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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年12月2日

韓国造船大手が自律運航開発前進、HD現代は自律・遠隔統合実証、サムスンは研究船

 韓国造船大手が自律運航の実証を進めている。HD現代はこのほど、複数の陸上センターから継続的に遠隔制御する技術の実証航海に成功し、自律運航と遠隔の融合システムとして商用化に歩み出す続き

2024年12月2日

中北製作所、韓国バルブメーカーの全株式取得、海外展開強化へ中国子会社設立も

 中北製作所は11月26日、韓国のバルブメーカー、エースバルブ(ACE VALVE)の全株式を取得すると発表した。舶用バルブなどの製造・販売を手掛ける中国子会社も設立する。M&A(続き

2024年12月2日

新大洋造船、新造船累計建造100隻到達、今年は年間25隻以上竣工

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船はこのほど、同社の設立以来建造100隻目となる新造船を引き渡したと発表した。新大洋造船は、2018年にSUMECグループと続き

2024年12月2日

ノースパワー、中国に円筒帆の新工場開設、27年末までに年間100基生産へ

 ローター式円筒帆「ローターセイル」を展開するフィンランドのノースパワーは11月26日、中国江蘇省大豊市に、世界初のローターセイル専用工場を開設したと発表した。当初は年間50基の生続き

2024年12月2日

豪艦艇計画、政府が「もがみ型」護衛艦の移転容認

 オーストラリア海軍が新型フリゲート艦の建造計画で日本の「もがみ」型護衛艦(FFM)を最終候補に選定したことを受けて、経済産業省は11月28日、「もがみ型」が選定された場合は海外移続き

2024年11月29日

造船業、官公庁向けも工事需要拡大、艦艇・巡視船の新造・修繕が増加

 造船業で艦艇や巡視船など官公庁向けの事業の存在感が一段と高まっている。国際的な地政学や、周辺の海上安保環境の変化を背景にいずれも隻数が増強されており、新造と修繕の工事需要が拡大し続き

2024年11月29日

三菱化工機、舶用機械は受注堅調、油清浄機の用途開発に注力

 三菱化工機は26日、2024年4〜9月期決算説明会を開いた。田中利一社長は舶用機械について、「油清浄機、EGR(排ガス再循環)エンジンシステム用排水処理装置とも堅調な受注環境にあ続き

2024年11月29日

揚子江船業、新設計の4300TEU型船2隻受注、ギリシャ船主ユーロシーズ向け

 中国民営造船大手の揚子江船業グループは、ギリシャ船主ユーロシーズから4300TEU型コンテナ船2隻を受注した。ユーロシーズが20日発表した。受注した4300TEU型船は新設計船と続き

2024年11月29日

内海造船、小型艦に続き中型輸送艦を進水、瀬戸田工場で艦艇シリーズ建造

 内海造船は28日、瀬戸田工場で建造中の防衛省向け新型輸送艦(LSV)“ようこう”を進水した。先月1番艦を進水した小型級輸送艦(LCU)3隻とともに、瀬戸田工場で防衛省向けの新型艦続き

2024年11月29日

ストームジオとNK、都内で脱炭素化セミナー

 アルファ・ラバル傘下で、船舶運航最適化ソリューションを提供するストームジオと日本海事協会(NK)は26日、「海運の脱炭素化への道:CIIからFuelEU Maritimeまで」を続き

2024年11月28日

ドローン開発のファインドアイ、NKの革新技術認証を取得、ROVシミュレーターで

 調査に特化したドローンの開発・販売などを手掛けるFINDi(ファインドアイ、本社=東京都港区)が開発した水中ドローン(ROV)シミュレーター「FF Virtual」が、革新技術を続き

2024年11月28日

東北電技ソリューションズ、船舶通信管理ソフトを展開、内航船のDXを支援

 米スペースX社の衛星通信サービス「スターリンク(Starlink)」の導入が拡大し、海上通信環境が急速に進化する中、カシワグループの東北電技ソリューションズ(本社=宮城県塩竈市)続き

2024年11月28日

WinGD、技術セミナーで新燃料機関など説明、アンモニア主機の受注は23基に

 WinGDは26日、都内で技術セミナーを開催した。現在開発中の次世代燃料焚きエンジンについて、メタノール燃料焚き主機関「X-DF-M」は累計受注が52基、アンモニア燃料焚き主機関続き

2024年11月28日

英BARテクノロジーズ、三菱商事・NSYと硬翼帆で覚書、設計に反映し日本で普及

 風力推進装置を手掛ける英国のBARテクノロジーズは25日、三菱商事、日本シップヤード(NSY)と覚書を交わしたと発表した。同社製の硬翼帆「WindWings」で、三菱商事が日本代続き

2024年11月28日

モロッコが自国造船業の振興計画、2040年までに商船100隻国内建造

 モロッコが自国造船業の振興計画を立ち上げた。労働力と立地を活かし、造船・修繕業を国の新たな経済の柱へ育成する考え。漁船や作業船の修繕とバルカーなどの建造から手掛けて技術力を高め、続き

2024年11月28日

HJ重工、7900TEU型船4隻受注、船価1.09億ドル、26年以降竣工

 韓国のHJ重工業は25日、欧州船主から7900TEU型コンテナ船4隻を受注したと発表した。4隻は2026年から順次引き渡す予定。契約総額は4億3600万ドルで、船価は1隻当たり1続き

2024年11月27日

江南造船、LNG船1番船竣工、中国2社目の大型LNG船建造ヤードに

 中国船舶集団(CSSC)の江南造船は25日、アブダビ国営石油ADNOC向けに建造していた17万5000立方メートル型LNG船“AL SHELILA”を引き渡した。CSSCが同日発続き

2024年11月27日

韓国・日本の造船業、建造量拡大のカギは海外活用、国内の労働者不足で

 自国内の労働者不足により新造船の建造能力が頭打ちとなっている日本と韓国の造船業だが、増産のカギはDXによる効率化とともに、人手が豊富な海外の活用になっている。  韓国のHD現代続き

2024年11月27日

ベトナム船社、日韓中ら造船所に新造船8隻発注へ、中型バルカーとMR型建造

 ベトナムの国営船社ベトナム・オーシャン・シッピング(VOSCO)は25日、新造船8隻と中古船2隻の船隊整備計画を発表した。整備する新造船は6万2000〜6万6000重量トン型のウ続き

2024年11月27日

日舶工、10チームが社会課題解決策提案、次世代海洋エンジニア会が成果報告

 日本舶用工業会(日舶工)が若手技術者の人材育成の一環として実施する「次世代海洋エンジニア会(NGMEA)2期」の第4回交流会が22日、都内で開催された。最終回となる今回は、これま続き