の中、協力会社を続き

2020年11月20日

J-ENG、60LSE型機関に低圧EGR搭載、日本郵船のバルカーに初号機搭載

 ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は18日、低圧EGR(排気再循環)システムを搭載した「7UEC60LSE-Eco-A2-EGR」型機関の初号機が、17日に陸上公試・続き

2020年11月20日

三井E&S造船、新型護衛艦“くまの”進水

 三井E&S造船は19日、玉野艦船工場で建造していた防衛省向け3900トン型護衛艦“くまの”(第2050番船)の命名・進水式を行った。防衛省や発注者の三菱重工業の関係者が臨席した。続き

2020年11月19日

バルカー新造商談、EEDIフェーズ3適用船が登場、中小型船は従来燃料でクリア

 新造船を対象とした温室効果ガス(GHG)排出規制であるエネルギー効率設計指標(EEDI)で、次期規制値「フェーズ3」に先取り対応したデザインの船舶が、新造商談に登場し始めている。続き

2020年11月19日

韓国造船、大手は中大型タンカーで受注攻勢、中堅以下は売却前に操業確保狙う

 韓国造船所が受注攻勢をかけている。手持ち工事確保が課題となる中で、LNG船やコンテナ船、海洋関連の新規商談が低迷しており、大手は消去法的にVLCCやスエズマックス・タンカーで積極続き

2020年11月19日

沖電気、海中から船舶へ安定した映像を伝送、業界初の水中音響通信の実証実験

 沖電気工業(OKI)は18日、同社グループのオキシーテック(OKIシーテック)と、波浪によって揺れ動く洋上の母船に対して海底・海中から安定した映像を伝送する、水中音響通信技術を用続き

2020年11月19日

中国の新造船受注、操業確保で増加、10月は今年2番目の高水準の305万重量トン

 中国船舶工業行業協会(CANSI)によると、中国造船業の今年1~10月の新造船受注量は前年同期比7%減の1980万重量トンだった。10月単月は前年同月比77%増の305万重量トン続き

2020年11月19日

筑波大スタートアップ、水中ドローン、多様な用途に期待、品質向上へ資本・業務提携

 産業用水中ドローン(ROV)メーカーである、筑波大学発のスタートアップ企業FullDepth(フルデプス、本社=茨城県つくば市)は17日、製品の品質向上や海外市場への製品・サービ続き

2020年11月19日

ABS、感染症軽減で初の認証

 米国船級(ABS)はこのほど、「船舶および海洋構造物内における感染症の拡大阻止のためのABSガイド」を発行し、それに伴い基準に適合していることを示す船級符号を新設したと発表した。続き

2020年11月19日

ABB、クルーズ船に電気推進装置

 ABBは17日、イタリアのフィンカンチェリで建造する新造クルーズ船5隻に、ポッド型電気推進装置「アジポッド(Azipod)」を供給すると発表した。契約金額は約1億5000万ドル(続き

2020年11月18日

現代重工、VLCC10隻受注、船価8840万ドル、タンカーで受注攻勢

 韓国の現代重工業グループは、大洋州地域の船主からVLCC計10隻を受注した。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が17日、証券取引所に明らかにした。10隻は2023年8月続き

2020年11月18日

サムスン重工、スエズ型タンカー最大5隻受注、船価5810万ドルで

 韓国のサムスン重工業は17日、大洋州地域の船主からタンカー3隻を受注したと証券取引所に告示した。契約総額は1946億ウォン(約1億7450万ドル)で、船価は1隻当たり5810万ド続き

2020年11月18日

揚子江船業、59型バルカー2隻正式受注、宝鋼集団向け

 中国民営造船大手の揚子江船業は、同国国営鉄鋼大手、宝鋼集団向けの5万9000重量トンバルカー2隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が16日明らかにした。納期は2022続き

2020年11月18日

韓国造船、大宇造船のみ増益、1~9月はサムスンが最終赤字、現代と韓進は減益

 韓国主要造船所の2020年1~9月期決算が出そろった。最終損益段階ではサムスン重工とSTX造船海洋が赤字で、現代重工グループと韓進重工はウォン高の影響などもあり減益だった。現代と続き

2020年11月18日

サムカンM&T、ステンレス製ケミカル船受注、韓国船社向け最大2隻

 韓国のサムカンM&Tは16日、同国船社からSUS316L鋼板を使用したステンレス仕様の1800重量トン型ケミカル船1隻を受注したと証券取引所に告示した。韓国現地紙によると、契約に続き

2020年11月18日

コングスバーグ、シャトルタンカー概念設計が好調

 コングスバーグ傘下のコングスバーグ・マリタイムは13日、2020年中に、シャトルタンカーのコンセプト設計12件の契約を受注したと発表した。契約総額は4億ノルウェークローネ(約46続き

2020年11月18日

ABB、EU洋上風力計画にソフトウェア

 ABBは12日、持続可能なオフショアエコシステムを目指すEUのアトランティス・プロジェクトに、アドバイザリーシステムの新モジュール「OCTOPUSソフトウェア」を提供すると発表し続き

2020年11月17日

《連載》新造船発注残分析④、タンカー新造市場、韓国など上位数社に受注残が集中、中国民営も躍進

 バルカーに次いで建造ヤードの多いタンカーだが、受注残の状況からここ数年の発注動向をみると、一部の建造ヤードに発注が集中する傾向がある。韓国造船大手を中心に従来からタンカーを主力と続き

2020年11月17日

三井E&S造船、新開発の87型バルカー1番船竣工、幅広い貨物トレードに対応

 三井E&S造船は16日、千葉工場で建造していた8万7000重量トン型バルカー“Ocean Gold”(1988番船)を引き渡した。環境対応・低燃費船シリーズ「neo」の第7弾「n続き