1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2020年12月14日

VLCC、新造発注が増加、50隻超が表面化、需給や発注意欲への懸念も

 VLCCの新造船の発注が秋口以降増加している。今年表面化した新造成約は内定船や建造オプションを含めると、50隻超の高水準に達している。韓国造船所が秋口以降に積極的な受注を展開して続き

2020年12月14日

ケッペル、アウィルコに掘削リグ解約通知、仲裁手続きへ

 ケッペル・コーポレーションはこのほど、ケッペルFELSが英国の海洋掘削会社アウィルコ・ドリリングから受注していたセミサブ(半潜水)式掘削リグ1基の契約終了を通知した。両社が4日発続き

2020年12月14日

バルチラ、コンテナ船に推進装置

 バルチラは9日、ヤンミン・マリン・トランスポートが所有するコンテナ船2隻に、固定ピッチプロペラと省エネ型プロペラキャップ「エネルゴプロフィン(EnergoProFin)」を提供す続き

2020年12月14日

大宇造船、労働法改正で潜水艦3隻の納期延期

 韓国の大宇造船海洋は、韓国海軍から受注していた潜水艦3隻の納期を勤労基準法の改正の影響で延期したと証券取引所に告示した。  対象となった潜水艦の建造契約は2012年に受注した2隻続き

2020年12月11日

造船9社らゼロエミ船開発の新組織、技術集約し共同設計、23年にも売り出し

 日本の主要造船9社らがこのほど、先端的な環境性能船を共同で開発する新法人「次世代環境船舶開発センター」を立ち上げた。各社が技術と人を持ち寄り、アンモニアや水素、電池を燃料としたゼ続き

2020年12月11日

環境船開発センター、設立会見、未曽有の危機が技術結集を後押し

 国内造船所の船型開発の新法人「次世代環境船舶開発センター(PDCGS)」は10日、横浜市内で設立記者会見を開いた。「未曽有の危機」にある日本造船業として、従来とは異なる危機感が今続き

2020年12月11日

<DIGITAL×Shipping>相浦機械、チップクレーン自動運転で実証試験、21年度中の実用化へ大きく前進

 相浦機械は、同社が本年度開発中のチップ船向けクレーン部分自動運転装置の実証試験を今月10日完了した。大島造船所と日本郵船の協力を得て、同造船所で建造中の木材チップ専用船に同装置を続き

2020年12月11日

海技研、自動運航船テーマの講演会、実用化への戦略など紹介

 海上技術安全研究所(海技研)は10日、自動運航船をテーマとした講演会をオンラインで開催した。国土交通省や企業の有識者らが自律運航船の実現に向けた取り組みや戦略などについて講演した続き

2020年12月11日

MAN、セネガル沖FPSOにコンプレッサー

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は8日、セネガル沖サンゴマール油田で運用されるFPSO(浮体式原油生産・貯蔵・積出設備)向けに、遠心式圧縮機6基を受注したと発表した。MO続き

2020年12月10日

新造船受注量予測、来年は厳しさ継続も今年より好転、日韓中で倍増の4368万トン

 「21年も厳しい状況が続くも、20年の新造船発注量は上回る。次世代燃料船などGHG対策の動向が焦点」―。来年の新造船マーケットについて、国内の関係者の多くはこのような認識を持って続き

2020年12月10日

実海域のものさし、次は国際普及、日本の共同研究で性能評価法を確立

 船舶の実海域での性能を客観的に評価する手法確立を目指して、日本の海事クラスターが共同で進めた3年間の研究開発プロジェクト「OCTARVIA」が、このほど完了した。実海域性能を設計続き

2020年12月10日

11月の日本の新造船受注、大型船などで16%増の79万トン、海外向けゼロ

 日本船舶輸出組合が9日発表した今年11月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は15隻・79万総トンで、トン数ベースで前年同月比16%増となった。VLCCやコンテナ船など大型船の契続き

2020年12月10日

日本の新造船受注残、横ばいの1403万トン

 日本船舶輸出組合がまとめた今年11月末時点の手持ち工事量は290隻・1403万総トン(619万CGT)だった。10月末時点から横ばいとなった。  納期別の内訳は、2020年度引渡続き

2020年12月10日

NK、ROV/AUVのガイドライン発行、運用上の安全対策や活用事例など記載

 日本海事協会(NK)は9日、無人潜水機で遠隔操作が可能なROV(Remotely Operated Vehicle)と、自律的行動が可能なAUV(Autonomous Under続き

2020年12月10日

サムスン重工、独自の再液化システム開発、ABSから詳細設計認証

 韓国のサムスン重工業は7日、低圧エンジン(XーDF)の再液化システム「X-Reli」を独自に開発し、米国船級協会(ABS)から詳細設計認証を取得したと発表した。  再液化システム続き

2020年12月10日

名村造船/函館どつく、新開発の38型バルカー1番船竣工

 名村造船所グループの函館どつくは先月、建造していた3万8000重量トン型バルカー“Global Yuquot”を引き渡した。名村造船と函館どつくが共同開発した「HIGH BULK続き

2020年12月9日

大宇造船、LNG焚きVLCC10隻内定、同社初、世界で3件目

 大宇造船海洋はこのほど、欧州船主とLNG二元燃料推進のVLCC10隻の建造でLOI(発注内示)を交わしたようだ。韓国現地紙などに明らかにした。正式契約は来年第1四半期を予定してお続き

2020年12月9日

現代重工グループ、2年ぶり海洋プラント受注、ミャンマーガス田向け

 韓国の現代重工業グループは、ミャンマーのシュエ(Shwe)ガス田向け海洋プラントを受注したようだ。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋がポスコインターナショナルから同ガス続き

2020年12月9日

名村造船、新開発の100型BC1番船竣工

 名村造船所は7日、伊万里事業所で建造していた10万重量トン型バルカー“Cape Ace”を竣工した。同船は同社が新規開発した幅広浅喫水10万重量トン型バルカーシリーズの1番船とな続き

2020年12月9日

ノルウェー企業、完全バッテリー駆動フェリーに推進器

 推進システムを手掛けるノルウェーのサーボギアは4日、世界初の完全バッテリー駆動型高速フェリーを目指すプロジェクト「トラム(Tram)」に、可変ピッチプロペラ「エコフロー・プロパル続き