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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年5月27日

住友重機械、アフラ1隻追加受注、ルンドクビスト向け

 情報筋によると、住友重機械はこのほど、フィンランド船主ルンドクビストから11万2000重量トン型のアフラマックス・タンカー1隻を追加受注した。昨年半ばの受注が表面化したもので、納続き

2021年5月27日

永久磁石型軸発電機モーター開発へ、大宇造船ら

 韓国の大宇造船海洋は21日、暁星重工業と、大容量永久磁石型の軸発電機モーターシステム(SGM)の国産化共同研究開発に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。全船種に適用可能な永続き

2021年5月26日

《連載》新造船供給量の変化②、韓国の大型船建造余力残りわずか、23年まで受注、24年以降もLNG内定済み

 韓国大手造船所が、昨年末から新造船の受注をハイペースで積み上げている。昨年まで22~23年の操業確保が課題とされていたが、これが一転し、23年までの線表を確定しつつある。24年以続き

2021年5月26日

《連載》次代への戦訓/ナカシマプロペラ会長 中島基善氏③、新規事業とビジネスモデルの転換

 私が入社してすぐのころ、第1次オイルショックが発生して経営が悪化し、当社はリストラを敢行することになった。当時私は東京支店駐在だったため具体的にどのように人員整理を進めたかは分か続き

2021年5月26日

大島造船、100型バルカー2隻追加受注、台湾船社ユーミン向け

 情報筋によると、大島造船所は、台湾船社ユーミン・マリン・トランスポート(裕民航運)から10万重量トン型バルカー2隻を追加受注したようだ。ユーミン・マリンがこのほど、子会社の裕民航続き

2021年5月26日

現代重工グループ、VLGCなど新造船6隻受注、尾浦はコンテナ船とMR型

 韓国の現代重工業グループは24日、大型LPG船(VLGC)など新造船6隻を受注した。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が大型LPG船(VLGC)計2隻の受注を韓国現地紙続き

2021年5月25日

《連載》新造船供給量の変化①、パナマ型、建造能力ピーク時半減、撤退相次ぐ、コンテナ船とも船台競合

 造船所の建造能力が過去10年かけて徐々に縮小に進む中、にわかに訪れたコンテナ船などの新造発注ブーム。これにより、新造船の供給能力は「昔のイメージとはかなり違ったものになっている」続き

2021年5月25日

《連載》次代への戦訓/ナカシマプロペラ会長 中島基善氏②、玉島工場建設で業界に貢献

 船舶の大型化は、舶用メーカーにとっても大きなテーマだ。製品の大型化や増産にどう対応するか。そこでは設備投資の判断が必須になる。  当社が舶用プロペラの大型化に取り組み始めたのは、続き

2021年5月25日

韓国造船大手、1~4月新規受注8倍超の154億ドル、発注ブームで既に161隻成約

 韓国造船大手3社の造船・海洋(オフショア)部門の今年1~4月累計の新規受注実績は計161隻・154億ドルで、前年同期の8.5倍(受注金額ベース、以下同)となった。メガコンテナ船を続き

2021年5月25日

日本造船工業会、次期会長に三菱重工の宮永会長、「造船の潜在力で意見一致」と斎藤会長

 日本造船工業会の次期会長に三菱重工業の宮永俊一会長(写真)が内定した。6月17日に開催される定時総会で正式決定する予定。斎藤保・現会長は宮永氏について、「いろいろとお話をしたが、続き

2021年5月25日

造工斎藤会長、海事産業強化法が「大きな力に」、鋼材高騰で船価上昇も

 日本造船工業会の斎藤保会長は24日、任期中最後となる会見をオンラインで開催し、2年の造船業を振り返った。任期中のトピックスとして、このほど成立した海事産業強化法を挙げ、「国家支援続き

2021年5月25日

青島北船重工、210型バルカー計4隻受注、台湾の中国航運とユーミン向け

 中国国営造船グループ中国船舶集団(CSSC)傘下の青島北海船舶重工はこのほど、台湾船社2社から21万重量トン型バルカーそれぞれ2隻を受注した。青島北海船舶重工が21日、台湾の中国続き

2021年5月25日

蕪湖造船廠、アスファルト船最大2隻受注

 中国現地紙によると、中国民営造船所の蕪湖造船廠は、カナダのMCアスファルトから1万2000重量トン型のアスファルト・タンカーを受注したようだ。納期や船価は不明。  受注したアルフ続き

2021年5月24日

《連載》次代への戦訓/ナカシマプロペラ会長 中島基善氏①、世界がマーケット、シェア獲得へ邁進

 舶用プロペラで世界トップシェアを握るナカシマプロペラ。日本の舶用メーカーとしてM&A、国際化、新規事業への多角化などに意識的に取り組んできた。1996年の社長就任後、約四半世紀に続き

2021年5月24日

川崎重工、ドリアンLPGからVLGC受注、国内外からLPG焚き船成約

 川崎重工業は、大型LPG船(VLGC)を保有・運航するドリアンLPGからLPG二元燃料推進の8万4000立方㍍型VLGC1隻を受注した。ドリアンLPGが19日、決算発表の中で明ら続き

2021年5月24日

韓国造船業、鋼材高と赤字受注で収益悪化傾向、1~3月は4社赤字・3社減益

 韓国主要造船所の2021年1~3月期決算は、現代重工グループ3社が減益だったほか、大宇造船海洋とサムスン重工など4社が赤字決算だった。昨年までの受注低迷の影響で、操業ダウンによる続き

2021年5月24日

常石造船、新42型バルカー1番船竣工、積載能力向上と汎用性両立

 常石造船は21日、新船型となる4万2000重量トン型バルカー「TESS42」のシリーズ1番船を竣工したと発表した。グループの中国の常石集団(舟山)造船で1番船を建造し、13日に引続き

2021年5月24日

南京金陵、寧波海運から50型バルカー追加受注

 中国の招商局南京金陵船舶(旧南京金陵船廠)は、同国船社の寧波海運から4万9800重量トン型バルカー1隻を追加受注した。寧波海運がこのほど発表した。納期は2022年末。船価は不明。続き

2021年5月24日

コングスバーグ、客船をハイブリッド化

 コングスバーグ・マリタイムは11日、ノルウェーの造船所Myklebust Verftがレトロフィット(改造工事)を行う旅客船3隻に、エネルギー貯蔵システムなどを搭載すると発表した続き

2021年5月21日

一部船種で生産能力縮小が顕著に、造船所の撤退影響、コンテナ船大量発注で船台ひっ迫

 造船所の船台事情が大きく変化している。コンテナ船新造発注ブームの影響で、メガコンテナ船やフィーダコンテナ船を建造する船台の期近な納期が一気に埋まった。これが他船種にも影響を及ぼし続き